数学のOKTV

玄関

OKTV(Országos Középiskolai Tanulmányi Verseny)(ハンガリーの全国高校生学術コンテスト)のハナシ、続けます。
関連過去記事はコチラ

各高校で行われるOKTVの一次試験、科目によってテスト時間は違うのですが、時間が短い科目でも3時間、長い科目だと5時間の長丁場です。(←ワタシがテスト監督を経験した科目の場合ですが)

5時間のテストというのは、数学。
あと、他にも何か5時間の科目があった気がするけど、何だったか覚えてない。
数学のテスト監督は5回くらいやらされたので、よく覚えてるの。
^^;

残念なことにワタシは学生時代、数学が全然出来なかったので、正直、テスト監督しながら 「お前ら5時間もかけて数学で何やってんだ???」 …と、純粋に不思議に思っていたので、良く覚えてる〜〜。
(;∀;)

ま、ワタシにはよく分からんけども、問題は2〜3問くらいしかないテストで、大量の計算問題を与えられて5時間というわけじゃなかったみたい。
たぶんTVドラマとかで、数学者の人とかが黒板いっぱいに数式書いて証明するような、そーゆー問題なんだと思う。
スゲーよな…(@_@。

 
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5時間のテスト

体育館

今回もOKTV(Országos Középiskolai Tanulmányi Verseny)のテスト監督のことを書きます。(←参照過去記事はコチラ)

OKTVは日本語で言うなら「全国高校生学術コンテスト」で、科目ごとのハンガリー全国第一位の高校生を決めようというコンテスト。 だから各高校で行われる一次試験といえども それほど楽なテストではないのです。
(ちなみに一次試験は各高校でやるんですが、各校で勝手にやるわけじゃなくて、本部から指定された日時を守ってテスト用紙を開封してテストを行います。)

科目によってテスト時間も違うんですが、ワタシが監督を担当したテストの中で最長時間のテストは、5時間!!

5時間のテストって、スゴくない???
ワタシ自身、5時間のテストって受けたことがないよ。

規定の時間は5時間ですが、早くに出来上がってしまえば 1時間で提出して帰ってしまってもイイんですけどね〜。
でも、元々5時間と指定されているテストが1時間で終わるとは考えにくく、1時間で提出する生徒はテストの難しさに音を上げて諦めてるんだと思うケド…。^^;

テスト時間中、受験者トイレとかで途中退出することは出来ます。でもテスト監督はそういう時、「生徒A、15時50分から15時55分まで退出」とか、しっかり記録します。

あと、受験時の生徒の座席の位置関係とかも記録。それから生徒がテストを終えて提出した時間と生徒名も記録しなくちゃならないの。

だからテスト監督は途中退出できません。
(´;ω;`)

さすがに5時間のテストのときは、途中で様子を見に来た先生とかに一時交代してもらってトイレには行かせてもらってたケドね〜〜。
(゚∀゚)

 
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OKTVも11月

ドナウ川

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)時代、11月はOKTVの試験監督の職務が課される時でもありました。

OKTVというのは、Országos Középiskolai Tanulmányi Versenyの頭文字をとった略称で、ハンガリーの「全国高校生学術コンテスト」って感じのモノです。

例えば歴史なら歴史の一次試験が 11月のある日、全国一斉に各校で行われ、その結果が良かった人のみが、二次試験に進むことができる。二次試験で良い結果を出せた者のみが三次試験へ…と、最終的にはその年度の歴史科目の映えある高校生全国第一位の生徒が決まるというもの。

高校生全国1位を決めるテストなので、一次試験の段階からそれほど易しいわけじゃない。だからOKTVを受けるのは、その科目に自信がある生徒だけです。
フニャ高で1人だけしか受験しないような科目もあるのよ〜。

しかし受験者が1人きりでも試験監督が最低1人は必要なわけ。ただし、不正防止のため その科目の担当教師は試験監督が出来ないことがルール。

だから生徒に答えを教えたりする心配のないワタシはOKTVの試験監督役には適任だったらしく、OKTVの一次試験が行われる11月から12月の初旬にかけて、当時のフニャ高教職員の中で最多のOKTV試験監督を課せられていたのでした。

ワタシが辞めちゃってから、フニャ高のOKTVは誰が監督やってるんだろう???…と、思ったりする。
(^.^;

 
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面接試験

校庭

日本の学校は まだあと1ヶ月近く夏休みになりませんが、ハンガリーの学校であるフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)は今頃はもう夏休み中のはず。

ハンガリーの学校には夏休みの宿題ってヤツがありませんので、ハンガリーの子供らは、今ごろ絶賛夏休み大満喫中ですョ。 羨ましいですな!!
^^;

でも、学校そのものはまだ夏休みじゃありません。
6月後半の高校では、高校卒業試験の後半戦、面接試験が行われるんです。
(;∀;)

ハンガリーの高校卒業試験は、基本的に筆記試験と面接試験がセットなので、5月にある筆記試験だけでは終わらないの。 6月にある面接試験まで受けないと、終わらないのよ〜〜。

筆記が始まるのが5月初旬で、面接は6月。全部終わるのに2ヶ月近くかかるよ。
(゚∀゚)

二ヶ月間、毎日試験を受けてるわけじゃナイけどね〜〜。^^;


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試験は正装

卒業式 写真(↑)は昨年のフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)の卒業式。
卒業生たちが列になって校舎内を行進中の場面。場所は懐かしの職員室〜。
(;∀;)♡

フニャ高は私服通学の学校で、制服はありません。でも、卒業学年になるとクラスごとにお揃いのスーツを誂えます。

女子はスーツの代わりにワンピースのクラスがあったりするし、襟とかスカートとかの形が個人個人で違ったりもするんですが、色・生地を揃えることでお揃いの統一感を演出。
男子は、ま、スーツなのでお揃いです。

で、晴れの卒業式には そのお揃いのスーツを着るわけなんですが、高校卒業試験のときも そのスーツ着用なんです。面接試験の時だけじゃなく、筆記試験のときもスーツ!!

筆記試験の時の服装は、何でもイイんじゃない???…と、ワタシは思ってたので、同僚に聞いてみたことがあったんですが、
「卒業試験は正式な試験だから、正装が当然!」…だそうで。
(゚∀゚)ヘェ~、ソウナンダ…

 
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