ハンガリーの祝日は、日本と比べるとかなり少ないのですが、少ない祝日の多くがクリスマスとか、イースターなど、キリスト教の祭日由来のものです。
ハンガリーの国の記念日を由来とする祝日は、年に3回。
1つは8月20日の建国記念日。
あとの2つは、前回のこのブログでも出てきた3月15日の「1848年ハンガリー革命の記念日」と、10月23日の「1956年のハンガリー動乱の記念日」です。
フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では毎年、3月のハンガリー革命の記念日の時、10月のハンガリー動乱の記念日の時の両方とも、恒例の学校行事として式典がありました。
(上写真(↑)は、2019年3月14日のフニャ高での式典のもの)
毎年それぞれの式典を眺めていましたが、この2つは起こった時代も100年ほどの隔たりがあるし、ま、それ以外にも色々と違う点が多いと感じていました。 ただ、「ハンガリー革命」と「ハンガリー動乱」、どちらも成功しなかった革命の記念日だという点が数少ない共通点かもしれません。
建国記念日はともかく、失敗した革命の記念日を祝日にするなんて、ハンガリーって面白いなぁ…って、個人的には思ってましたね〜。