路面電車でミニツアー♪ (路面電車がブダペスト観光にオススメな理由3つ)


19番路面電車の中
(↑) 路面電車(19番)の車内

路面電車(トラム)(ハンガリー語ではヴィッラモシュ)に乗るのが好きです♡

ブダペスト市内の公共交通を牛耳って(?)いるのはBKV(ベー・カー・ヴェーと発音する)という会社。 市内を縦横無尽に走っている「地下鉄」「バス」「トローリーバス」「路面電車」そしてブダペストから郊外へ向かう路線を走っている「へーヴ」という通称の緑色の電車。  さらに『ブダ王宮』へ昇る「ケーブルカー」やドナウ川を運行する船にもBKVの定期運航便があり、「登山鉄道」『マルギット島』の中の観光遊覧バスもあったり♪  また、それぞれの乗り物に またそれぞれ色々な型の車体がある…たとえば路面電車も市内全部の路面電車が同じ形ではなく色々なんです。 

BKV(ブダペスト市内の交通)の他に、地方への路線を網羅する電車(MÁV)や、バス(Volánbuszなど)もあるので、市内を行き来している乗り物の種類が豊富! ブダペストって 乗り物好きな人には なかなか楽しめる街なんじゃないかな~と思います(#^.^#)

ブダペストは観光地ですので 観光客のためのガイド付き観光バス(二階建てバス)などもあり、観光でブダペストを周るならそういうバスも便利だと思います。(ワタシは乗ったことがないケド~(^^ゞ ) しかしワタシは、地元庶民の足であるBKV、なかでも路面電車は観光にもオススメだと思っています。

そこで今回は、ワタシがブダペストの路面電車が観光にオススメだと思う理由3つ!!

■ 路面電車オススメ理由1: 速度がゆっくり♪

ブダペストの中を早く移動したい場合、一番早いのはたぶん地下鉄だと思いマス。(自動車は渋滞に巻き込まれる場合があるので、いつも速いとは限らない。)でも、ブダペストは東京とは違って地下鉄網が張巡らされているわけではないので、目的地に地下鉄路線が通っているなら…という条件付きですが(^^ゞ   しかし地下鉄は景色が見えないので、観光向きではありませんね?

その点、地上をゆっくりめの速度で走る路面電車は、ゆったりと街の景色を観たいという観光のニーズに適していると思います♪

19番トラムツアー 1
(↑) 19番トラム、『バッチャーニ広場』から出発進行~♪

 

■ 路面電車オススメ理由2: ルートがなかなか良い♪

観光地で何をしたいか 何を見たいかというのは人それぞれなので、異論もあるかもしれませんが、ブダペストで路面電車が走っているルート沿いには観光名所が多く含まれています。 だから 路面電車に乗って外を眺めているだけで、ブダペストの名所のかなりの部分を網羅するコトができます。
(路線にもよるけれど)比較的に本数も多く走っているので、よく見てみたい場所があったら途中下車して、また次の電車に乗って先へ進む…なんてことも出来るんじゃないかなぁ?

19番トラムツアー 2
(↑) 『くさり橋』が近づいてきました。

19番トラムツアー 3
(↑) 『くさり橋』のライオンさん。

19番トラムツアー 4
(↑) 『くさり橋』を通り過ぎました。

 

■ 路面電車オススメ理由3: 経済的♪ 

実を言うと、「途中下車」をしてしまうと 切符を1枚使ってしまうことになるので、目的地の前で途中下車するのは経済的とは言えません。 ですが、BKVには24時間有効・72時間有効・1週間有効…といった『パス』があり、市内の地下鉄・バス・トローリーバス・路面電車・ヘーヴのブダペスト区域内・登山鉄道は何回でも乗り降り自由! 乗れば乗るほどお得になります♪ だから、自分の旅のプランに合わせたパスを買って、路面電車を乗ったり降りたり戻ったりしながら歩き回ったら、すぐに元がとれちゃいますョ。

路面電車は安価で自由に観光名所を楽に見て回るのに最適な乗り物。 観光客にもオススメです。

ちなみにこの記事にアップした写真は昨年末の大晦日(2013年12月31日)に、ブダ側のドナウ川沿いを走っている19番の路面電車の中から撮ったものです。(大晦日はさすがに人が少なかった。) こんな景色を眺めながら路面電車でブダペストをザッと見て回るのも良いんじゃないかなぁ~(^_^)??

以下、19番の路面電車で行くドナウ川沿いミニツアーの続きをどうぞ♪

19番トラムツアー 5
(↑) 『くさり橋』の次に通るのは 白い『エルジェーベト橋』。

19番トラムツアー 6
(↑) 『エルジェーベト橋』の次は、緑色の『自由橋』。

19番トラムツアー 7
(↑) 49番の路面電車は『自由橋』を渡ります♪

19番トラムツアー 8
(↑) 『自由橋』

19番トラムツアー 9
(↑) 他の路面電車とすれ違うところ。

19番トラムツアー 9
(↑) 『ゲッレールト広場』(ゲッレールト ホテルの前)の停留所から、ドナウ川沿いを離れます。

19番トラムツアー 10
(↑) こういった普通の街並みを眺めながらの路面電車ミニツアーも楽しいですョ♡

 

大晦日は人が少なく、路面電車の中でも写真が撮りやすくて良かったです。
乗客が多い時は、写真を撮るのはちょっと難しいかな。
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乗客が多い時でも、景色を眺めるのは問題なしだと思います♪
路面電車ツアー、いかがでしょうか?

 

 


時のめぐり合わせと運とお天気


2014年1月3日 濃霧

長いようで短かった(と思う)冬休みも いよいよ終わります(;_;) しかし、今年の冬休みはまるまる2週間ありましたので、やはり例年よりも少しは長いと感じました(^_^)v 例年だと1月3日から勤務開始だったので、大晦日のころには「もうお休みが終わっちゃうぅ~(>_<)」という気分になってしまっていたんですが、今年は5日まで休みだったので正月を迎えた段階ではまだ休みも残っている感じ。 それが個人的にスゴク良かった♡

ワタシはブダペストの外へ出ることもなく、実を言いますと外出することも少ないような おウチ籠りの冬休みを過ごしていたんですが、この年末年始は例年に比べると異常と言っても良いくらいに暖かかったらしいです。 

そう言われてみると確かに例年なら そろそろ1回くらいはまとまった雪が降っても良さそうな時季なのに今冬は降っていないし、樹氷もまだ見ていません。 この冬休み中もしどこかへ旅行していたとしたら、雪に降られることもなかったし、それほどは寒くもなく、気候に恵まれていただろうと思いマス。 旅行の時に大雪だったりすると、ただ寒いだけではなく 歩き回るにもなにかと不便ですし、交通機関が混乱したりもしますものね。 そう思うと おウチ籠りの冬休みは、何だか損をしてしまったような気がしないでもない。  (どこかへお出かけすれば良かったかなぁ…とか(^^ゞ)

しかし、さらによく考えてみると 旅行のときには「濃霧」も困りもんですよね。 濃霧の日はこの2週間の間にもありました。

それでは、濃霧の日には景色がどうなってしまうのか!?

ブダ王宮へ登るケーブルカー(Budavári sikló)の丘の上の方の乗り場からドナウ川を臨むの図が、上の一枚目の写真(↑)

『くさり橋』は撮影場所からすぐ目下のふもとなので何とか霧で霞んだ中に見えていますが…(↓)
1月3日 くさり橋

 

 

ドナウ川を少しだけ上流にのぼったところにあるはずの『国会議事堂』が見えない!(*_*)! (↓)
1月3日 ???

 

 

比較のため、昨年の春先に同じ場所から撮った写真はコチラ(↓)
2013年4月1日 ドナウ川
霧が晴れればこんな景色をバックに記念撮影できるのにねぇ…(>_<)

このようなわけで、雪は無く 寒くもなかったかもしれないけれど、やっぱり冬の旅はね~? やっぱりおウチ籠りで良かったかな。(←負け惜しみ?)(^^ゞ…

 

ワタシのようにブダペストに住んでいれば
同じ場所に何回も行ってみることができますが、
一生に一度のブダペスト旅行のその日に濃霧だったら…
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…やっぱり残念ですよねぇ。
それなりに思い出には残るとは思うケド(^^ゞ


 

 

Boldog karácsonyt kívánok!


メリクリ

Boldog karácsonyt kívánok!
(↑ハンガリー語の「メリー クリスマス!」)
今回アップした写真にあるメッセージ、
„Kellemes Karácsony Ünnepeket!”もほぼ同じ意味で、こちらは「楽しいクリスマスの祝日をお迎えください。」という感じかな。

今日はクリスマス・イブ。 ハンガリーでは12月24日を ”Szent este(意味は『聖なる夜』『聖夜』)” と言います。クリスマスの祝日(つまり仕事は休みで、商店なども休業する祝日)とされているのは、12月25日、26日の二日間。 24日は祝日ではありません。

…ですが、24日はもう祝日モードというか、24日からクリスマスはもう本格的に始まっている感じになっちゃいます。 個人的には24日の午後が一番 祝日っぽいんじゃないか?…とも思ったり。

例えば、ブダペストの公共交通機関。 25日・26日は祝日の時刻表に従って運行。平日よりも本数は少ないものの、終日 運行はしています。
でも、24日の夜は全面運休してしまいます。地下鉄もバスも、トラムもトローリーバスも全~部!!

24日の午前中までは公共交通機関も動いているんですが、午後3時頃にはそれぞれの路線が終電・終バスを走らせて終わり。 公共交通機関が頼りのワタシなどは、24日の午後はもう遠出は出来ません(^^ゞ 自家用車のある人はイイけどね。

公共交通機関がこんな感じなので、24日はお店(スーパー)などもお昼過ぎくらいになるとドンドン閉めてしまいます。 たぶん銀行も昼までしかやってないんじゃないかな。 交通手段が絶たれるため、行って確かめることは出来ませんが、クリスマス・マーケットもお休み。

24日の午前中までは、祝日前の最後の買出しなどで あわただしい人の動きもまだありますが、午後にはそれも落ち着いて、夜は電車もバスも動かないし、静か~になります。 そして夜は家族が揃ってクリスマスのディナーを楽しむんでしょう。 …こちらに家族のいないワタシには関係ないケド~(^^ゞ

それでは、「クリスマスは祝日じゃなくて平日だ!」という ニッポンの皆さまにも
Boldog karácsonyt kívánok!  (=^・^=)

 

2年前のクリスマスにはポーランドのクラクフへ行ってました。
クラクフではクリスマスに
クリスマスマーケットもやっていたし、夜までトラムもちゃんと走っていた。
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「ポーランド人はハンガリー人よりも勤勉だ」
…と思った覚えが…(^^ゞ

 

 


ドナウ川夜景(マルギット橋より)


国会議事堂

夜景写真を撮るのが意外と難しい(?)、ワタシの新たな愛機ソニー Cyber-shot DSC-WX300(T) ブラウン (詳しくはコチラ
このカメラで思うような夜景の写真を自分の思いのままに撮れるようになれるかどうかはワタシの今後の課題デス。

今回は 11月末に撮ったドナウ川の夜景写真の中から、比較的 気に入ったモノをアップします(^_^) (←つまり、ブログには載せない 出来上がりが気に入らない写真もいっぱい撮ってしまった(-“-)・・・ということ(^^ゞ)

撮影は 2013年11月30日、時間は午後5時半過ぎころ。
撮影場所は 『マルギット橋』(橋の中央辺り)

まず、上の写真(↑)は『ハンガリーの国会議事堂』

『国会議事堂』のほぼ対岸辺りに位置する
『漁夫のとりで』『マーチャーシュ教会』(↓)

マーチャーシュ教会
左のほう、ドナウ川に近いところにライトアップされて目立っている二つの塔の建物は、『バッチャーニ広場』に面する『聖アンナ教会』です。

 

『ブダ王宮』(↓)
ブダ王宮

 

ブダ側を全体的に(↓)
ブダ
ライトアップで目立っている建物、
右から『マーチャーシュ教会』『漁夫のとりで』『聖アンナ教会』『ブダ王宮』『くさり橋』

 

おまけ。(↓)
マーチャーシュ教会 ひき

 

今回は、この日に撮った中から
比較的 気に入ったモノだけを ピックアップしました。
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こんな感じで、暗いトコロは しっかりと暗く撮りたかったケド、
なぜかこんな写真(↓)がいっぱい撮れてしまったの…(T_T)
ドナウ川
国会議事堂が燃えてるぅ~~(>_<);; …修行しなくっちゃね(^^ゞ

 

 


中央市場(Nagy Vásárcsarnok)


中央市場 外観

ドナウ川に架かる『自由橋』、その自由橋のペスト側のたもと近くにある『中央市場(Nagy Vásárcsarnok/ナジ ヴァーシャールチャルノク)』は、地元の人が通う生鮮食料品市場であると同時に、観光客も多く訪れる観光スポットでもあります。 レンガ造りの建物の外観もなかなか立派です。(↑)

先週末の土曜日、すご~く久~~しぶりに中央市場へ行ってきました。(たぶん5年ぶりくらい? )

 

■市場(Vásárcsarnok/ヴァーシャールチャルノク)

実は、ブダペストには『市場(Vásárcsarnok/ヴァーシャールチャルノク)』がたくさんあります。

ワタシ自身は 買い物は手近なスーパーで済ませてしまうコトが多いのですが、ハンガリー人はけっこう週1くらいで市場へ通って買い物をしていたりもする人(家族)も多いらしい。 どこでやっているのか知らないけど、週末午前中だけの青空市みたいなのもあるみたいで、「ハンガリーでは市場文化が現役なんだなぁ…」と思います。 

市場(Vásárcsarnok/ヴァーシャールチャルノク)は庶民の胃袋なので、世界中のどこから来たどこの誰でもそこへ行って買い物をすることはできる…とはいえ、ほとんどの市場では基本的にお客は地元の人!というところが多いんじゃないかと思います。 そういう市場は観光客も行って買い物することができるけど、とくに観光客向けに品揃えをしたり、観光客にサービスするためにわざわざ英語や日本語を習ったりはしていない。たぶん(^^ゞ

一方、市場の客層の中に地元民のみならず観光客も想定している(と思われる)のが、上記の『中央市場(Nagy Vásárcsarnok)』

『Nagy Vásárcsarnok(ナジ ヴァーシャールチャルノク)』というのは通称で、直訳すると『大きい市場』 または『Központi Vásárcsarnok(クスポンティ ヴァーシャールチャルノク)』(←直訳は『中央の市場』なので、和名の『中央市場』の語源はこれかな?・・・と)と言ったり、『Vámház körúti Vásárcsarnok(ヴァームハーズ クルーティ ヴァーシャールチャルノク)』(←コレは正面入り口が面している通りの名前および住所に由来する名前)と言ったりするようです。

中央市場 ドライフルーツ

 

 

■庶民の胃袋

中央市場は地上2階、地下1階。
地上階 建物中央は2階天井までの吹き抜けになっていて、2階フロアはその周辺など、部分的です。(ロフト式って感じか?)

中央市場

中央市場メインの地上1階は、
野菜や果物、そして肉製品のお店がズラリ。 フォアグラの缶詰が売っている店や、チーズや香辛料の店等々。

中央市場 野菜

 

中央市場 果物

魚屋さんは地下にあります。
海なし国のハンガリーらしく、品揃えは『鯉』と『なまず』がメインで、水槽にギュウギュウになっていたり・・・(^^ゞ
地下階にはピクルス屋さん、スーパー、アジア系食材の店も。

2階へ行くと、
ハンガリー刺繍や革製品のお店など、食べ物以外のお土産物を探すコトができます。 (『Hungary』とか 『 Budapest』とか書いてある、いかにも「ハンガリーへ行ってきました!」って感じのお土産物もあるョ!!)
また、2階の一角には軽食スタンドが並んでいるので、腹ごしらえはコチラで。 ハンガリーワインのスタンドもあるので、トカイの貴腐ワインを試しに飲んでみることも可能♪ ハンガリー料理レストランでの『ちゃんとしたハンガリー料理』よりも、もうすこし気軽にスナックっぽいものとか、家庭料理っぽい食べ物を楽しめます。

中央市場 フードスタンド

 

 

■観光客もウェルカム!!

中央市場は観光客が多いです。 だから明らかに地元民ではなく、観光客をターゲットにした品揃えのお店も多い。

たとえばお土産用のカロチャ刺繍模様のプリントされた袋に入ったパプリカの店(↓)
中央市場 パプリカ
ウチの実家なんかはパプリカなんて買って帰っても、「こんなにあっても使い切らないから要らない!」…とか言われちゃうけど、やっぱりパプリカはハンガリー土産の定番!!ですから(^^ゞ

 

ハンガリー料理を作るのに便利な調味料のチューブなど。
スパイスの入ったオイルがキレイ♪(↓)
ハンガリーみやげ

カワイイ顔のピクルス(↓)
中央市場 ピクルス

どう見ても子供なのに髭が生えている人形(↓)
ハンガリー男
若い少年は別として、こういう民族衣装姿の大人のハンガリー男には髭は必須アイテムですから!?
コレは売り物じゃなくて飾りだと思うけど、売り物の人形もあります。

旅行中では肉・野菜は買うコトができないかもしれませんが、ビタミン補給のためにちょっと果物を買ってみてもイイかも♪
・・・と、中央市場は観光客にも楽しめる市場です。

●中央市場(Nagy Vásárcsarnok)
 住所:1093 Budapest, Vámház körút 1-3.

 営業時間  月曜   06:00 – 17:00
       火~金曜 06:00 – 18:00
       土曜   06:00 – 15:00
       日曜   定休

 

市場へ行くのは楽しいんですが、滅多に行くコトがありません。
普通の買い物はだいたいスーパーで済ませてしまう(^^ゞ
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勤め人には市場が開いている時間の自由がないのよ。
哀し~い…(;_;)