奇蹟のチョコレート団子!

 

奇蹟のチョコ風味団子

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の給食ファンの皆さま、ごきげんよう。(^_^)

先週木曜日(1月14日)の フニャ高給食のメインディッシュ。(↑)
その名も『奇蹟のチョコ風味団子』だ~☆

ハンガリー語では、『Csoda csokis izű gombóc(チョダ・チョキシュ・イズー・ゴンボーツ)』

「Csoda(チョダ)」とは、「奇蹟」とか「不思議」とかの意味で、よく名詞や形容詞の前に「Csoda」をつけ、「とっても素晴らしい」という意味で使ったりします。

この場合は食べ物なので、「とっても美味しいチョコ風味団子」…ということか。

ワタシも毎日フニャ高の給食を食べる日々が長くなりましたので、たいていのメニューは馴染みになっているんですが、『Csoda csokis izű gombóc(チョダ・チョキシュ・イズー・ゴンボーツ)』というのはフニャ高給食史上 初めてのメニュー!
月曜にメニューを見てから、『奇蹟のチョコ風味団子』って何だろう?…と興味深々だったんですが、はっきり言って中味がチョコクリームという以外は、目新しいモノじゃなかった。(^^ゞ

フニャ高の給食には時々、アプリコットやプルーンのジャムが入ったお団子(粉砂糖がけ)(←甘いメインディッシュ)が出ていて、今回の『奇蹟のチョコ風味団子』は そのチョコクリーム版。 中にチョコ風味のクリームが入ってるというところだけは新しかったですケド。

ハンガリー人はチョコが大好きで、チョコレート風味のものも大好き。だから、今までお団子の中身にチョコ風味クリームのヤツが出てこなかったことのほうが不思議な気がする…。

あ!だから『”奇蹟の”チョコ風味団子』…というわけか!!?(^ ^;;

 

砂糖の摂取を控えようと啓蒙活動をしながら、
甘いメインディッシュのレパートリーを広げるこの矛盾! (^^ゞ
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先週の給食一週間分は、明日アップの予定。
お楽しみに~♪(*^_^*)

 

 

復活!フニャ高☆先週の給食(2016 .01.04~01.08)

2016年1月4日給食

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の給食ファンの皆さま、ごきげんよう。(^_^)

二年目に突入した、大人気『フニャ高☆先週の給食』シリーズ~!!
ハンガリーの高校の給食を 写真と簡単な解説付きで、週一ペースでご紹介しています。(#^.^#)

今回は、フニャ高2015-2016年度、給食開始15週目のフニャ高給食をご紹介します。 
冬休み中はモチロン給食もないので ちょっと久しぶりの「フニャ高☆先週の給食」。 年が明けてもフニャ高給食は健在!…ということで、写真は1月04日(月)~1月08日(金)までの5回分!

まず上写真(↑)は、01月04日(月)のフニャ高給食。

メニューは、
●偽グヤーシュスープ
●カッテージチーズのパスタ
●サラダ
●リンゴ

次、01月05日(火)は、
2016年1月5日給食
●グリーンピースのスープ
●七面鳥肉入りターホニャ(←ターホニャという粒々のパスタ)
●サラダ

次、01月06日(水)は、
2016年1月6日給食
●パスタ入り骨スープ
●豚肉ミートボールとジャガイモ、トマトソースがけ
●サラダ

次、01月07日(木)は、
2016年1月7日給食
●根セロリのクリームスープ
●ゴハン、キノコと鶏肉のシチューがけ
●サラダ
●ミカン

次、01月08日(金)は、
2016年1月8日給食
●ハンガリー風しろインゲンのスープ
●カボチャのフーゼレーク、豚肉のプルクルト添え
●サラダ
●ミューズリー・バー

一週間のメニュー(ハンガリー語)はコチラ(↓)
1月4日~8日給食メニュー

以上が先週、年明け最初の週のフニャ高給食でした。
月曜日のスープ(偽グヤーシュスープ)とメイン(カッテージチーズのパスタ)については、先週、フライングで記事をアップしました。 何度も書いた気がするので耳タコかもしれませんけど、カッテージチーズのパスタには粉砂糖をトッピングして食べるんですョ! キミはパスタ料理に砂糖をかけて食べる勇気があるか!?(^^ゞ

以上、フニャ高給食 一週間でした~♪ (^_^)/

 

今週は甘いメインディッシュも
甘いフルーツスープも出てこなかった(^_^)♪
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モチロン自主的に「カッテージチーズのパスタ」に砂糖をかけたら
甘いメインディッシュの日…ということになったわけだが。(^^ゞ

ニセモノの給食

 

偽グヤーシュスープ

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の仕事始めの1月4日、仕事が始まったのと同時にフニャ高の給食も再開されました。

…ということで、
フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の給食ファンの皆さま、ごきげんよう。(^_^)

今週の全体の給食については 来週改めてご報告するとして、今回は給食再開初日 1月4日の給食から部分的にご紹介。(^^ゞ

上写真(↑)は1月4日のスープ。
「偽グヤーシュスープ(hamis gulyásleves)」

コレ、給食にはたびたびでてくるスープですが、名前にわざわざ「偽」…つまり「ニセモノだ!」と付いている。 その理由は聞いたことないケド、なんとなく想像がつく。

ハンガリー名物の「グヤーシュスープ(gulyásleves)」には肉が入っています。本格的なヤツは牛肉だけど、まぁ、豚肉の場合もある。場合によっては鶏肉だって許容されるかもしれない。
しかし「グヤーシュ」と名乗るには肉が入ってないのは許されない!!

でも「偽グヤーシュスープ」には肉が入ってないのよね。
だから「偽!グヤーシュ」なんですよ。
そうに違いない。

さて、ニセモノのグヤーシュをいただいた後に続く
1月4日の給食メインはコチラ。(↓)
カッテージチーズのパスタ
これもフニャ高給食にはたびたび登場する
「カッテージチーズのパスタ(túrós metélt)」

茹でたパスタに、カッテージチーズとサワークリームを混ぜ混ぜしたソースをかけただけの超!!!シンプル料理!!!!!

味付けはしてなくて、お好みで粉砂糖(!)をかけて食べるので、甘いパスタの範疇にいれておいてもイイ。(^^ゞ もちろん粉砂糖をかけるのがイヤならかけなきゃイイんだが、あくまでも粉砂糖をトッピングするのがハンガリー人らしい食べ方。(←ワタシはかけない。ハンガリー人じゃないから。)

実はコレも「ニセモノ」のにおいがプンプンするメニューなの。(^^ゞ

ハンガリー人がご家庭でも好んで作るパスタ料理に「トゥーローシュ・チュサ(túrós csusza)」というものがあり、パスタにカッテージチーズ&サワークリームのソースをかけるところは給食の「カッテージチーズのパスタ」と同じ。 ただ、「トゥーローシュ・チュサ」の場合はベーコンが入っているのね。

だから「カッテージチーズのパスタ」は「トゥーローシュ・チュサ」と言えないこともない。(^^ゞ

2016年最初のフニャ高給食は、以上のニセモノのランチで開始されました。
今後も請うご期待♪ (^^ゞ

 

ワタシには「何故!?」って感じなんですが、
このブログの給食ネタが好きと言ってくれる人が
けっこういるんですよね~。
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他のネタには特に褒めるべきところはナイ…ということなんだろうか???

 

 

ハンガリーのクリスマスケーキ

 

クルミのベイグリ

以前、
私の家では、クリスマスのケーキはいつも アイスクリームのデコレーション・ケーキに決まってるの!
…と言っている人がいた。
我が家でも クリスマスにはケーキを食べていたものだったけれど、「ケーキであれば種類を問わず(←ホールケーキでなく、カットされた状態で売っているケーキでもアリ)」だったので、家によって色々な伝統があるものだなぁ…と思った覚えがあります。

しかし、アイスクリームだったり、またはクリームだったりするけれど、クリスマスにクリスマスのデコレーション・ケーキを食べるのって、意外と『日本の伝統』なんじゃないか?と思う。

ハンガリーの場合、クリスマスに食べる伝統の「ケーキ」は「ベイグリ」という焼き菓子です。 上の写真(↑)にある、渦巻き状のお菓子がソレ。中味はクルミ餡か、マーク(黒いケシの実)の餡。

日本の「クリスマス デコレーション・ケーキ」のイメージとは程遠いけど、それをいうならドイツの「シュトーレン」なんかもイメージ違うよね。

「ベイグリ」、クリスマスのシーズンには、スーパーやお菓子屋さんで まだ切ってない細長い筒状の形で売ってます。 日保ちがするので、旅行中のかたでも買って、日本まで持って帰れると思います♪

 

上写真(↑)のベイグリじゃない方は「メーゼシュカラーチ」という
やはりハンガリーでは「クリスマスっぽい」お菓子の一つ。
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英語圏では「ジンジャークッキー」と言われているものだと思うケド、
ホントのところはよく分からない…。(^^;

 

 

きよしこの夜の特別メニュー

 

クリスマスツリー

12月24日、クリスマス・イブの日のことをハンガリー語ではSzenteste(セントエシュテ)という。 szent(セント)が「神聖な」、este(エシュテ)は「夜」なので、Szentesteは文字通り「聖夜」、きよしこの夜~♪…です。

お肉が大好き♡お肉が命♡のハンガリー人の皆さんですが、クリスマス・イブにはお肉ではなく、魚を食べます。それが伝統。

いつもはお肉ばっかり食べている人でも、クリスマス・イブの日の晩餐には『ハラースレー(←「漁師の汁」という意味の「魚のスープ」)』(↓)を食べる。
ハラースレー

そして、メインディッシュには『魚のフライ』(↓)
コイのフライ
付け合わせは紫タマネギ入りのじゃがいもサラダで。(^^)

ハンガリーで魚というと「コイ」か「ナマズ」です。(写真にある魚の切り身はコイ)

さらにデザートには、ハンガリーの「クリスマス・ケーキ」にあたる「ベイグリ」(↓)で しめる。
マーコシュ・ベイグリ

ハンガリーの伝統的な肉抜きのクリスマス・イブのディナーは こんな感じ。(*^-^*)

クリスマス・イブに魚を食べる理由は、魚のウロコをお金に見立てて、「お金に困りませんように」とか「お金持ちになれますように」といった意味合いなんだそうです。

イブに肉を食べず 魚を食べるのには、もっと何か宗教的な意味があるのかと想像していたけど、意外と現実的な願い事系の理由だった。(^^; しかし、そういう理由と知ったら、お金に困りたくないワタシは 来年もクリスマス・イブには肉断ちして魚を食べよう…とか思ってしまうのであった。(^-^;;

 

日本ではイブにチキン…というか、鶏モモを食べるよね?
それには何か理由があるの???
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、クリスマス