服着るだけで34分

 

2017年10月20日

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)では、年に何回か 教職員および生徒全員が「正装」で登校する日があります。

たとえば、10月23日(←1956年の『ハンガリー動乱』の記念日で、国民の祝日)前の最後の登校日も「正装の日」。

ハンガリー動乱 式典

10月23日には学校は休みになるので、毎年23日の直前の登校日(2017年の場合は10月20日)には 校内で式典を行うのです。(←だから正装)

ワタシの場合、そのような「正装の日」はキモノで出勤。
出勤時間は朝の7時半頃ですので、キモノ出勤日は早起き必須です。(^ ^;;

今回の着付け時間は「34分間」でした。

ま、普通かな、ワタシとしては。
「20分で着られたらイイな~~」…と常々夢見ているけれど、やっぱり30分くらいはかかっちゃうね。 練習不足だね。

ところでぇ~
「正装の日」に 「それほど正装ではない人」もいるんですよぉ~~。(←先生にも生徒にも!!)
白いシャツだけど、下はジーンズとかさぁ~。

式典

そういう人を見つけると、
「それで正装~???」…と、柄にもなく口やかましいことを言いたくなってしまう、ワ・タ・シ! だってワタシは身支度に時間かかってますから!!! (>_<)

 

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11回目

 

名札

ワタシのフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)での毎年9月のお仕事の一つ。(↑)

自分の日本語クラスの新規の生徒(←ほとんど9年生)たちに、名前を書いた名札を作ってプレゼント☆

片面は「フルネーム(ハンガリー語・カタカナ)」で、もう一方の面は「筆ペンで書いた愛称(カタカナ)」、それに和柄のキレイな折り紙をあしらって出来上がり。

まぁ、ちょっと手間はかかるんですけど、それほどお金をかけずに出来るし、もらった生徒たちは例外なく喜んでくれる。 必須科目でもないワタシの授業を選んでくれた生徒たちには、ちょうど良いプレゼントかな…と思って作っています。

新学期の9月は忙しいのに さらにこんなの作ってると、余計に忙しくなるじゃん!!(>_<)
…とか思うんですけど、
生徒喜ぶし、止める理由もないし…で、初年度から毎年。

考えてみるとワタシ、今年の6月でフニャ高10年目シーズンをクリアしたので、この名札を作るのってもう11回目だわ…。 

今まで何個作ってきたか、いまさら数える気はナイけれど、ずいぶん作ったよなぁ。 最近はだいぶ作る手順が手際よくなってきた気がしていたけれど、それもそのはず、11回目だもんねぇ~~。(^ ^;;

 

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在りし日の…

GLOBUS工場跡

なかなか立派な建物(↑)でしょう?
こういう大きなレンガ造りの建物って、今では新しく建てられることはあまりナイんじゃないでしょうか。

でも 良~く見ると、窓ガラスが割れていたりして、ちょっとうらぶれた感じです。(^ ^;;

ココ(↑)、GLOBUSっていう缶詰メーカーの工場の跡地なんだって。
(GLOBUSは今でもある会社。でも工場は移転してしまったらしい。)

工場棟(↑)の手前にあった、事務所棟の入り口には 在りし日のGLOBUSの受付跡が…。(↓)
受付

約100年前は、こんな感じ(↓)だった…という。
100年前
敷地手前側の大きい通りは今もあるけど、周辺の風景は今とは全然違うなぁ…。

ガラスの映りこみで あまりキレイに撮れませんでしたが、こんな絵(↓)も飾って会ったよ。
雪の日のGlobus
雪の日のGLOBUS工場、在りし日の姿。
きっと絵にしたくなるほど美しかったんでしょうね。(^ ^)

 

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ファンニの次に、ドーリが来た!

栞作成中

ハンガリーの高校は、基本的に9年生から12年生までの4年制。

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の場合、各学年が4クラスずつあって、そのうちの1クラスだけは卒業するまでに5年かかるカリキュラムで13年生まであります。 だから、4クラス × 4学年 + 13年生が1クラス = 17クラスが フニャ高の総クラス数です。

ところで今のフニャ高の高学年のクラスには、「ファンニ(Fanni)」って名前の女子が多いんです。 あるクラスでは、ファンニさんが3人もいたりする。 ハンガリーでは苗字ではなく 名前のほうで呼ぶことが普通なので、同じクラスにファンニが3人もいると ちょっとヤヤコシイ。(^ ^;;

ちなみに「ファンニ(Fanni)」って名前、オバサン以上の年齢の女性では出会ったことがありません。 だから、現在20歳前後の女の子が産まれた頃、ハンガリーで流行っていた名前なんだろうと思います。

さてワタシの日本語クラスの場合、「ファンニさん」は過去に2人ほどいて、二人ともフニャ高の最終学年に在籍中。残念ながら二人とも日本語クラスにはもう来ていません。(>_<)

だから日本語クラスにはもう「ファンニさん」は一人も居なくなってしまったのですが、ファンニさんの次には「ドーリさん(←ドーリ(Dóri)は愛称。正式名はドーラ (Dóra)」がキタ模様。

昨年の新入り(←現在10年生)に「ドーリさん」が1人いたんですが、今年の新入り(9年生)には「ドーリさん」が2人。 決して多いとは言えない日本語クラスの中に、「ドーリさん」が3人もいる状態です。(^ ^;;

たぶん15年前くらいのハンガリーでは、女の子に「ドーラ (Dóra)」と名づけるのが流行っていたのね。

 

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クラスでお揃いTシャツ

 

9.d お揃いTシャツ

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名) 今年の新入生(9年生)のあるクラスが、クラス写真の撮影中。 クラス全員がお揃いのTシャツで。(↑)

聞くところによると、ハンガリーではゴーヤターボル(gólyatábor)と言われている「新入生キャンプ」で このお揃いTシャツ作ったらしいです。 このクラスの副担任が美術の先生なんですよね。 だから、こういうのはお手のもの♪

背中

新入生キャンプ(gólyatábor)というのは、新学年が始まる前に 新入生たちがするキャンプのことで、9月に学校が始まるよりも前にキャンプをして 生徒同士や担任の先生とが親睦を深めておくもの…らしい。

でもフニャ高では、新入生のために行われる年中行事がいくつかありますが、新入生キャンプ(gólyatábor)は 基本的にナイのが普通なの。

フニャ高で新入生キャンプ(gólyatábor)が行われるかどうかは、クラス担任になった先生のキャラ次第…のようで、いかにもキャンプなんかが好きそうな先生だとか、初めて担任を任されて職務に燃えている若い男の先生とか(のみ)がキャンプを決行する。(←フニャ高の場合。(^ ^;;)
だから、フニャ高では新入生キャンプ(gólyatábor)が無かったクラスのほうが多いはず。

上写真のお揃いTシャツを作ったクラスの場合は、クラス担任が「初めての担任を任されて職務に燃えている若い男の先生」のパターンですな~。(^ ^;;
(熱意が燃え盛っているのが 端から見ていて分かるのョ!!)
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