ゴーヤたち

ゴーヤ

ハンガリーの学校では新入生のことを、ゴーヤ(golya)と言います。

ゴーヤ(golya)とは、日本語に訳すと「コウノトリ」のことです。 でも、どうして新入生のことを「コウノトリ」と呼ぶのかは…よく分からないです。すみません。(^_^;)

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)のゴーヤは、新9年生たち。 日本の学校制度でいうと、中学3年生に当たる年齢の子供らなので、どっぷり思春期の最中というか、はっきり言って「小さくて可愛らしい」という時期は 既に通り過ぎてしまっています。

それでも、新学期が始まったばかりの9月……今ごろのゴーヤたちは、どこか初々しいんですよね〜。なんか幼いというか、カワイイんですよ。

サイズはほぼ大人並みに成長しているんですけど、どこか「ヒヨコ感」がある。
ま、11月頃には9年生もフツーのフニャ高生徒になってるんですけどね。

不思議ねぇ〜〜〜。
(⌒▽⌒)

 

 
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さっそく授業も開始!!

 

マーチャーシュ像

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)では、始業式が行なわれる9月1日には授業がありません。

9月1日は、朝 始業式があって、その後はクラスごとに教室でホームルームがある。 担任の先生が連絡事項を伝えたり、教科書が配布されたりするらしい。(←ワタシは担任がないから、実際にホームルームで何が行なわれているのかは謎。)

9月1日だけは 始業式とホームルームで学校は終わりますが、その翌日の9月2日は1時間目(朝7時半に開始)から いきなり全開で授業開始です。
先生たちにとってもキツイけど、6月後半から8月いっぱいまで、2ヵ月半も夏休みしていた生徒たちにとっては、か~な~り~キツイんじゃないかと思うケドね~。(^^ゞ

大学も新学期は9月開始のはずですが、大学の場合には最初に学生が自分の時間表を組んだり、履修登録をしたりするので、実際に授業が開始されるのは9月末か10月に入ってからだと聞いています。

それがワタシは、ちょっと羨ましい…。(- -)

やっぱりね、9月の新学期開始のときは新規の生徒が相手になるので、ワタシ、スゴ~ク緊張するんです。もう、9月は普通の長期休暇の休み明けとは比べものにならないプレッシャーがねぇ……。(^^ゞ

始業式の翌日から授業開始だなんて、ウォームアップなしで、いきなり全力疾走させられる気分。(T^T)

それで、大学みたいに授業が始まるまでに時間的余裕があったらイイのに…な~んて思うわけですけど、授業開始が半月後だろうと 一ヵ月後だろうと、新しい生徒との対面は緊張しちゃうんだろうな。 うん、きっとそうだ。(^^ゞ

 

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今年は雨の始業式


 

2013年始業式

ハンガリーで毎年9月1日は、新学年の始まる日!!
当然、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の新学年も、(二ヵ月半にも及ぶ夏休みを終えて) 9月1日から始まります。

このブログを続けてお読みの方はご存知の通り、2014年の新学年開始日・9月1日は雨だった。 

例年ですと、フニャ高の9月1日は 全校揃っての始業式と、その後のクラスごとに分かれてのホームルーム等があり、通常の授業はなしで終了。(授業は9月2日から いきなりエンジン全開で始まります。)

そして例年通りだと、フニャ高の始業式は屋外、校舎の玄関入り口前にクラスごとに整列した形で行なわれます。
上(↑)は昨年(2013年)の始業式の写真。 日本の学校の朝礼の時みたいに、中央正面に向かって整列するんじゃなくて、中央通路に向かって整列するスタイル。 一応、クラスごとの並ぶ順序とかあるんだけど、あまりカッチリとはしていない…(^^ゞ。

でも、今年は雨天だったため 例年とは違い、生徒は全員教室に入って、校舎の玄関ホールに進行役の生徒と校長先生がで各教室に向かって校内放送で始業式が行なわれました。

今年の始業式。(↓)
2014年始業式

進行役の生徒。(↓)
2014年始業式 10年生

フニャ高の校舎の内には、全校生徒が揃って朝礼ができるような広いスペース(部屋)はないんですよね~。(^^ゞ

 

日本の学校には広い体育館があるから、
始業式や卒業式は体育館でやるよね~。
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ワタシは今年の始業式の日は、自宅の雨漏りが気になって
はっきり言って気が気じゃなかったんデスが…(^^ゞ

 

 


みんなが仕事にならなかった日

ドナウ川クルーズ中のシャインくん

8月30日のことでした。それは金曜日で、週明けの月曜日は始業式で生徒たちが登校してくる日だったので、つまりは新学期が始まる前の最後の準備日に当たっていたわけです。

ところが、朝から学校のコンピュータのネットワークがダウン。
インターネットは使えず、学校のパソコンで使えるはずの職員用共有フォルダも使えないし、プリンタもダメ。

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)では、インターネットがものすごく遅くなったりするのはしょっちゅうで、一時的に使えなくなったりすることも、まぁ…結構あるんですけれども、校内のLANが全体的にダメになることは滅多にないんですけどね~。そんな滅多にないことが、わざわざ新学期前の準備の最終日に起こってしまったわけ。 しかも復旧には時間がかかり、元通りになるのは月曜日(9月2日)の朝だ…と。

ワタシの場合はパソコンにログインすることは出来たので、一台のパソコンで独立してLANに関係なく出来る作業(WordとExel)をしたんですが、なかにはパソコンにログインすることも出来ない先生もいて、そういう人の場合は全くのお手上げ。 ワタシもWordとExelで作業をしたものの、プリンターが使えないのであとはプリントアウトだけというところまでで作業ストップ。

いまどきの職場ってパソコンとネットがないと、全然仕事にならないもんですねぇ~。しみじみ実感。

本当なら新学期準備で名簿の印刷とか、仕事はいっぱいあったはずなのに、みんな仕事にならないのでどんどん帰って行っちゃう人続出! かく言うワタシも、予定していた作業がほとんど出来なくて、予想していたよりもだいぶ早く帰宅してしまいました(~_~;)

思っていたより早く帰れたので、予定外だったけどドナウ川クルーズに行っちゃった♪ クルーズって言ってもBKVの船だけど。 …ということで、次回はドナウ川の船旅報告の予定です。

 

だから今日の上の写真(↑)は、ドナウ川でお船に乗っているシャインくんでした♡
このバナーの写真(↓)はブダペストの登山鉄道とシャインくんだョ♪

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授業初日・・・

始業式
(↑ 写真は9月2日の始業式の風景デス。)

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)では、9月2日は始業式で、その翌日の3日から通常通りの授業が始まりました。 たぶん大学だと履修登録やら何やらがあって、新学期が始まってすぐには授業が始まらないんじゃないかと思うんですが、フニャ高の場合は始業式の翌日からいきなりフル回転!って感じです。 (ま、そもそもフニャ高は高校ですから、大学と比べても意味がないですが。)

フニャ高の日本語クラスは正規科目ではなく課外活動扱いの授業なので、時間表を組む時にはまず正規科目の授業の時間をひととおり埋めてから、日本語クラスのような課外の授業時間を日本語の履修希望者のいるクラスの空いている時間にはめ込んでいく感じになります。『空いている時間』と言っても、実際には正規科目と正規科目の間に『空いた時間』なんてものはない(作らない)ので、実際に日本語クラスに充てられる時間っていうのは、正規科目の時間の、か、、になるわけ。
フニャ高では、たいていの場合、正規科目の授業が1時間目から始まるような時間表になっているんですが、たま~に2時間目から授業開始の曜日が混ざっているクラスがあるので、課外の日本語クラスが正規科目の前(1時間目)に組み込まれる可能性はあるんです。

可能性はあるんですが、実際には正規科目が全部終わった後に組み込まれることが多くて、そのため日本語の授業は毎日午後…というのが例年のパターンでした。まぁ、以前には1時間目に授業していた年もあったんですけど、ここ数年は午後の7・8時間目の授業でほぼ定着していた感じだったので、何となく自分には1時間目の授業は充てられっこないような気さえしていたんですが…今年は火曜日の1時間目が入ってしまったですよ。(@_@;)

今年の授業初日・9月3日は火曜日でした。

ちなみに、フニャ高授業の1時間目は7時30分から開始の45分間です。

ついでに言うと、火曜日のクラスは昨年まで教えていた馴染みの生徒たちのグループではなく、フニャ高にお入学してホ~ヤホヤのまだ湯気がたっているような新・9年生のグループの授業です。

それゆえに、始業式の翌日、ワタシは7時10分には出勤して、まだ見ぬ生徒たちとの初対面に備えたのでした。(これでも結構マジメなワタクシですんで、7時半ギリギリに駆け込むとか、ましてや遅刻するなんていうことはしないのョ。えぇ、しませんとも!)

午後授業に慣れきってしまった身としては、正直言って「初日っから1時間目で始まるなんて不運だぁ…(T_T)」とか思わないでもありませんでしたけれど、生徒のほうにしてみると、希望溢れる高校生活最初の授業が日本語だなんてね~。ワタシとの1時間目が彼らにとって、ちょうど良い準備体操になったことを祈るばかりデス。(^^ゞ

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