4番教室はどこですか?

玄関

ハンガリーの建物の階の数え方は、イギリス方式と同じです。

日本で1階にあたる階が「グラウンドフロア」で、その上の階、日本の2階は「ファーストフロア(1階)」、日本の3階は「セカンドフロア(2階)」となる。
ややこしい…(*_*)

だからフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)の校舎は3階建てで、各教室には番号が当てられているんですが、日本でいう2階にある教室の番号が、順番に101・102・103・104…となっています。(百の位に階の数字があてられている)

日本風でいう1階にあるフニャ高の教室は、階番号ナシで1・2・3番教室と、教室が3つ並んであるのですが、全然違う場所に「4番教室」というものが存在するんです。

4番教室の場所は、反則級にイレギュラーなところにあって、案内なしで見つけることはまず無理です!

お行儀の良い人なら絶対に勝手に開けたりしないであろう雰囲気の、校舎の外側にある大扉を開けて入り、「こんな階段、勝手に上っちゃっていいのかな???」って感じの階段を上ったところにあるのが、フニャ高の4番教室。
秘密の隠し部屋みたいな感じなの。(^_^;)

とはいえ、授業は4番教室でも行われているので、フニャ高の人はみんな4番教室の場所は知ってるんですけど。

ただ新学期の9月には、新入生や、新入りの先生とかが4番教室の場所が分からなくて放浪しているのに出くわすことが、毎年あったなぁ…。
懐かしいね。(⌒▽⌒)

 
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ゴーヤたち

ゴーヤ

ハンガリーの学校では新入生のことを、ゴーヤ(golya)と言います。

ゴーヤ(golya)とは、日本語に訳すと「コウノトリ」のことです。 でも、どうして新入生のことを「コウノトリ」と呼ぶのかは…よく分からないです。すみません。(^_^;)

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)のゴーヤは、新9年生たち。 日本の学校制度でいうと、中学3年生に当たる年齢の子供らなので、どっぷり思春期の最中というか、はっきり言って「小さくて可愛らしい」という時期は 既に通り過ぎてしまっています。

それでも、新学期が始まったばかりの9月……今ごろのゴーヤたちは、どこか初々しいんですよね〜。なんか幼いというか、カワイイんですよ。

サイズはほぼ大人並みに成長しているんですけど、どこか「ヒヨコ感」がある。
ま、11月頃には9年生もフツーのフニャ高生徒になってるんですけどね。

不思議ねぇ〜〜〜。
(⌒▽⌒)

 

 
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さっそく授業も開始!!

 

マーチャーシュ像

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)では、始業式が行なわれる9月1日には授業がありません。

9月1日は、朝 始業式があって、その後はクラスごとに教室でホームルームがある。 担任の先生が連絡事項を伝えたり、教科書が配布されたりするらしい。(←ワタシは担任がないから、実際にホームルームで何が行なわれているのかは謎。)

9月1日だけは 始業式とホームルームで学校は終わりますが、その翌日の9月2日は1時間目(朝7時半に開始)から いきなり全開で授業開始です。
先生たちにとってもキツイけど、6月後半から8月いっぱいまで、2ヵ月半も夏休みしていた生徒たちにとっては、か~な~り~キツイんじゃないかと思うケドね~。(^^ゞ

大学も新学期は9月開始のはずですが、大学の場合には最初に学生が自分の時間表を組んだり、履修登録をしたりするので、実際に授業が開始されるのは9月末か10月に入ってからだと聞いています。

それがワタシは、ちょっと羨ましい…。(- -)

やっぱりね、9月の新学期開始のときは新規の生徒が相手になるので、ワタシ、スゴ~ク緊張するんです。もう、9月は普通の長期休暇の休み明けとは比べものにならないプレッシャーがねぇ……。(^^ゞ

始業式の翌日から授業開始だなんて、ウォームアップなしで、いきなり全力疾走させられる気分。(T^T)

それで、大学みたいに授業が始まるまでに時間的余裕があったらイイのに…な~んて思うわけですけど、授業開始が半月後だろうと 一ヵ月後だろうと、新しい生徒との対面は緊張しちゃうんだろうな。 うん、きっとそうだ。(^^ゞ

 

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今年は雨の始業式


 

2013年始業式

ハンガリーで毎年9月1日は、新学年の始まる日!!
当然、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の新学年も、(二ヵ月半にも及ぶ夏休みを終えて) 9月1日から始まります。

このブログを続けてお読みの方はご存知の通り、2014年の新学年開始日・9月1日は雨だった。 

例年ですと、フニャ高の9月1日は 全校揃っての始業式と、その後のクラスごとに分かれてのホームルーム等があり、通常の授業はなしで終了。(授業は9月2日から いきなりエンジン全開で始まります。)

そして例年通りだと、フニャ高の始業式は屋外、校舎の玄関入り口前にクラスごとに整列した形で行なわれます。
上(↑)は昨年(2013年)の始業式の写真。 日本の学校の朝礼の時みたいに、中央正面に向かって整列するんじゃなくて、中央通路に向かって整列するスタイル。 一応、クラスごとの並ぶ順序とかあるんだけど、あまりカッチリとはしていない…(^^ゞ。

でも、今年は雨天だったため 例年とは違い、生徒は全員教室に入って、校舎の玄関ホールに進行役の生徒と校長先生がで各教室に向かって校内放送で始業式が行なわれました。

今年の始業式。(↓)
2014年始業式

進行役の生徒。(↓)
2014年始業式 10年生

フニャ高の校舎の内には、全校生徒が揃って朝礼ができるような広いスペース(部屋)はないんですよね~。(^^ゞ

 

日本の学校には広い体育館があるから、
始業式や卒業式は体育館でやるよね~。
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ワタシは今年の始業式の日は、自宅の雨漏りが気になって
はっきり言って気が気じゃなかったんデスが…(^^ゞ

 

 


みんなが仕事にならなかった日

ドナウ川クルーズ中のシャインくん

8月30日のことでした。それは金曜日で、週明けの月曜日は始業式で生徒たちが登校してくる日だったので、つまりは新学期が始まる前の最後の準備日に当たっていたわけです。

ところが、朝から学校のコンピュータのネットワークがダウン。
インターネットは使えず、学校のパソコンで使えるはずの職員用共有フォルダも使えないし、プリンタもダメ。

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)では、インターネットがものすごく遅くなったりするのはしょっちゅうで、一時的に使えなくなったりすることも、まぁ…結構あるんですけれども、校内のLANが全体的にダメになることは滅多にないんですけどね~。そんな滅多にないことが、わざわざ新学期前の準備の最終日に起こってしまったわけ。 しかも復旧には時間がかかり、元通りになるのは月曜日(9月2日)の朝だ…と。

ワタシの場合はパソコンにログインすることは出来たので、一台のパソコンで独立してLANに関係なく出来る作業(WordとExel)をしたんですが、なかにはパソコンにログインすることも出来ない先生もいて、そういう人の場合は全くのお手上げ。 ワタシもWordとExelで作業をしたものの、プリンターが使えないのであとはプリントアウトだけというところまでで作業ストップ。

いまどきの職場ってパソコンとネットがないと、全然仕事にならないもんですねぇ~。しみじみ実感。

本当なら新学期準備で名簿の印刷とか、仕事はいっぱいあったはずなのに、みんな仕事にならないのでどんどん帰って行っちゃう人続出! かく言うワタシも、予定していた作業がほとんど出来なくて、予想していたよりもだいぶ早く帰宅してしまいました(~_~;)

思っていたより早く帰れたので、予定外だったけどドナウ川クルーズに行っちゃった♪ クルーズって言ってもBKVの船だけど。 …ということで、次回はドナウ川の船旅報告の予定です。

 

だから今日の上の写真(↑)は、ドナウ川でお船に乗っているシャインくんでした♡
このバナーの写真(↓)はブダペストの登山鉄道とシャインくんだョ♪

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