オーノシュ・エシュー(ónos eső)という怖ろしいモノ・1

 

凍った枝

今年は1月がとっても寒かったハンガリー。

月がかわって2月になったから…というわけではないでしょうが、
2月1日(水)の朝、ワタシが出勤する時に自宅外に吊るしてある寒暖計をチェックしたら、
ちょっと+寄りの0℃でした。

最近はマイナス気温を示しているところしか見てなかったので、久々!!
しかし、マイナス気温に晒され続けた身に、0℃は暖かく感じるぅ~♪…とか、単純に喜んではいられなかったのであった。(>_<)

気温が上がったとはいえ、空は暗く、雨…というか、霙(みぞれ)模様…。

ハンガリー語で 霙のことをオーノシュ・エシュー(ónos eső)と言います。

日本ではワタシ、霙が降る時には
「これから雪に変わるのかな? 雪になったらイイなぁ~♪」
な~んて のん気なことを考えていたものでしたが、
ハンガリーで霙、もといオーノシュ・エシュー(ónos eső)というものを体験して、認識が変わった!!

階段前
雪が残っている上に霙が降ると、足元がビシャビシャ(↑)で 雪の時よりもタチが悪いのよね!! 滑りやすいしさ~。(-“-)
マジ危険なんです。(T^T)
(↑ 万が一、転んでしまった時には少なくとも 泥だらけ!!…だし。)

雪がキレイに積もったままだった場所に 雨が降った状態。(↓)
雪の上に雨
こういう所は 滑りはしないんだけど、足を踏み入れると 思いのほか「ズボッ」といったりするので、それはそれで危険。

それから、木の枝がこんなふうに(↓)凍り付いてしまうのにも恐れ入る。(←こんなの日本では見たことがなかった。)
凍った枝

植物ってのは丈夫なので、ちょっとだけなら このように凍り付いても大丈夫みたいなんですが、この状態がひどくなったときは枝部分は全滅…ということになりかねない。…見た目は ちょっとキレイなんですけどね。(^^ゞ

しかししかし!
オーノシュ・エシュー(ónos eső)の 本当の危険は、こんなモノでは済まされないのであった…。

(つづくのだ!)

 

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何でなんだか、ノルウェイ。

 

1月27日

1月27日(金)、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の校舎から撮った写真。(↑)
ワタシにとってはいつもの風景。

上写真(↑)ではよく分からないんですが、この日は樹氷ができていました。
この写真(↓)なら分かるはず。
マーチャーシュ像
寒々しい風景ですねぇ~。(>_<)
木の枝が白いのは樹氷がついているからデス。雪は降っていませんでした。

地面の雪のほうはね~、二週間ほども前に ドカッと降ったきりで、最近は降っていないんですけど、寒いので溶けないんですよ、雪。

ワタシが生まれ育ったトコロ(←上州のまんなか辺り)の一般常識では、
「雪は 降っている間は積もっていくが、降り止んだら どんどん溶けていくモノ」でしたけど、気温が低いままなら たとえ一回降っただけの雪でも溶けないままなのよね。

最近ワタシ、この記事にアップしたような「寒そうな」景色を見ると、
「あぁ~、なんだかノルウェイに来ているみたい♪」とか思う。

思っちゃうのよ、なぜだか。

ワタシ、ノルウェイには一度も行ったことがないくせに!!

やはり行ったことがないけれど 何故に同じように寒そうなスウェーデンとかデンマークとか思わなくて、何故何故どうしてノルウェイなのか。

寒さから逃避したいあまりに、脳内に変な現象が起きているみたいデス。(^^ゞ

 

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最近、ワタシがちょっと変。

 

雪の線路

最近ワタシ、「自分がちょっと変になった」と思うのです。

例年ですと、朝の出勤時に -5℃を下回ったような日には、
ワタシ、「寒くて寒くてしかたがない!! 凍えてしまう~(>_<)」と思っていたハズ。

ところが先日、出勤時に-5℃だった日にワタシが感じたのは、
「今日は まぁまぁ寒い。」だった。
(↑ そう思って寒暖計を確認したら、-5℃だったのでビックリした。)

ワタシの体感温度としては、じゅうぶん以上に寒いはずの0℃のとき、
「今日はけっこう暖かいんじゃん?」と思っていた。
(↑ そう思って寒暖計を確認したら、0℃だったのでビックリした。)

さらに、「おっ? 今日はちょっと寒いな!!」と思った朝、
寒暖計が -8℃を示していたため、自分の気温を感じる能力が不安になりました。
自分比でいうと、-8℃は「その年の冬シーズン最低気温」くらいのはずなのに~。

なんかね、1月7日・8日の週末辺りで -14℃を経験したころから、ワタシの寒さを感じる感覚が狂いっぱなしみたいなんですよね~~。

寒暖計

もちろん寒さを感じなくなったわけではないんですよ。寒いものは寒い!!
ただ、暖かい室内から 寒い屋外へ出たときの「冷え感度」が、先月までのワタシとは違う。

-20℃を下回る経験をしたら、-10℃の朝もポカポカ陽気に感じるようになるんでしょうかね、人間って?

 

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冬は冬

 

2016年1月23日

ちょうど1年前、
2016年1月23日(土)に撮った写真。(↑)(↓)

2016年1月23日・2

よく憶えていないけど、落ち葉のたまった地面の水たまりが凍っていて、「寒そうだなぁ…」と、写真を撮ったんだと思います。

数年ぶりに ドナウ川に流氷が流れたりしているため、今冬のブダペストは ものすごく寒い印象。(←個人的に。) ここ数年は、雪もあまり降らなかったし、降ったときでも わりとすぐに溶けてしまっていましたし。

だから実をいうと、
「去年の冬は、暖かくて楽だったのになぁ!」な~んて思っていたんですが、上の写真を見た感じでは、今年ほど寒くなくっても、去年だって冬は冬だったんだな…と分かる。(^^ゞ

ついでにさらに一年前、2015年の1月の写真を振り返ってみたら、やはり寒そうな写真が残っていました。(↓)

2015年1月27日

ちょっと日にちズレてますが、
2015年1月27日の写真(↑)(↓)です。

2015年1月27日・2

うん、やっぱり冬は冬だ。
もっとも 今冬は久々の流氷が流れたし、先週降った雪がとけずに残り続けているので、今年の寒さは格別だとは思います。

今のフニャ高周辺は、雪景色ですョ~。(↓)
マーチャーシュ王像

 

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霜が降る?

 

2017年1月2日
2017年1月2日(月)撮影の樹氷の日の写真(↑)~♪

日本在住のかたもニュースなどでご存知かもしれませんが、先週から今週にかけて ヨーロッパ全体的に寒波にみまわれ、とってもとっても寒かったです。

しかしブダペストの場合は、寒波とはいえ、晴れの日が多かった。(←気温は-10℃とかなんだけど!!)
晴れて乾燥していたので、ワタシの大好きな樹氷の日もナシ。

やはり「樹氷」というヤツは、単純に寒いだけでは出来ないのダ。
新年早々、1月1日・2日と 二日連続で樹氷の日だったのは、やはりレアだったなぁ…。

細い枝に樹氷がついてキレイ。(↓)
低木
冬枯れの時の低木の細い枝なんて、ふだんは注目することもないのに。(^^ゞ

背の高い大木にも樹氷。(↓)
樹氷1

樹氷2

樹氷3

このように樹氷を求めて歩き回っていると、
こう、「雪」が降ってくるのね。
だからワタシ、最初は 雪が降ってきたんだと思ったわけ。

でも、「雪」が降ってきたり、地面が白くなっているのは、大きい木の下なんです。(↓)
木の下が白い

普通、大きい木以外のところに雪は積もるはずなのに…???

どうやら降ってくるのは雪ではなく、木々にくっついた樹氷の霜が降ってくるみたい。
地面を見ると、樹氷のトゲトゲっぽい形の白いのが落ちていた。(↓)
霜降り

「へぇ~。樹氷の霜って降るんだ~」…と、
一つおりこうさんになった 年明けでした。(#^.^#)

 

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