オーノシュ・エシュー(ónos eső)という怖ろしいモノ・2

 

ツルツル

「オーノシュ・エシュー(ónos eső)」とはハンガリー語で、日本語では「みぞれ(霙)」にあたります。 みぞれ…雨に雪が混ざった状態で降ってくることですネ。

オーノシュ・エシュー(ónos eső)の厄介さは前回アップした記事にも書いた通りですが、思うに、オーノシュ・エシュー(ónos eső)で一番コワイのは、路面凍結だと思うです。

上写真(↑)は、オーノシュ・エシュー(ónos eső)が降った2月1日(水)の夜に撮影した路面
この写真、数ヵ月後に見たら 自分でも何を撮ろうとしたのか分からなくなってしまいそうな気がする 何の写真だか分かりにくい写真ですが、歩道の路面が凍ってツルツルになっているところです。

マーチャーシュ王胸像ウラ

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の前のマーチャーシュ王の胸像がある広場は、通学するフニャ高生だけでなく、近くの大学の学生や 近隣の住民(←ワタシもその一人だ)が歩くので、ここ半月ほどのあいだ、雪がカチカチに踏み固められた状態でした。

そこへオーノシュ・エシュー(ónos eső)が降ったものだから、
路面が凍結してツ~ルツル!!

フニャ高前

スケート靴履いたほうがイイんじゃない?ってくらいにツルツルのカチカチになってしまいました。(>_<)

こんな感じだと、どんなに気をつけて歩いていても滑るんですよねぇ~。
ホント、怖い。

わき道もツルツル

「みぞれ(霙)」という言葉には、なにか詩的なものさえ感じてしまうワタクシですが、「オーノシュ・エシュー(ónos eső)」には恐怖しかナイですわ!! (>△<)

 

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オーノシュ・エシュー(ónos eső)という怖ろしいモノ・1

 

凍った枝

今年は1月がとっても寒かったハンガリー。

月がかわって2月になったから…というわけではないでしょうが、
2月1日(水)の朝、ワタシが出勤する時に自宅外に吊るしてある寒暖計をチェックしたら、
ちょっと+寄りの0℃でした。

最近はマイナス気温を示しているところしか見てなかったので、久々!!
しかし、マイナス気温に晒され続けた身に、0℃は暖かく感じるぅ~♪…とか、単純に喜んではいられなかったのであった。(>_<)

気温が上がったとはいえ、空は暗く、雨…というか、霙(みぞれ)模様…。

ハンガリー語で 霙のことをオーノシュ・エシュー(ónos eső)と言います。

日本ではワタシ、霙が降る時には
「これから雪に変わるのかな? 雪になったらイイなぁ~♪」
な~んて のん気なことを考えていたものでしたが、
ハンガリーで霙、もといオーノシュ・エシュー(ónos eső)というものを体験して、認識が変わった!!

階段前
雪が残っている上に霙が降ると、足元がビシャビシャ(↑)で 雪の時よりもタチが悪いのよね!! 滑りやすいしさ~。(-“-)
マジ危険なんです。(T^T)
(↑ 万が一、転んでしまった時には少なくとも 泥だらけ!!…だし。)

雪がキレイに積もったままだった場所に 雨が降った状態。(↓)
雪の上に雨
こういう所は 滑りはしないんだけど、足を踏み入れると 思いのほか「ズボッ」といったりするので、それはそれで危険。

それから、木の枝がこんなふうに(↓)凍り付いてしまうのにも恐れ入る。(←こんなの日本では見たことがなかった。)
凍った枝

植物ってのは丈夫なので、ちょっとだけなら このように凍り付いても大丈夫みたいなんですが、この状態がひどくなったときは枝部分は全滅…ということになりかねない。…見た目は ちょっとキレイなんですけどね。(^^ゞ

しかししかし!
オーノシュ・エシュー(ónos eső)の 本当の危険は、こんなモノでは済まされないのであった…。

(つづくのだ!)

 

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