ハンガリーに「中学校」はナイ

 

卒業式
ぅおおぅ…、何と麗しい娘さんたちじゃ…。 (*≧∀≦)ゞ(↑)
コレ(↑)は 先週金曜日にあったフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)卒業式での一コマ。

ワタシは日本人でありながら、ハンガリーの普通高校に勤めている身の上。
ハンガリーの学校のことなんて 全~然知らなかったので、来たばかりの頃はナ~ンも分からなかったし、今も色々と分からない。(^ ^;;

でも10年もフニャ高に居続けたおかげで、ハンガリーの学校制度のこととか、だいぶ詳しくなったと思うし、少なくとも「フニャ高について」だけは、日本で一番詳しいじゃろ…と思うんだわ。

 

さて、ハンガリーの学校制度。
日本とは違う点が色々とございます。

たとえば、ハンガリーには「中学校がナイ」んですよ。
このブログでいつもフニャ高のことを「高校」って書いているけど、実は日本の高校とは微妙に違う。

まず、ハンガリーでも日本と同様に、6歳で小学校1年生になるのは同じ。
でも、ハンガリーでは小学校が8年間あるのです。

1年生(6歳)から8年生(13歳)までは小学生。
小学校8年生の時に高校受験をして、翌年から高校生になる。(←中学校はナイ)

高校は基本4年間。
9年生(14歳)で入学して、4年かけて12年生で高校を卒業。
12年生の卒業時点ではほとんどの生徒が18歳になっています。

だから学校へ通っている年数は、6・3・3制の日本と同じで、12年間。
でもハンガリーでは、8・4制の12年間なの。

細かいことをいうと、「高校は基本4年間だけど、入学時点から5年で卒業(←そのぶん取らなくてはならない単位数が多い)するカリキュラムのクラス」があったり(←フニャ高では1学年4クラスあるうちの1クラスがそのタイプ)とか、「7年生から入学させるクラスがある高校」とか、色々あるんですよね~。
中高一貫校ならぬ、小高一貫校とかもあるし…。

ま、このブログを読む上では、ワタシが「高校生」と呼んでいるヤツラは、日本の学校で言うと「中学3年生から大学1年生」にあたる年齢までまたがっている…ということです。

ヨロシク。(^ ^)

 

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