プラタナス、世代交代の季節。

 

プラタナス花芽

プラタナスの花芽が目立つようになってきました。(↑)
枝についている、きみどり色の丸っこいヤツが花芽なんです。

プラタナス花芽2

プラタナス。以前はワタシにとって、あまり馴染みのない木でしたが、今 住んでいる近辺は 大きいプラタナスの木がたくさん生えているので、毎日見ているうちにプラタナスの生態が色々分かってまいりました。(←ちょっと大げさ)

プラタナスの面白いところは、今春の新しい花が咲こうとしている今も、去年の果実(種)が しっかり木に残っているところ。(↓)
プラタナス新旧
この写真(↑)の大きい丸い球コロは去年の春に咲いた花の成長した姿なのです。

プラタナスの種は球状のかたまりの状態で、夏を越し、秋を越し、冬も越して、次世代の花が咲こうとしている春まで、木にくっついていて、ゆっくりじっくり成長します。

プラタナスの冬越し風景。(↓)
冬のプラタナス

雪ぼうし

一年越して、次の花芽が咲こうとしている今、去年のプラタナスの種は やっと成熟期を迎えます。

もうしばらくたつと、去年の種のかたまりは、自然とほぐれて一つ一つの種子になって飛んでいくんです。

プラタナスって大器晩成型☆(←使い方、ちょっと違うか?)

 

このプラタナスの種子の一年かけた成長サイクルが 分かってくるまでに
ワタシの場合、5年くらいかかりました。えぇ。

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分かったときには、「おぉ♪」と思った。
そんなワタシも、もうブダペストで9回目の春だ…。