試飲報告:Sagaの緑茶(フレーバー無し)


Saga 緑茶

ハンガリーの人たちも『緑茶』を飲みます。ただし、レモン、ラズベリー、またはストロベリーなどのフレーバー付きの緑茶を…(^^ゞ (関係する過去記事はコチラ)

最近は日本でも、緑茶を飲まない人や 子ども世代にはペットボトルの緑茶しか知らなかったり(つまり急須に緑茶の葉っぱを入れてお茶を淹れることを知らない)、そういう日本人も増えているようですが、やはり日本語で「お茶」と言ったら それは緑茶のことじゃないかと思う。 そして、日本では「緑茶に砂糖やフレーバーを加えて飲むなんて論外!」でしょ? …なんだかんだと言っても、それが今でも常識なんじゃないでしょうか。

ハンガリーへ来てからというもの、ハンガリー人とお茶の話題で話す時には、
日本では緑茶には何も入れないで飲むの。 ストロベリー風味とか、在りえない!!
…と言い続けてきました。

フレーバー付き緑茶が当たり前のハンガリーで、最近になってフレーバーのついていない緑茶のティーバッグを見かけるようになっています。 ワタシの草の根運動(?)が功を奏したというわけじゃないでしょうが…(^^ゞ

緑茶 ストレート

日本風…というわけではないんでしょうが、日本人が違和感を覚えない「ストレートの緑茶」が普通にスーパーで手に入るようになって ワタシが素直に喜んだか…というと、むしろその逆で、ハンガリー人が『緑茶』だと言って飲むストレート緑茶なんて、なんとなくマガイモノっぽくてうかつに手が出せない(>_<)」…というのが本音。 スミマセンね(^^ゞ

でもでも、このブログで
「ハンガリー人はフレーバー付きの緑茶なんて妙なモノを飲んでいる(*_*)」
…といった事を書いている身としては、やはりハンガリーのストレート緑茶をお味見してみるべきなんじゃない? そう思ったわけ。

だから、自腹を切ってハンガリーで売り出された『ストレート緑茶』、試してみました!
(↑自腹を切って…というほど高価ではナイ。ワタシがいくら薄給だとしても(^^ゞ)
緑茶 試飲

試飲した最初の率直な感想。
「鰹節のような臭いがする…ような気がする。」
いやいや、実際には鰹節の臭いじゃないと思うんだケド、燻したような臭い? 緑茶の香りは感じなかったのは確かよ。
味も、
「緑茶とは別物と思えば飲める『レモン風味の緑茶』のほうがまだマシ。」…と思った(^^ゞ

緑茶のはずなのに…何故かしら?

 

グルメとはいえず、好き嫌いを言わないワタシなので、
鰹節みたいな臭いがする『緑茶』でも飲めますけどね…。
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しかし、いくら安くても、
再び同じものを買って飲むかというと………(-“-)デス。

 

 


週1フルーツスープにムッとしています(^^ゞ

9月19日スープ

私事ですが、ワタシは汁物好き♡ みそ汁でもスープでも何でも良いんだケド、食事の時には何か汁物があったほうが嬉しいの(#^.^#) インスタントでも良いのョ~。 ラーメンやうどんのように主食が汁物の場合には なしでも良いけど、うどんにみそ汁が添えてあっても全然構わない。 そういう場合には ありがたく両方とも頂戴いたします(^_^)v
そんなワタシですので、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の給食が いつも「スープとメインディッシュの二本立て」なのは良いコトです(^_^)

ハンガリーの名物料理の一つに『冷たいフルーツのスープ(Hideg gyümölcsleves)』というものがあります。
日本の汁物に対する感覚ではちょっと想像しにくい代物ですが、サワーチェリーなどのフルーツが具として入っている甘いスープで、夏の暑い時に冷たいのをいただくと「あれ、けっこうイケるんじゃん?」…というモノなの。 (詳しくは過去記事のこの辺をドウゾ

ハンガリー名物なので、フルーツスープはフニャ高の給食にも出てきます。 ただし、本来フルーツスープが旬の夏場は夏休み中で給食もないため、フニャ高のフルーツスープは常に旬を外れた時季に供され、冷たくなくぬるい…ですが(^^ゞ

給食にフルーツスープが出る日には、ワタシはしっかり食べます。だって、ワタシ汁好きだし、他に選択肢がないし。 でも本当はあまりフルーツスープは好きではない。 だって汁はやっぱり しょっぱい味のほうが良くないですか!? フルーツスープは甘いのョ!(甘いもの好きのハンガリー人同僚に言わせると、給食のフルーツスープは「甘みが足りない」そうだが…) ワタシが自ら進んでフルーツスープを食べたいとか思うのは、うだるような暑さの夏、いわゆる『冷たいフルーツスープ』の旬と言えるような時だけ。 だから給食のスープがフルーツスープの時は、ちょっとガッカリというか、あまり嬉しくないというか・・・(^^ゞ

ところが、今学年度が9月に始まり給食が始まってからというもの、およそ一週間に一回の頻度でフルーツスープが登場するの~(;_;) 去年までは1ヶ月に2回くらいだったと思うんだけどなぁ…。 なぜ今年はこんなに頻繁にフルーツスープがでてくるのかしら…(-“-)
上の写真(↑)は今学年度最初ののフルーツスープで、
給食が始まって2週目の木曜日に出てきた 『干しぶどうとリンゴのスープ(9月19日)』

2回目は3週目の木曜日で、『桃のスープ(9月26日)』 (↓)
9月26日スープ

4週目は珍しくフルーツスープはなしで、
3回目は5週目のやはり木曜日、『桜桃とサワーチェリーのスープ(10月10日)』 (↓)
10月10日スープ

4回目は6週目、また木曜日で『蜂蜜プルーンスープ(10月17日)』 (↓)
10月17日スープ

5回目は7週目の火曜日、『フォレストフルーツスープ(10月22日)』 (↓)
10月22日スープ

秋休みで一週間空いて(8週目)、明き休み明けの9週目は珍しくフルーツスープなし。
6回目、10週目の木曜日、『トロピカルフルーツスープ (11月14日)』 (↓)
11月14日スープ

7回目、11週目の木曜日、『ヨーグルト風味のサワーチェリースープ(11月21日)』 (↓)
11月21日スープ

8回目、12週目の水曜日、『サワーチェリーとリンゴのスープ (11月27日)』 (↓)
11月27日スープ

今学年に入って、給食があった11週間のうち、フルーツスープが出てきた回数8回! ほぼ週に1回といっても良い頻度。 去年までは給食のフルーツスープというと『リンゴのスープ』が多かったのに、今年はフルーツスープのヴァリエーションが増えているのも気になる…(-“-) 
ワタシとしては、次にフルーツスープを食べるのは、来年の6月、暑くなってからにして欲しいものですが…今週もまた出てくるのかなぁ???(^^ゞ

 

でもワタシは出てくれば食べるのよ、フルーツスープ・・・。
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好き嫌いなく何でも食べられるのは、
異国で学校給食食べて生きていくには必須の能力よね(^^ゞ

 

 

ラーンゴシュのトッピング、何が好き?


ラーンゴシュ屋さん

ハンガリー料理の一つ・・・と言っても、レストランのメニューにあるようなご立派な食べ物じゃなくって、軽食スタンドなどで売っているスナックの部類に『ラーンゴシュ(Lángos)』という食べ物があります。

お祭りだとか、立ち食いが基本のかしこまらない軽食スタンドなどで良く見かけるものですが、お家でも作ったりするらしい。 『ラーンゴシュ(Lángos)』は庶民的なおやつ・・・といった感じでしょうか。 どんな食べ物なのか日本風に言うと、『揚げパン』かな。

ラーンゴシュ

基本のラーンゴシュ(シマ・ラーンゴシュ(sima lángos)) は、生地を油に放り込んで揚げただけのシンプルなもの。(↑)
お祭りなどでは揚げたてを袋に入れてもらって歩きながら食べる♪ 味付けはしないんですが、美味しいです(^_^) 油で揚げてあるし、見た目がけっこう大きいので、小食な日本人は「うわぁ~、あんなの、ワタシには無理ムリィ~(^^ゞ 」って感じに思うかも。 でも、意外と食べられちゃうんですよ。

シマ ラーンゴシュ

何もつけずに食べるシマ・ラーンゴシュも美味しいですが、ラーンゴシュにはお好みのトッピングをつけて(乗せて)食べたりもします。
ラーンゴシュの定番のトッピングは、「サワークリームとチーズ」など。 さらにその上に「玉ねぎのスライス」を乗せたりとか。 「ハム」や「ソーセージ」、「ニンニク」など、お好みのトッピングでどうぞ。

以上の定番トッピングを見ると、ラーンゴシュのトッピングは『しょっぱい系』の味付けで食べる・・・と思われそうですが、やはりそこのトコロは『甘いスープ』『甘いメインディッシュの数々』を生み出してきたハンガリー人。  『甘い系』トッピングで、「ジャム」や「砂糖」っていうのもあるみたいです。

 

この間、中央市場(Nagy Vásárcsarnok)へ行ったときも、軽食スタンドのラーンゴシュ屋さんでこんなの見つけちゃった(↓)
甘いラーンゴシュ
SWEET LÁNGOSですってさ!
ラーンゴシュに粉砂糖をた~っぷり ふりかけた上に、チョコソースとバナナとか。
(スゴイ。チョコを塗るのに粉砂糖までふる必要あるのか!?)

ワタシは定番の「サワークリームとチーズ」のトッピングが好きですが、日本の揚げパンもお砂糖つけた甘いパンなので、意外と「チョコ・バナナのラーンゴシュ」も美味しいかもしれません(^^ゞ

 

ハンガリー人の目から見れば、日本の『アンパン』とか、
ビックリ仰天の変な食べ物かもしれないよね~?
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変なのはお互いさま。
でもワタシは「サワークリームとチーズ」派だョ~♪

 

 


偽グヤーシュのスープ


10月15日給食

今回もフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の給食の話題(^^;;

しかし、先週は『甘いメインディッシュ』ネタをたてつづけにアップしたので、ひょっとして
「フニャ高ってトコロは毎日毎日甘いもんばっかり食べているんじゃないのか!?」
・・・と思われてしまうのではないかと思い、今回は『甘くない給食』の話デス

 

今回の画像・上(↑)は、フニャ高の10月15日の給食。

メニューは、
スープが『偽グヤーシュスープ』
偽グヤーシュスープ

 

 

メインディッシュは『フランクフルトと豚肉の煮込みソースをかけたターホニャ』
ターホニャ

『ビートのピクルス』とデザートに『ブドウ』付き♪

メインにある『ターホニャ』というのは、写真にあるツブツブの丸っこくて茶色のもののことで、コレはパスタです。 給食ではこのターホニャがメインディッシュのパスタとして、またはスープの中に入っているコトもあります。

ところで、この日のスープは『偽グヤーシュスープ』
この『偽』ってのは何なのかというと、『偽グヤーシュ』にはだいたいグヤーシュ同様の具が入っていて味もグヤーシュと同じなんですが、肉が入っていないんです。 肉と甘いものが命(?)のハンガリー人としては、「肉が入っていないグヤーシュなんてグヤーシュとは言えねぇ! そんなのは偽物だ!!」…ということね(^^ゞ。 (ちなみにグヤーシュに使われるのは普通 牛肉。 その他の肉を使う場合もあるけど、本物にコダワル人はやっぱり牛肉じゃないと~…という感じかも。)

お肉が命(?)のグヤーシュに肉が入っていない一方、メインのターホニャの方は『フランクフルト(肉製品)』と『豚肉』のダブルパンチ。 ワタシ個人としては、肉なしの『偽グヤーシュ』でも全然構わないケド、ターホニャのほうにはフランクフルトだけにして、豚肉はグヤーシュに入れれば『偽』じゃなくなったのにね???・・・な~んて思ったんでした(^^ゞ。
(それでもなお「豚肉だから本物じゃない!!」という人も居るかもしれないが・・・)

 

甘いメインディッシュの話が好きなかた、
甘いメインの話ならまだまだある!!
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ネタ切れしたわけじゃないので安心してね?(^_^;


健康に悪く・・・はないかもしれないが(^^ゞ


テイベリジュ

給食にでてくる『甘いメインディッシュ』シリーズ!!

今回は、最近のフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の給食で出てきた『お粥・二種』をご紹介しようと思います。 お粥はお粥でも、日本でワタシが慣れ親しんできたお粥とは随分趣が異なるお粥ですので(^^ゞ

まず、上の写真(↑)にあるお粥。 『テイベリジュ(tejberizs)』という名前です。 コレは、ドイツ圏で『ミルヒライス』と言われているものと同じだと思います。 ゆえに、日本でも「あぁ、アレのことか!」と思われるかたも多いかも♪

このお粥はですね、
お米を牛乳で柔らかく炊いてお好みの量のお砂糖を加える。 さらに仕上げにはシナモンとか、ジャムなどの甘いもので風味付けをしていただく・・・という食べ物。

作り方はそれほど難しくなさそう・・・だけど、自分で作ってみる気には全然なれそうもないのは、やはり日本食で「ご飯というものは、醤油・味噌・塩などしょっぱい系の調味料で味付けしてあるのが一番美味しい!!」と骨身に沁みて刷り込まれているせいでしょうか?

しかしこの『テイベリジュ』、カップに入ったのがスーパーのデザートのコーナーで必ず売っている、ハンガリーではポピュラーな食べ物です。 だから、デザートとしてならアリかな?・・・とワタシでも思いますが、ぬくぬくの温かいお粥として、しかもメインディッシュとしてシナモンシュガーをふりかけて出されると、おっとぉ~~(^^ゞって感じ。

 

もう一つのお粥はコレ(↓) 『テイベグリーズ(tejbegríz)』
テイベグリーズ

上の『テイベリジュ』と見た目が似ているでしょ(^^ゞ
それもそのはず、『テイベグリーズ』と『テイベリジュ』は材料がちょっと違うだけで似たようなモンですから!!

こちらには『ブーザダラ(búzadara)』という、小麦を粗挽きした粉(小麦粉ほど粉状になっていなくて細かいツブツブの小麦)が売っています。 『テイベグリーズ』は、『テイベリジュ』でお米を使う代わりにブーザダラ(粗挽きの小麦)を使っているものだと思えばよろしい。 ゆえに、もちろん甘い。 さらに『テイベリジュ』と同様、シナモンやジャムなどで甘く風味付けをする。 写真にある給食のときは、ココアシュガーをふりかけてありました。

フニャ高給食のテイベグリーズは温かいサラサラのお粥状でしたが、昔、生徒が作ってきてくれたテイベグリーズはもっと水分が少なくてモタッとしていた。 そして、デザートとして冷たいのを食べた。 ワタシはそっちの食べ方の方が好きかな(^^)

実を言うとワタシ、『テイベグリーズ』は自分でも作ってみたコトがあるのダ! (やはり「何ぃ!? 米を甘く煮込むだとぉぉ!!!」・・・という先入観が働かないせいではないかと(^^ゞ ) たぶんお米よりもブーザダラのほうが煮込み時間が少なくて済むので簡単だと思います。 お料理好きでないかたでも挑戦できる簡単デザートとして、いかが~???

 

ま、お粥なのでお腹に優しい感じがするよね?
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甘さを控えめにしておけば、健康的な食べ物かもしれない。