受験シーズン

フニャ高校庭

年が明けて、受験シーズンも本番ですね〜。

今週末は大学入学共通テストですが、同じくちょうどこの時期、ハンガリーでも高校入試の全国共通テストが行われることになっています。

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)は共通テストの受験会場なので、受験日の試験監督等か、試験後の採点作業などで、職員総出の大仕事になります。

あと、フニャ高では受験日前の2ヶ月間ほど、週1回の受験準備講座もやっていました。

フニャ高の授業が終わった後の夕方、受験生の8年生がフニャ高へ来て準備講座を受けるんです。

ハンガリーの共通テストは国語と数学の2科目だけなので、準備講座に関わるのは国語と数学の先生たちだけでしたけどね。

一年で一番日が短くて暗い時期に受験準備講座を受け、一年で一番寒い頃に受験。

受験生は大変だ。

(^_^;)

 

ヨーロッパランキング

子どもの成長は…

サンタの日・夜の部

ハンガリーで、12月6日は楽しい楽しいサンタの日♪♪♪
フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では、サンタさん一行が朝から順番に各クラスを廻ってお菓子を配ります。

もらえるお菓子は飴玉一個程度のモノなんですが、サンタに貰ったということが嬉しいんです。
(⌒▽⌒)

さて、フニャ高のサンタの日は、フニャ高の生徒たちの「昼の部」だけでなく、フニャ高の職員が自分の子どもや孫を連れて来る「夜の部」もありました。

「サンタの日・夜の部」は、連れて来る子どもがいる人が参加する会なので、子どもが居ないワタシみたいなのはほとんど参加しません。しかしワタシは、行事に誘われればなるべく参加していたので、夜の部のほうもほぼ毎年参加してました。

夜の部のほうは、赤ちゃんから参加可。上限は特にナイみたいでしたが、年齢が二桁になったころには自然と足が遠のいてくる…って感じだったのかな〜?

ワタシ、フニャ高に14年間いたんですが、最初の数年、サンタの日に毎年来ていた同僚の子が、「最近、見ないな〜」と思っていたら、ある時、すっかり背が高くなった姿でフニャ高近くの道端で挨拶してくれたことがあり…。
いや、ホント、一瞬誰だか分からなかったよ!?

子どもの成長って著しい…。^^;

 
ヨーロッパランキング

来なかった招待状…

サラガヴァトーのワルツ

早いもので、今年ももう12月になりました。
2024年もあと1ヶ月残ってないなんて…早いヮ〜〜。

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では、例年11月の終わりか、12月の初旬頃の週末に「サラガヴァトー(上写真参照↑)」があったなぁ…。

サラガヴァトーは学校行事なので、先生たちは会場で何らかの役目が割り当てられたりします。だから先生たちにとってサラガヴァトーは「仕事」なんですが、サラガヴァトーの主役は、あくまでもその学年で卒業する予定の最上級生たち。
だから先生たちは、最上級生たちに招待された招待客…ということになっています。

そのようなわけで、サラガヴァトーの前には先生たちも、生徒代表から招待状を受け取り、サラガヴァトーに招待される…というのも恒例行事の一環です。

招待状は、最近 辞めた先生にも郵送で送られたりするので、サラガヴァトーにはフニャ高を辞めた先生が見に来ることもあるんですよ〜。

しかし、フニャ高辞めた後、ワタシのところには招待状、来なかったなぁ…。
招待状、ちょっと期待してたんだけどな。(;_;)

 
ヨーロッパランキング

OKTV一次試験監督要員

マーチャーシュ像

11月も終わりに近づいてきましたね〜。

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)でのワタシの11月の仕事といえば、OKTV(ハンガリー風に読むと、発音は「おー・かー・てー・ゔぇー」です)の試験監督も印象深いです。

ハンガリーの高校では、「OKTV」という11年生以上の上級生たちが受けられるテストがあります。 OKTVの第1次試験が11月から12月初旬にかけてなんです。

OKTVで結果を残すことができれば、大学受験の時にポイント加算できたりするらしいので、得意科目があれば挑戦する価値あり…というわけで、国語や歴史、あと英語のOKTVの一次試験には、フニャ高の生徒もけっこうな人数が受験していました。

OKTVは試験だから 教室に1人は試験監督が必要。答えを教えてしまうなどの不正防止のため、試験科目担当の教員以外が監督に入らなくちゃならないのです。

ただ、OKTVの試験監督は、学校の職員ならわりと誰でも大丈夫らしくて、ワタシもかなりたくさんの試験監督をやらされました。^^;
5月にある高校卒業試験の試験監督は 監督の資格ももっと厳格らしく、ワタシは高校卒業試験の試験監督はしたことがありませんでしたけどね〜。

 
ヨーロッパランキング

フニャ高での4年間で

卒業式

当ブログで「ハンガリーの高校生」といっているのは、基本的に9年生から12年生までの4学年のことで、日本の学校で中学3年生から高校3年生までの年頃の子供らに当たります。

さらにフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では、1学年4クラス中の1クラスだけ 卒業まで5年間かかるカリキュラムになっているため、そのクラスの生徒が卒業する時は 日本の大学1年生にあたる年齢になっています。

で、9年生で入学してくる段階では「ピヨピヨのヒヨコちゃん♡」と呼びたいような見た目の幼い生徒が混ざっていたりするのですが、その一方で、同じ新入生なのに「おじさん・おばさん」な生徒も居るんですよね〜〜。

正直、「ピヨピヨちゃん」と「おじさん・おばさん」が同じ教室で学ぶ姿は、奇妙。^^;

でも、フニャ高で4年間(または5年間)を過ごして卒業する頃には、「ピヨピヨちゃん」も成長して大人になってるし、「おじさん・おばさん」も元々あった大人っぽさが上手いこと馴染んで ふつうに大人に見えるようになり…。

要は、同い年なのに 見た目10歳以上の年の差があるような子供らが、18歳になった頃には同じ年頃の若い子たちになっているんです。

思春期の不安定さは内面だけじゃなく、外見にも表れているなぁ…とか、思ったものです。

 
ヨーロッパランキング