かなり納得がいかない…

日本庭園

ハンガリーの高校にはギムナージウム(Gimnázium)と言われている普通高校的な学校と、サックゼープイシュコラ(Szakközépiskola)と言われている専門高校的な学校があります。

専門高校の種類はかなり様々で、日本の高専的な学校もあるし、音楽や舞踊などの芸能系専門高校とか、体育系とか、商工業系とか、色々色々。

ブダペストにある園芸・造園の専門高校に、造園を始めてからもう90年くらい経っているとかいう『日本庭園』があるというので、生徒たちと一緒に見に行ってみたところ。(↑)

日本庭園はキレイだった。
さすがは園芸・造園の専門高校!!

ワタシたちが見に行った日は、その高校の日本庭園を一般公開するのと一緒に、色々な日本的な催しがありました。
そんな中に『着物の着付け』があったわけ。

「せっかくだから着物、着せてもらいなヨ~~♡」…と、生徒をそそのかしたところ…
着付け
一人が着付けをしてもらいました。(↑)(↓)
着付け2

でも、まるでどてらの様な着物の、前を合わせて紐で縛っただけ。(↓)
加工済み
この「着物」姿の生徒の顔は、さすがにブログには載せるのに忍びなかったので画像加工しました。

他所の学校でのことだから何とも言えなかったけど、コレがフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)での話だったら許さなぁ~~い!!
…てか、「コレを着物と呼ぶのはやめてちょうだい!!!!」というのが本音。

 

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手が込み込み!!

ベストの前

ハンガリーに滞在中に ハンガリーの伝統刺繍の一つ「カロチャ刺繍」を習い、日本帰国後も刺繍を続けていらっしゃる方の大作ベスト。(↑)

このくらいの作品(↑)ともなると、例えば刺繍の展示会でメインの目玉作品として展示されるレベル☆
カロチャ刺繍を習った人々すべてがこんなの(↑)を作れるようになるわけではナ~イ。

ものすごく手が込んだ細工なのは見て想像がつくと思いますけれども、実際、地道にチクチク・チョキチョキして 仕上がるまでに1年以上かかったそうですぜ。
(気が遠くなっちゃうよなぁ~!)

この大作ベスト(↑)を作ったかたに、
ワタシ、コチラ(↓)をいただきました。
コースター

ベストとは比較にならないとはいえ、コレ(↑)も見た目以上に手が込んでいるのよ。ホントにもう!

周囲を赤紫色の糸で輪っかをつなげたような模様になっていますが、実は一枚の白い布にチクチクチクチクと刺繍して、最終的には周囲の布をチョキチョキとカットして、さらに輪っか模様の内側もチョキチョキチョキチョキくりぬいてレース穴をあけて…と、見た目では想像つかないくらいに手間がかかっているのですわ~☆

 

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カロチャ刺繍のベスト

カロチャ刺繍のベスト

ジャジャ~ン♪
カロチャ刺繍のベストです♡(↑)

このベストの何が素晴らしいって、
華やかなカロチャ刺繍の美しさ(↓)はモチロンのことですが…
背中の刺繍

このようなレースの部分(↓)まで、手刺繍で仕上げられてるってトコロですよ!
手刺繍レース
このレース(↑)、白い布をチクチクチクチク刺繍して、レースになるようにハサミでチョキチョキして穴をあけて作ったレースなんだってョ!!
スゴクな~~い!?

ベストの前

こちらのカロチャ刺繍のベスト(↑)(↓)は、ハンガリーでカロチャ刺繍を習い始めて、日本へ帰国後の今も刺繍を続けていらっしゃる方の作品です。
キレイだよね~~♡
うっとり♡

ベストの後ろ

 

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来年度の準備

 
将棋中

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)で昨年度、初めて取り入れたのはた将棋。(↑)
将棋は、今年9月から始まる新年度も地味に継続する予定です。

地味に…とはいえ可能なら、将棋をする生徒の人数を増やしたいと思って、ミニサイズの将棋セットを買いました。
コレ(↓)

HAOCOO マグネット 将棋 折り畳み 日本将棋 将棋セット (将棋盤と駒付)

それから、詰将棋の本も買ってみた。
コレ(↓)ね。

ふみもと子供将棋教室の強くなる詰め将棋

個人的には、将棋で一局ちゃんと指すよりも、詰将棋を解くほうが楽しいかも、ワタシ。なんかパズルみたいで。

来年度、フニャ高の将棋人口を増やすべく準備中デ~ス。(^^;

 

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細かすぎるので無理!

 
プチドール

昨日に続き、自分で作っっちゃった自慢~。(↑)

このお人形作り、人形作家の先生のところへ行って作ったので、ワタシは先生の指示に従って手を動かしただけ。しかも最後の仕上げ、重要な部分は先生がやってくれたのです。
だから、もし材料がもう一体分あったとしても、自分ひとりでは もう一度 同じものを作れるとは思えないデス。

写真(↑)をみて分かるかどうか分からんケド、モノスゴク細かい作業の連続なんですよ、コレ!!!

お人形作りを習いに行く前には、
「作り方を習ったら、後で フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の生徒と一緒に作れるかなぁ…? 問題は材料だけど…」
…とか もっと簡単に考えてたんだけど、

作ってみて確信しました。
この作業の細かさ、フニャ高の生徒たちには無理!!
材料がそろっていても 絶対に無理!!!!

このブログでは、時々ワタシが生徒に折り紙を教えているとか書いてますけど、実はハンガリー人には 折り紙折らせるのも結構大変だったりするのよ!

折り紙中

日本の子なら、ツルくらいは折れるだろうけど、
ハンガリー人の子は、ツルにも挫折する子がいっぱいいるの。(>_<)

ワタシでも音を上げてしまいそうだったプチドール。
ツルも折れないハンガリー人の子たちにできるとは思えない……。
…てゆか、根を上げた生徒たちの人形をワタシの手でフォローできる気がしないよ。
(;^ω^)

 

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