お外サイコーな季節

校庭

ブダペストに住んでいた頃、ハンガリーの建物って、寒く暗く長く厳しい冬に耐えられるように作ってあるんだろうな〜〜と感じていました。

例えばフニャ高の校舎(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)。壁が分厚く頑丈。窓は小さめで、二重窓。あまり日当たりとかは重要視してなさそうな作りが多いように思う。
冬の暖房効率を良くする作りなんだろな〜〜って感じ。

夏休みが目前の今ごろのブダペストは、お外の気候が最高なので、窓が北向きの教室では窓の外の明るさとのコントラストも相まって、室内がものすごく暗く鬱陶しく感じられてしまうのでした。

外は外で暑いので、日向はキツく、木陰が最高なんですが…。
フニャ高は、素敵な木陰には恵まれていますしね。

一度、「外に出た〜い! ちゃんと外で勉強するからぁ〜〜!!」という生徒の声に押し切られて、テキストを持って校庭にでたことがありました。

全然 勉強にならなかったです。
(゚∀゚)

 
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学年末のフニャ高

アニメ鑑賞

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)時代、学年末のワタシの日本語クラスは『ジブリアニメの上映会』と決まっていました。

梅雨のある日本とは違い、ハンガリーの6月は気候が良く、爽やかな好天であることが多いです。 日没が遅いので、学校の時間帯はずっと日が高いですし。また、夏休み目前で、生徒たちの学習意欲は高くない…というか、ダダ下がり…。^^;
「教室に籠もるより、外に出ようぜ!」って感じの季節なんです。

それならせめて、「日本のアニメ好きを自称するなら、この辺のアニメは抑えとけ!」的なジブリアニメを鑑賞させるのは、教育的指導というものですョ!?

それに、学年末に映画鑑賞してたのはワタシだけではありませんでした。 6月初旬はともかく、夏休み直前の6月半ば近くには 授業中の廊下を歩いていると、正規科目の授業でも映画鑑賞をしているらしき音が漏れ聞こえてきたものです。 職員室でDVDを貸し合ってる先生たちも見かけたなぁ…。

成績つける課題とかテストが終われば、正規科目のほうがさらに生徒らのやる気は残ってないだろうからね〜〜。
(^_^;)

 

 
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あと半月

階段室

5月も今日までで終わりですね〜。
4月始まりの日本の学校だと、新学期から2ヶ月経ち、新しくなった環境にも馴染んで、それが日常になってくる頃なんでしょうか。

同じ5月の終わりでも、ハンガリーの学校の状況はかなり違います。
なにせ、6月16日からの夏休みまで、あと半月を残すのみですから。

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では、日本の高校のような全校体制での中間・期末テスト期間みたいなのはなくて、5月後半から6月初旬くらいまでの授業のときにテストをしたり、課題があったり。

ハンガリーには「夏休みの宿題」なんてナイので、2ヶ月半の夏休みは自由の身!
6月になったらもう、夏休みも目前〜〜。
(⌒▽⌒)

 

 
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あと1ヶ月

フニャ高校庭

5月も半ばに近づき、新緑の色もだいぶ濃くなってくる頃。 今年もフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)の校庭では、マロニエが咲いていることでしょう。

前回更新の当ブログで、5月初頭、卒業式を終えたばかりの卒業生たちが高校卒業試験(筆記)の必修科目を受験している間、在校生たちは学校がお休みになると書きました。

卒業試験の受験者数の多い必修科目が終わった今週、在校生たちは再び学校に戻って授業を受けることになります。 卒業学年がいないから 1学年少なくて、校舎もちょっと空いてる感じだったりします。

ハンガリーの学校の1年は、9月1日に始まり、6月15日に終わります。

在校生たちにとって、卒業試験中のお休み期間が終わって再開された5月半ばの学校は、楽しい夏休みまであと1ヶ月ほどに迫った学年末!

4月始まりの日本の学校だとわかりにくい感じかもしれませんね〜〜。
(^_^;)

 
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卒業試験休暇

卒業式

前回更新の当ブログにも書いたとおり(参照過去記事)、今週、ハンガリーの高校は卒業試験(筆記)の真っ最中。 特に今週は、必修科目が集中的に行われるため、今年高校を卒業した生徒のほとんどが試験を受けていたはず。

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)の場合、国語(ハンガリー語)の試験が行われる月曜日から、英語の試験がある木曜日までの4日間、卒業試験を受けない在校生たちはお休みになります。

高校卒業試験は、ハンガリーの高校で行われる試験の中では最も重要な試験と言っても過言ではありません。

試験時間も、1科目あたり3時間とかかかって、長いんです。 朝、学校に来て、試験が終わるのは昼ごろになります。 だから1日に1科目ずつ。
また、自分の生徒に良い点を獲らせるために答えを教える…といった不正を防止するため、国語の試験のときの試験監督は別科目の先生じゃないとダメ…とかの決まりもあります。

だから受験者の多い今週は、卒業試験のほうに人手と教室をとられてしまうので、必然的に在校生たちの普通授業と両立させる余裕は無いんですよね〜。 来週以降に行われる受験者が少ない科目の卒業試験は校舎のエリアを区切って、普通授業を並行して行われますけれど。

ま、在校生たちは1週間ほどお休みできて 嬉しいだろうから、特に問題はナイと思いますが〜〜。
(゚∀゚)

 
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