2020年の夏休み

かるたキャンプ

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)時代、ワタシは毎年夏休みに、年に1度の帰省をしていました。

日本の夏は暑いので、季節的には夏を避けたいくらいだったのですが、まとめて1ヶ月間も帰省することができるような休みが 夏休みしかなかったので、やむを得ず。

ただ、コロナ禍の2020年の夏休みは、年に1度の帰省を諦め、ブダペストに居残ることに…。(T ^ T)

ブダペスト居残りで暇だったので、「毎週水曜日はかるたの日」と決めて、週1で生徒を集めてかるたしてました。
思えばこの時が、ワタシのかるた能力のピークだったかも。
(゚∀゚)

日本に帰国してからは全然かるたをしていないので、もう歌もだいぶ忘れちゃったな〜〜。あの頃は百首全部覚えてたのにな……。

 
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同僚の子ら

絞り染め

ハンガリーの子供らは、すでに夏休みが始まって1週間ちょっと。そろそろもう学校のことなんて思い出しもしなくなる頃かもしれません。

しかし子供らは夏休みでも、大人は夏休みじゃないんですよ。
大人は働いているんですよ〜。
(^_^;)

高校生にもなっていれば親がいなくても大丈夫でしょうが、幼い子供の場合は一人で留守番させておくわけにもいかない…というわけで、夏休みの子供は田舎の祖父母のところへ泊まりに行ったり、サマーキャンプ(←昼間だけ通うタイプのサマーキャンプも多い)に送り込まれたりするらしい。

あと、フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)の場合、6月後半のこの時期は子連れ出勤してくる人もけっこういました。

フニャ高同僚の子はおとなしい子揃いで、子供がいて邪魔だと思うようなことは一度もなかったなぁ…。

でもワタシもフニャ高に14年もいたので、ピヨピヨの幼稚園生だった子が、いつのまにか高校生になっちゃっていたりして、月日の流れに焦ることはあったけどね〜。
(;▽;)

 
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6月後半

フニャ高校庭

早いもので6月後半。
今年の前半も、残りあと半月足らずとなりました。
早〜〜〜い!!!

ハンガリーの学生諸君は、もう今週から楽しい夏休みを満喫中のはずですが、ハンガリーの高校の先生たちはそういうわけにいきません。

6月後半には、高校卒業試験の後半戦である口頭面接試験が行われるからです。

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)の場合、卒業学年のクラスごとに2〜3日ずつ割り当てて順番に行っていくので、なんだかんだで6月の終わり頃までかけて卒業試験を終わらせるのです。

それと並行して、在校生たちの成績表つけもあります。
だいたい6月20日前後に、在校生たちが成績表を受取りに来る登校日があるので、それまでに担任をしている先生は、成績表をきっちり仕上げなくちゃなりません。

生徒本人に渡す成績表の他に、学校に保管される帳簿的なヤツ、3つの帳簿が間違いなく同じかどうか、3人がかりで突き合わせの確認をするの。けっこう大変。
(^_^;)

そんなわけで子供らは夏休みになっても、高校の先生たちは責任の重い仕事でてんてこ舞いな6月後半です。

 
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明日から夏休み!

絞り染め

今年は6月15日が土曜日なので、例年よりも1日早く、今日がハンガリーの学校の学年最後の日ですね〜。

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では、夏休みに宿題を出す先生なんていませんでしたが、それはフニャ高に限ったことではなくて、ハンガリーの学校に夏休みの宿題なんてものはナイみたい。

今年も待ちに待った夏休みがやってきた…と、今日はハンガリーの全子どもたちが開放感に満ちた気持ちでいるんだろうな。^^;

日本の高校とは違い、フニャ高の学年最終日は終業式ではありません。
1週間後くらいに、成績表を貰いにくる登校日があるんです。

とはいえ学年最終日ともなると、成績をつけるためのテストや課題提出も終わっているので、授業に身が入らないことこの上ない。
(^_^;)

だからフニャ高では、学年最終日はピクニックデイとして、校舎の内外、特に校庭をフル活用したレクリエーションをする日になっていました。

コロナ禍で、ワタシがフニャ高を辞めたころはピクニックデイが無くなっちゃってたんだけど、今はもう復活したのかな〜〜???

 

 
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最後の年の卒業式

卒業式

今からちょうど3年前、2021年6月11日(金)はフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)の卒業式の日でした。(↑)

例年通りならハンガリーの高校の卒業式は、高校卒業試験の筆記試験の前、たいていは4月の終わりに行われます。でも、この年はコロナ禍で、授業日程のほとんどがリモート授業だった年で、卒業式も6月半ばというイレギュラーになったのでした。

ちなみにこの時の卒業生たちは、高校卒業学年前期の大イベント、サラガヴァトーが中止になってしまった学年。
だからコロナが下火のタイミングで、せめて卒業式はやって送り出そう…って事だったのかな。

その前の年に卒業した学年は、サラガヴァトーの時はまだコロナ前だったので良かったけど、卒業式の時はコロナ禍だったので、卒業式が中止になってしまったんだよね〜。

学校行事って、ちゃんとあっても、その日に風邪をひいたりして参加できないって事は誰にでもあり得ることなので、行事が無かったことをむやみに悲しむことはないとは思うけど、やっぱり最初から行えないのは寂しいよな…と思ったものでした。

 
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