歴史の課題発表(番外) とんでもない勘違い


 

楯

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の 今年の9年D組の歴史の課題提出物を 2回にわけてご披露しました。(その1その2) 楽しんでいただけましたか?(^_^)

提出物の中には、こういうモノ(↑)もありました。

この四角いオレンジ色の大きいヤツね。(↓)
楯

これは『楯(たて)』
…なんだけど、最初ワタシは 全然別のモノだと思った

何だと思ったのかというと、『サルヴァシュ(Szarvas)』(^^ゞ

サルヴァシュ(Szarvas)っていうのはハンガリー語で、『鹿』とか『トナカイ』みたいな動物のことです。 だいたい立派な角が生えた鹿のような生き物を連想させる。

正面から見ると、真ん中の丸いのが「トナカイの鼻」で、小さい点々が「目」その横のヒラッとしたのが「耳」で、細長くクネクネしたのが「角」。(↓)
トナカイ?
トナカイに見えると思わない? ねぇ???
ワタシにはトナカイにしか見えませんョ!!!

 

コレを『トナカイ』だと信じて疑わなかったワタシは、
無邪気にも「あの『トナカイ』は何~?」と、聞いてもうた。
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当然、「え? トナカイ?? 何のこと???」…という反応が
返ってきたのであったが…(^^ゞ

 

 


歴史の課題発表・2


 

9.d歴史の課題展示

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名) 9年D組の歴史の課題作品の数々(の続き)。(前回の記事はコチラ

歴史課題展示

 

超力作! 『ガレー船』(↓)
ガレー船
帆があるけれど、櫂(かい)もついているので、帆船ではなくガレー船でしょう。

ガレー船2

 

これも力作、ビーズ細工の『ハンガリーの紋章』(↓)
ハンガリー紋章
「売れるぜ、コレ…」とか、俗っぽいことを考えてしまった素晴らしい出来栄え。(^^ゞ

 

コレは『昔のお金』(↓)
古銭
あまり精巧すぎないトコロが かえってリアル?

 

ドールハウスみたいな『遊牧民時代のテント』(↓)
遊牧時代のテント
ハンガリー人の先祖は、アジアのほうから遊牧しながら移動してきて、最終的に今のハンガリーの地に定住したと言われている。

テントの中

今年の提出課題も面白かった~。 来年度の9年D組にも期待だな!! (^_^)

 

去年の9.dの作品には、
『聖イシュトヴァーンの右手』とか2~3人提出してた気がするけど、
今年は無かったな~。
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『聖イシュトヴァーンの右手』は、
ハンガリー初代の王様の『右手のミイラ』で、
ブダペストの『聖イシュトヴァーン大聖堂』にあります。

 

 


歴史の課題発表


 

2014年D歴史課題

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)は 一学年あたり4つのクラスがあり、入学してから卒業までクラス替えがありません。 そして、各クラスごとに違う特色があるのです。

まずフニャ高の生徒なら全員が共通して履修しなくてはならない基本の授業があり、その上にクラスごとに力を入れている分野みたいなものがあって、あるクラスは他のクラスよりもインフォメーションの授業数が多い…とか、「そのクラスならでは」の授業内容の時間があったりするわけ。 だから、逆を言うと、クラス替えはできないんです。(所属するクラスによって、履修内容に違いがあるので。)

フニャ高9年生のD組の生徒だけが、昨年から取り組んでいる歴史の課題があります。 その提出物が、この記事の写真(↑ ↓)にある品々。 レポートの形ではなく、「何か歴史上の品物を作る」のが課題。

提出物を見たところ、国とか時代は何でもOKなようで、
自国ハンガリーの聖人『聖マルギット(マルガリタ)』(↓)
聖マルギット
13世紀ハンガリーの王女で、修道女としてつつましい一生を送った人。(聖人)
…のような作品もあれば、

旧石器時代の道具(?) それとも武器(?) (↓)…もある。
石器
しかし本物のように良くできている。 イヤ、本物の石器なんて良く知らないケド。(^^ゞ

それから、エジプトものは人気の題材。 (↓)
エジプトもの1

エジプトもの 2

コレは何なんだろう? マスクだと思うけど… (↓)
マスク?

これは『聖杯』かな? (↓)
聖杯

こちらは写真では何だか分からないと思いますが、実際に使用可能なんじゃないかとも思われる 立派な『弓』。 (↓)
弓

…と、このような感じで、何だか色々な作品があって 見るのが楽しい歴史の課題なのです。

(写真が多いので、次回もこのテーマで続く!)

 

ワタシ、けっこう工作好きなので、
高校時代に こんな課題が出されたら夢中になったかもしれない。
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でも実際に こんな課題があったら、何を作ったかなぁ?
自分に何が作れたか…意外と想像がつかないな…。(^^ゞ

 

 


我が家の新入りさん


 

子ザルのマキちゃんと

この週末のモバイル更新記事で、とつぜん登場した『子ザルのマキちゃん』(↑)
我が家の新入りさんです。
生徒たちからワタシへの 学年末のプレゼント。(#^.^#)♡

ハンガリー語で『猿』のことは、「マヨム(majom)」といいます。 でも、ジャングルの木の上に住んでいるような『小さい猿』、たとえばメガネザルみたいな猿はマヨム(majom)ではなく「マキ(maki)」。

言い換えると、チンパンジーとかオランウータン、またはマウンテンゴリラみたいな猿(類人猿みたいなサル?)は「マヨム(majom)」だけど、小さくてあまりサルっぽくないような(?)猿類は「マキ(maki)」であって「マヨム(majom)」ではない…というふうな区別があるらしい。 ホント、厳密な区別はよく分からないんですが。(^^ゞ

で、写真にある『子ザルのマキちゃん』は、初めからちゃんと『マキちゃん』という名前付きでもらったのデス。 ワタシの本名は「マキ」が付く名前でして、子供のころは「マキちゃん」と呼ばれていた(今も呼ばれてるケド)…と話したことを、生徒たちはしっかり覚えていたんでした。 そういうコトは簡単に覚えて、しかも忘れないんだよねぇ…(^^ゞ

『子ザルのマキちゃん』のプレゼントも嬉しかったけど、『マキちゃん』以上にグッと来たプレゼントは このマグカップ。(↓)
最高の先生マグカップ

『Legjobb tanárnő』という言葉が彫り付けてある。

意味するトコロは、な~んとなんと、『最高の(女)先生』…です。
(ハンガリー語では、男の先生はtanárúrなので、tanárnőは女の先生のみを指す。 tanárは男女問わずに使える言葉だけど、たとえば「先生!」って呼びかける時などはtanár だけで呼ぶことはなく、男の先生には tanárúr、女の先生には tanárnőを使います。)

まぁ、何てワタシを喜ばせるツボを押さえたお世辞♡ d(≧∇≦)b

来年(と言っても9月からだけど)も頑張ろ~♪

 

とりあえずマグカップは自宅へ持ち帰りましたが、
やっぱり職場に持ってきて使おうかしら~?
(モチロン)見せびらかすために…。(^^ゞ
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『子ザルのマキちゃん』のほうは夏休みに日本へ帰省する時、
シャインくんと一緒に日本へ連れて行くべきかしら。(^_^)

 

 


開放感~\(≧∇≦)/


 

ドナウ川航空ショー

6月16日。 ハンガリーの子ども達は正式に夏休みに突入。
ワタシは普通に出勤しますけどね。だって子どもじゃないから~。(^^ゞ

でも、出勤しても授業はない。 (今年の授業は13日に無事終了しました!)
この開放感!!!!!\(≧∇≦)/

やっぱり授業がないのは気が楽なのでございます。(^^ゞ

断っておきますが、ワタシは別に授業をするのがキライではありません。 べつに苦痛だと思っているとか、嫌々ながらやっているわけでもナイ。

でもやっぱり授業するのは緊張感がかなりあるんでしょうね~。 いつも「今日はああして、こうして…」とか、プランを考えた上でないと、ワタシ、生徒の前には立てないし。(-“-)

ふと考えると、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)へ来たばかりの頃(約7年前)は、生徒の前に立つと思うだけでもドキドキドキドキしていたもんでした。(^^ゞ 今はさすがに、そういう生徒の前に立つことに対するビビリは ほとんどなくなりましたが、授業がちゃんと出来るかどうか…という心配・不安や緊張はなくなりません。

授業で同じコトをやっても、相手(生徒)によって反応が全く違うこともあったりするので、前に上手くいったことが 今回も上手くいくとは限らなかったりするしね~。 ホントに授業は生モノ

だから、授業がイヤなわけではないけれど、授業がないと思うとホッとするというか…開放感がある。 それが正直な気持ちなんですよね~。

 

次に授業という形で生徒たちと会うことになるのは
新学期の9月2日からか…。
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新9年生も加わるだろうし、
新学期はやっぱり緊張するだろうな~。ヤダな~。(^^ゞ