NÚÉK!

議事堂ツリー

先週の金曜日(2021年1月8日)の午後、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)では職員会議がありました。オンラインでの会議です。
フニャ高では先月のクリスマスパーティもオンラインだったし、なんかもう、オンライン会議が当たり前みたいになってきたなぁ…。( ;∀;)

その会議の時に聞いたんですが、今年は『NÚÉK!』っていうハンガリー語の新語が誕生したそうです。

当ブログの1月1日の記事に、『BÚÉK!』という言葉を書いて新年のご挨拶をしましたけど、『NÚÉK!』は、それをもじったモノ。

BÚÉK!は、ハンガリー語のBoldog Új Évet Kívánok!の頭文字取りで、異論はあるかもしれないけれど、意味は「あなたに幸多き新年をお祈りします。」って感じです。

新語のNÚÉK!は、Normális Új Évet Kívánok!の頭文字取りなんだって。
こっちの意味は、「あなたに普通の新年をお祈りします。」って感じかな。

コロナ禍のの昨今、「普通」が普通じゃなくなってしまいましたものねぇ…。
(´;ω;`)

 


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誤解は解けたはずなのに…

かるた

まず今回は、ハンガリー語のミニ知識から。(^ ^;;

ハンガリー語で、A,B,Cの発音は、「エー,ビー,シー」ではなくて、「アー、ベー、ツェー」です。

「クラス(学級)」にあたるハンガリー語は、「osztály(オスターイ)」。

だから、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)では A組のことを「A osztály(アーオスターイ)」、B組は「B osztály(ベーオスターイ)」と言う。

それから、ハンガリー語で、「béna(ベーナ)」という単語があります。 「下手糞な」とか、「ぶきっちょな」…って感じの意味合いで使います。

将棋

さて本題。

今年の9年生の女子には、「アンナさん」が二人いるの。
ホント、ハンガリー人の名前の同名率の高さったら、日本人の比じゃなく高いんです。 ややこしいったらありゃしない!! ( ;∀;)

で、アンナさん二人のうち、一人はA組のアンナさんで、もう一人はB組のアンナさんだったので、この二人が一緒にいる時に、
A(アー)の アンナさん
B(ベー)の アンナさん」…と呼んだのね。

そしたら、B組のアンナさんが、
「私、ベーナ(ぶきっちょ)じゃないもーん!!(´;ω;`)」…と、誤解しちゃったんです。

もちろんその場で説明をして 誤解は解けたんですが、それ以来、B組のアンナさんが自分で「ベーナ・アンナ」とか言うようになっちゃった。
逆に面白くなっちゃったみたいなんだよねぇ…。

ちょっと困ってます。(;O;)

 

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勉強する…つもり。(^ ^;;

歴史教科書

新学期です。コレ(↑)、買いました。

ハンガリーの小学校5年生・6年生の歴史の教科書。
それから歴史地図帳デ~ス。

殊勝にも、ハンガリーの歴史、べんきょーしてみようかと思って…。

ワタシ、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)というハンガリーの高校で働いて12年。 教えているのは日本語なので、ま、ハンガリーの歴史を全然知らなくても、とりたてて不都合はありません。

でも生徒・同僚ハンガリー人ばかりの環境で生活してるので、周囲の人たちにとってはハンガリーの歴史は「常識」。 だからハンガリーの歴史を知っているに越したことはないな~と、感じることが多いざんす。

それで買ってみた、歴史教科書!
小学生のヤツ!!

小学校の教科書なら、少しはハンガリー語が易しいんじゃないかと思ってね
~~。
(^ ^;;

 

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8月末、再びのBUÉK!

 

花

BÚÉK! とは、
ハンガリー語のBoldog Új Évet Kívánok! の頭文字をとった略語で、新年の挨拶ことば。
意味は、日本語の「明けましておめでとうございます」よりも、「良いお年を!!」に近い感じです。

このBÚÉK!という挨拶が、先週の金曜日(2018年8月24日)、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)で学年開始の職員会議の日にも、久しぶりに会った同僚たちの間で交わされました。

ハンガリーの年度は9月始まり。
その準備のために、夏休みを終えてフニャ高に集合した我々ですので、考えてみれば「今が新年」であるわけですね~。
だから8月末の今、BÚÉK!(←良い年を!!)なのよ。

でも、日本では4月、「良いお年を!!」とか、ましてや「明けましておめでとう!」とは言わないよね。
何だか面白いなぁ…と、8月に聞くBÚÉK!が、ちょっと楽しみだったりするのです。
(^ ^)

 

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雲ひとつない一日を!!

天気予報士

ワタシ、『ハンガリーの天気予報は全~然当てにならないっ』とか、思っていたりします。それでもやはり日々のお天気は気になるので、朝の出勤準備の支度時間にはテレビのニュースをつけておいて、天気予報をチェックするのね。(^ ^;;

で、ワタシが天気予報チェックをしているニュース番組では、5人(?)ほどの気象予報士さんが日替わりで登場してくるんですが、写真(↑)(↓)の男性はそのうちの一人。
ほらふきアーダム

長身でなかなか男前な感じの気象予報士さんである。
御名前は「アーダム」さんとおっしゃる。

この人の口癖というか、天気予報のコーナーの最後の締めの言葉として必ず言うのが、
„Felhőtlen időtöltést kívánok!”…というセリフ。

Felhőtlenという言葉の意味は、「雲ひとつない」という意味で、
„Felhőtlen időtöltést kívánok!”とは、
「雲ひとつない一日をお過ごしください。」ということです。

つまり英語の „Have a nice day!” と同じ意味合いの決まり文句ですな。

„Have a nice day!” に相当するハンガリー語の表現は他にもあって、むしろその他の表現のほう聞くことが多いです。 「雲ひとつない…」の言い方を使うのは、ワタシの知る限りでは男前気象予報士のアーダム氏ただ一人。

それほど一般的な表現ではないのかもしれないけど、気象予報士さんのセリフだから お天気に関係のある単語を使って…ということで、あえてキメゼリフとして使っているのかもしれません。

でもさ、
「今日は一日ジメジメした雨でしょう」とか言ってた直後に
「雲ひとつない一日をお過ごしください。」と爽やかな笑顔で締められてもなぁ…。(^ ^;;

そんなわけで、ワタシから「ほら吹きアーダム」というニックネームをつけられてしまった不幸な気象予報士さんなのであ~る。(^ ^;;

 

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