クリスマスの過ごしかた

雪

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)時代、クリスマスは冬休み中だったので、平素よりも昼間っからテレビをつけていることが多かったんです。

ちなみにウチにあったのは、ハンガリーのテレビね。
見ることができるのはハンガリーのテレビ局のチャンネルのみ。

で、クリスマスの前後頃、テレビは映画をエンドレスで放送してました。ニュースと天気予報の時間以外は、ず〜っと映画!! 一つ映画が終わると、しばらくCMがあって、また次の映画が始まるの。
そんな感じで朝から晩まで映画映画映画!

季節柄もあり、ありとあらゆるクリスマス映画がテレビから流れ続けるんですよ〜〜。
世の中にはこれほど数多くのクリスマス映画が存在するのか!…と思ったね。

『ラブ・アクチュアリー』とか、何回も、毎年放送されてたから、ワタシ、あの映画、何回観たか分からんくらいですよ。
ハンガリーのテレビ放送だからハンガリー語吹き替え版でね。何回も観たので、ハンガリー語の理解が徐々に深まり、大変お勉強になりました。
(^_^;)

 
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蝋燭、あと1本

アドベントリース

今、アドベント(待降節)です。
ハンガリーでは、アドベントにアドベントカレンダーや、アドベントリース(上写真参照↑)を飾ったりします。

アドベント(待降節)は、クリスマスから数えて4つ前の日曜日から始まります。

アドベントリースには4本の蝋燭があって、アドベント期間の日曜日ごとに1本ずつ灯します。

2024年の場合、クリスマスの4つ前の日曜日は12月1日だったので、1本目の蝋燭に火を灯すのが12月1日(日)。 2本めが12月8日(日)で、3本目が12月15日(日)でした。

今年のアドベントリースに残る蝋燭はあと1本。
12月22日(日)の蝋燭だけです。

いやはや、クリスマスまで日にちが近づいてきましたね。
(^_^;)


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ミクラーシュ

サンタ

ハンガリーでは、『サンタの日(12月6日)』があるので、サンタは12月6日にやってきて子どもたちにお菓子を配ってくれます。

で、サンタはクリスマスには来ません。
クリスマスの時には、家族や親しい者同士でプレゼントを送り合います。
幼い子供には、クリスマスに届いたプレゼントは「天使が持ってきてくれた」とかいうふうに言い聞かせるらしいです。

ちなみにハンガリーでは、サンタのことは「ミクラーシュ(Mikulás)」と言うんです。

サンタのモデルになったという「聖ニコラウス」から来ていると思われますが、「ミクラーシュ」というハンガリー語の音感が、ホワホワしていてワタシは好きです。
(⌒▽⌒)


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子どもの成長は…

サンタの日・夜の部

ハンガリーで、12月6日は楽しい楽しいサンタの日♪♪♪
フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では、サンタさん一行が朝から順番に各クラスを廻ってお菓子を配ります。

もらえるお菓子は飴玉一個程度のモノなんですが、サンタに貰ったということが嬉しいんです。
(⌒▽⌒)

さて、フニャ高のサンタの日は、フニャ高の生徒たちの「昼の部」だけでなく、フニャ高の職員が自分の子どもや孫を連れて来る「夜の部」もありました。

「サンタの日・夜の部」は、連れて来る子どもがいる人が参加する会なので、子どもが居ないワタシみたいなのはほとんど参加しません。しかしワタシは、行事に誘われればなるべく参加していたので、夜の部のほうもほぼ毎年参加してました。

夜の部のほうは、赤ちゃんから参加可。上限は特にナイみたいでしたが、年齢が二桁になったころには自然と足が遠のいてくる…って感じだったのかな〜?

ワタシ、フニャ高に14年間いたんですが、最初の数年、サンタの日に毎年来ていた同僚の子が、「最近、見ないな〜」と思っていたら、ある時、すっかり背が高くなった姿でフニャ高近くの道端で挨拶してくれたことがあり…。
いや、ホント、一瞬誰だか分からなかったよ!?

子どもの成長って著しい…。^^;

 
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クラス替えが無い世界

教室

4月。
日本は年度初めで、学校も今週から始まったところが多かったことでしょう。

今日のニュースによると、滋賀県の中学校で異例の「クラス分けやり直し」をしたんだそうです。どういうことかと言うと、人間関係に問題がある生徒同士が同じクラスになってしまっていたため、クラス分けをやり直しして、新たに新学期を開始した…ということらしい。

この件は、クラス分けのやり直しで今後が上手くいくならイイんじゃないか…と思うのですが、こういう事態はハンガリーの高校では起こり得ないとも思うのです。

だってハンガリーの高校には、クラス替えが無いから〜〜。
入学してから卒業するまでの4年間、基本同じメンツで、担任の先生も同じ人だから〜〜〜。

ハンガリーの小学校のことは あまり良く知らないけど、たぶん小学校もクラス替えが無いと思う。なぜなら、ワタシの生徒の中に出身小学校が一緒でクラスも一緒だったため、フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)での5年間(←その子たちはフニャ高に5年通うクラスだったから)と合わせて13年間同じクラスだったという子たちが居たから。

フニャ高の場合、1学年に4クラスあるけど、クラスごとに特色があって科目ごとの授業数が違ったりもするので、クラス替えで人間シャッフルするわけにはいかないですし。

そんなわけで、ハンガリーの高校では、新学期にクラス替えでリセット…というのはありません。

 
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