早いもので今年の卒業式(2019年5月3日)から1か月以上が過ぎてしまいました。
でも今回も卒業式関連の話題で~す。
ハンガリーの高校の卒業式では、卒業生たちは片手に花束、もう片方の手は一緒に過ごしてきたクラスメイトの肩に置いて高校生活ゆかりの場所を行進するのが慣わし。
その時、卒業生たちは小さいカバン(ポシェット)(↑)を肩掛けにして身に着けています。(↓)
この小さいカバンには、いったい何が入っているのでしょう?
「ポガーチャ」とは、ハンガリー人なら知らぬものはいない…というか、ハンガリー人ならポガーチャの自家製レシピの一つや二つは持ってるでしょ…というくらいの焼き菓子。(←甘いもの好きのハンガリー人だが、ポガーチャは甘くない焼き菓子である。)
ハンガリー人でポガーチャを食ったことナイなんて人がいたら、日本人でおにぎり食ったことナイって人と出会ったくらいにビックリです。(^ ^;;
フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の場合、卒業式の小さいカバンには超ミニサイズのポガーチャと、塩入り小袋、そしてフニャ高校舎を背景に写したマーチャーシュ王様の像のカードが入っていました。
でも、何でポガーチャと塩なのかね?
旅立ちの時に最低限必要なモノってことなのかなぁ…???