ハンガリーは周辺を他国に囲まれた内陸の国です。
海なし国。海岸線はありません。
内陸国ですが、ハンガリーの海抜は低くて 国土の68%が標高200メートル以下。 ハンガリーで一番標高が高い地点(ケーケシュ山)でさえ、1014メートルしかありません。
生徒と雑談的な話をするとき、
「日本で一番高い山の名前はなんでしょう~?」
…というような話になることがあります。
この答え(↑)は「富士山」。 ←さすがにコレは生徒たちでも たいてい答えられる。
でも、
「じゃ、富士山の標高は?」
この質問に答えられる生徒は 今までのところ一人もいませんでした。
「3700メートルだよ。」というと、
一様に「ぉおぅ!」と反応してくれるので、楽しい。( ̄▽ ̄)
(↑ 富士山が高いのは自分の手柄でもなんでもナイのに、何となく得意になる。(^ ^;;)
「ハンガリーの最高峰はどこ? 何メートル?」
この質問に生徒らが答えたのに続いて、
「私の友達が住んでいる町(群馬県草津町:標高約1200m)は、ケーケシュ山よりも高いです!!」
この事実(↑)は、もう生徒たちの想像力の範囲を超えているらしい。
たぶんワタシにとって、「南米には標高3500mの場所に都市がある」…ということに、いまいち想像がつかないのと似ているのではないか…と、思う。