いよいよ新学期!

始業式

今年は9月1日が日曜日のため一日遅れですが、本日9月2日、いよいよ新学期の始まりです。ハンガリーの学校の場合9月が学年度の始まりでもあるので、夏休み明けですが日本で言うと4月みたいなもの。今日から新しい1年の始まりです。

上の写真(↑)は、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の去年の始業式のときのもの。フニャ高には室内で全校生徒が集えるようなスペースがありませんので、例年、始業式は校舎の入り口前のココ(↑)、つまり野外で行われます。ワタシが知る限りの過去六回、幸運にも今まで始業式が雨天に見舞われたことはないですが、今回はどうでしょう…??? (晴れてくれ! 頼む!!)

上の写真を見ると、日本の学校の朝礼の時とかと違って、フニャ校生たちは結構好き勝手に適当~に立っているように見えますが、これでも一応、彼ら、クラスごとに並んで立っているんですョ。(緩やか~~に秩序が保たれている状態。)

フニャ高の始業式は新学期初日の朝7時45分から始まるのが慣わしで、新入生(新9年生)たちもその始業式から参加。年度開始にあたり、新入生のために別枠で入学式というようなものは行なわれません。(新9年生のための行事というものは色々とあって、「晴れて君もコレで本当のフニャ高生!!」と認められる儀式があるのは約2ヵ月後の10月末。それまで新入生は見習いの身…。)
「えぇ~? 入学式がないの? 何でないの!?」と思われるかもしれませんが、ワタシも何故ないのか知らないので、「無いものは無い!!」と答えるしか…(^_^;;

でも、聞いた話では、小学校には入学式みたいなものがあるらしいですョ。新学期を前にした8月の終わり辺りに、新1年生が親に連れられて小学校に行く日があるらしいです。それはひょっとすると日本の入学式に似ているのかもしれない…ケド、見たことないので分かりません。

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落第しないでくださいね!

トラちゃん

ワタシが担当しているフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の日本語クラスは、正規の科目ではなく、成績がつかない科目です。科目としては課外授業というか、放課後のクラブ活動のような位置付け。学年度の初め、日本語クラスに履修登録をしたら最後、学年末まで通い続けるのだけは決まりですが、いざ日本語クラスに通うことにしたものの、あっという間に学習意欲を失って、学年末にひらがなの「あ」さえ読めるようにならなかった…としても、その生徒は落第させられることはありません。フニャ高の日本語クラスがゆ~るゆるな所以は、その辺のところにあるのかも。

でも、正規の科目の場合はそんな具合にはいきません。

ハンガリーの学校の成績表は、日本の五段階評価と同じで、「5」が一番良くて、「1」がダメ。そして、「1」をとった生徒は落第です。
例えば、10年生のA君が6月の学年末の段階でいずれかの正規科目で「1」を貰ってしまったとします。その生徒A君は9月に新学期が始まる前の8月末に追試を受けなくてはなりません。そして、その追試で最低でも「2」をとることが出来なかったら、
「A君、キミは落第。もう一回10年生~!!」
…となるわけ。
たとえ他の科目がすべて「5」だったとしても!です。(ま、ほぼ全科目「5」をとれる生徒が、何か1つだけ不得意で「1」ってことは、実際にはあまりないと思う。普通で「5」をとれる生徒は不得意科目でも「3」くらいはとれるモンですよねぇ?)

さて、A君が追試の日に来なかったり(その場合は自動的に「1」で落第)、追試を受けてもまた「1」だった場合、フニャ高の中で落第して一学年下のクラスに編入する場合と、他の学校へ転校する場合とがあります。(転校しても10年生からやり直しなのは同じなんだけど、転校先はだいたいフニャ高よりもレベルが低い学校なので、授業についていくのは楽になるハズ…という考え方。)

日本の学校の場合の及第・落第ラインが、実際にどのくらい厳しいものなのか知りませんケド、ワタシの経験上では日本の学校は入試を通過してしまえば、あとは出席さえしていれば落第はしない…というふうに思っていたので、フニャ高で2回落第して10年生を3回やっている生徒がいるのには驚きました。

ハンガリーの学校では、このように落第することはそれほど珍しいことではないようで、小学校でも落第があるらしいです。
だから…というか何というか、新学期が始まってみると、11年生になっているはずの子が10年生のクラスに混ざっていたり、「そういえばあの子、見かけないな~」と思って聞いてみると、落第して転校していた…ということがあるので、9月はちょっとドラマチック…かもしれません。

ワタシの日本語クラス自体は及第・落第に関係ないんですが、日本語クラスの生徒が正規科目で落第して、他の学校へ転校していた…という事は過去にありまして、今年の追試の日(27日だった)に追試を受ける生徒の中に日本語クラスの生徒の顔を見つけた時には焦ったヮ。その生徒の場合、カリキュラムの関係上、フニャ高内で落第することは出来ないために、落第したら自動的に転校しなくちゃならなくなり、そうするとワタシはあてにしていた生徒を失うわけで、成績つかないユル科目の教師でも、全く無関係じゃないんですよ、落第は!! そんなわけで、ワタシにとってもちょっとハラハラだった追試でしたが、ワタシの生徒は無事に追試をクリアしたようです。良かった良かった♡

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ハンガリー建国記念日、国のお誕生日ケーキ

2012年誕生日ケーキ

ハンガリーの人たちは甘いものが大好き!…というわけで(?)、ハンガリーの建国記念日(8月20日)には『今年の国のケーキ』なるもの(コンテストにより選ばれたケーキ)がお披露目されます。

上の写真は昨年、2012年のハンガリー国のお誕生日ケーキがケーキ屋さんで売られているところ。応募されたケーキの中から、毎年建国記念日に栄えあるハンガリー国お誕生日ケーキに選ばれたケーキのレシピは公表され、その後、一般の菓子店などもそのレシピに従って『ハンガリー国のお誕生日ケーキ』を作って売ってイイらしいです♪ でも、同じレシピを元に作っているはずなのに、お店によってだいぶ味が違うモノになるんだとか…。不思議だねぇ。

今年のお誕生日ケーキも、数日前に発表されたみたい。
コチラ↓のリンク先に写真が載っていましたョ♪
Hír24   “Idén ez lesz az ország tortája”
昨今のヘルシーブームを反映してか、国のお誕生日ケーキコンテストには『お砂糖抜き部門』が昨年から増設されたらしく、リンク先の上の方の写真は『お砂糖抜き部門』の優勝作らしいデス。下の方の写真のチョコレートのかかったケーキが今年の『ハンガリー国のお誕生日ケーキ』か……ワタシもそのうちに試してみなくてはなりますまい♪♪♪

ワタシが知る限りの歴代の『ハンガリー国のお誕生日ケーキ』は、
2012年↑、上の写真にあるリンゴとマーク(黒いケシの実)のケーキ

2011年↓
2011年ハンガリーお誕生日ケーキ
アプリコットで有名な、ケチケメートのアプリコットのケーキ

2010年↓
2010年ハンガリー誕生日ケーキ
まるごとのプルーン団子が入っているケーキ…でした。

ワタシは2010年のプルーン団子のケーキが好き♡
これらのケーキ、受賞年を過ぎても売っているケーキ屋さんがチラホラあるみたいですので、もし見かけたら、過去の受賞作も含めて試してみてはいかがでしょうか~~♪♪

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建国記念日、それは夏休みの終わりを意味するのだ。

2010年8月20日 くさり橋
(ちょっと昔の写真↑ 2010年8月20日のくさり橋。 建国記念日で歩行者天国になっていた。)

ハンガリーの祝日には、建国記念日のようなハンガリーの国の記念日の祝日と、クリスマスのようなキリスト教由来の祝日とがあります。
もうすぐハンガリーの建国記念日です。

ハンガリーの建国記念日は8月20日。建国記念日の別名は、『聖イシュトヴァーンの日(Szent István ünnepe)』といいます。『聖イシュトヴァーン』とは、ハンガリーの初代国王で西暦1000年12月25日(1001年1月1日という説もあり)にエステルゴムで戴冠し、ハンガリー王国が建国されました。

…と、ここまではマジメなハンガリーについてのトリビアでした。
そして、以下に続くのはワタシのぼやきデス~ (^^;;

ワタシ、建国記念日の8月20日には、いつも何というかなぁ~~淋し~いぃような、物哀し~いぃような気分になってしまうんです。その理由はハッキリしていて、建国記念日が夏休みの終わりでもあるから (T_T)
8月20日は祝日なので、その日までは休みなんですよね。そして例年21日か、遅くても23日には学年度開始の職員会議があって、9月1日の新学期開始を前に、今学年の勤務が始まるんです。これを悲しまずにいられましょうか!?

ここ数年間のワタシの8月は、20日を過ぎるともう仕事が始まるため、遅くとも8月18日までにはハンガリーへ行くのが恒例デス。20日の建国記念日は 国中でお祭りやっててスーパーなどの食料品店もお休み。それゆえ食品などの買い出しは19日のうちに済ませておくのが必須! そうすると、19日、または20日にハンガリーへ戻るのは色々と不都合が多いんですよ。その頃は、日本のお盆とも重なるので道路も空港も混んでるんですけどね~。暑い最中なのにね~~。 でも選択の余地がないのだ。

…というわけで、今年は8月15日にフランクフルト経由でブダペストへ行く予定です。

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