冬時間になりました。


10月18日夕景

今日から冬時間。 日本との時差が8時間になりました。(夏時間の時は日本との時差7時間)

ハンガリーは中央ヨーロッパ時間の国に属していますので、フランス・イタリア・ドイツなどと時間帯としては一緒。 ワタシはつい「夏時間・冬時間」って言ってしまうけれど、たぶん夏時間の時は『夏時間』だけど、冬の時間のほうは『標準時』であって『冬時間』と呼ぶのはたぶん正しくない。 でも、標準時って言うよりも冬時間って言ったほうが分かり易くない??? だからココでは『冬時間』って言うことにしますので、ヨロシク(^^ゞ

夏時間と冬時間とを入れ替えるために、年に2回、時間の調整日(というのか?)があります。 冬時間から夏時間になるのが3月の最終日曜日。 夏時間から冬時間になるのが10月の最終日曜日です。 厳密に言うと春・秋それぞれの調整日の『深夜の01時』に入れ替わるらしい。 だから感覚としては、土曜日の夜中の寝ている間に入れ替わっしまっていて、日曜日の朝にはもう新たな時間帯になっている感じ。

ワタシは春の時間調整日はキライ。でも秋の時間調整日は好きです(#^.^#)

それはなぜかと言うと、春の調整日の時は時計の針を1時間進めなくちゃならなくて、逆に秋の調整日には1時間遅らせることができるから。 秋は1時間遅らせるおかげで、1時間得した気分になれるんですもの~♪♪♪ (秋は1時間多く眠れて、春は1時間睡眠時間が減る…だから逆に春は1時間損した気分になる。)

でも、冬時間になったということは、一日にして日が暮れる時間が1時間早まるということでもあります。 暗くて陰鬱な冬へと一気に加速されていく感じ(>_<)  それについては辛いものがありますな…(^^ゞ
10月18日 夕焼け

 

 

ドイツと時間帯が同じおかげで、夏、ドイツ経由で日本と行き来するときは
時計の針の調整は1回すればOK♪
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初めてハンガリーへ来た時は英国ヒースロー経由だったので、
2回調整しなくちゃならなかった…。

 

 


おみくじ付きチョコレート


 

 

イタリア土産

9月末から10月初旬にかけての1週間、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)では1グループがイタリア旅行へ、そしてそれとは別の1グループがイギリス旅行へ行っていました。
ワタシはおるすばん組で、どちらへも行かずにフニャ高に残って通常通りの授業をしていたんですが…(>_<)

イタリアへ行ってきた先生がくれたお土産のチョコレートはおみくじ(?)付きでした。

ワタシがもらったチョコに入っていたメッセージは、”Stacca la spina!”・・・と。 「イタリア語じゃ分からん(-“-)」…と思ったら、下に小さく英語もあった。 “Switch off for a while!”だって。 そうだね~、ワタシってば真面目に働き過ぎだから、たまには息抜きしてサボらないとダメだよねぇo(≧∇≦)o…とか…? このメッセージは天からのお告げとして、心にしっかりと留め置くことにいたしましょう(^^ゞ

他の先生たちがもらったチョコにももちろんメッセージが入っていて、けっこう色々な種類があるみたい。 肝心のチョコレートのほうは、ハーシーズのキスチョコをひとまわり大きくしたくらいの大きさで、ナッツ(たぶんマカデミアナッツ)入り。 チョコも普通に美味しかったです。

イタリア土産だから、ワタシは知らなかったけど日本でも有名かもしれません。(コレくれた人は『ペルージャ土産』って言ってた)
おみくじ(?)付きチョコレート、『Bacetti perugina』
メッセージを読みながら皆で食べると楽しいと思うので、イタリアのお土産にオススメ~♪♪

 

自分がイタリアへ行くことになったらコレはお土産に良いな・・・と思いました。
今のところ、そんな予定は全然全然ありませんが (T△T)

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ペルージャへ行かないと買えない・・・なんて事はないよね!?
(^^ゞ

 

 


「ネムゼティ・ヴァーグタ」ってどんなお祭り?


ヴァーグタの英雄広場

『ネムゼティ・ヴァーグタ(Nemzeti vágta)』とは、ブダペストの名所『英雄広場(Hősök tere)』を舞台に繰り広げられる競馬です。
英語では『National gallop』。 ハンガリー国内でその年、一番速い騎手(と馬)の座をかけて、ハンガリー中から腕(?)自慢の騎手が英雄広場に集まり競い合う、年に一度のお祭りなのです。

騎手と馬は各地区の予選を勝ち抜いて、地区の代表の座を獲得したツワモノたち。 自分自身の名誉のみならず、地区代表の名誉をかけて戦います。 馬が主役の競技ですので、騎手の性別は関係ありません。 今年の優勝者は男性でしたが、過去の優勝者の中には女性(若くて美人!)もいました。

 

『ネムゼティ・ヴァーグタ』 目玉はその舞台!

『ネムゼティ・ヴァーグタ』がユニークなのは、舞台がブダペストの観光名所『英雄広場』だということ。
『英雄広場』は世界遺産として指定されている地区の一部で、ブダペストを観光するには外せない場所でもあります。 そして、モチロン『英雄広場』は競馬場・・・ではありません!

日頃は広い英雄広場の中にはいつも観光客がいて、広場の周囲は車道なので車がビュンビュン走っている・・・そういう場所。
(ヴァーグタでない日の写真をご参照ください。↓)

英雄広場
(去年のオスタイキランドゥラーシュの時の写真↑ ↓)

 

英雄広場、アンドラーシ通り
(手前が『英雄広場』。奥に写っている並木のある通りが『アンドラーシ通り』↑)

この英雄広場の周囲に、何か特別の砂代わりのものを敷いて、馬が思いっきり走れる即席の競馬場を、ヴァーグタのために年に一度作るわけです。 そして世界遺産の壮麗な舞台を背景に馬が疾走!!・・・するさまを、かなりの間近で見るコトが出来るのですョ。(人混みがスゴイですけどぉ)  なかなか見ごたえのありそうなイベントだと思いませんか♪

 

もう一つの目玉は衣装

18~19世紀頃、ハンガリーには勇猛果敢にして高潔なことでも有名な騎馬兵たちがいました。 その名称はフサール(Huszár)。 (ウィキペディアをみたら「ユサール」って書いてあったけど、ハンガリーの人たちは「フッサー」って感じに言っているので、このブログでは『フサール』を採用します。ヨロシク) 個人的意見ですけどフサールの衣装はカッコいいです。 金モールをふんだんにあしらった衣装で、19世紀後半以降の風俗にはない、時代がかった美しさがあると思う。

『ネムゼティ・ヴァーグタ』は、ハンガリーの過去の栄光・フサールと馬を全面に押し出した盛大なお祭り。 豪華なフサールの衣装に身を包んだ人(しかも集団!)を見られるチャンスです。

ワタシが以前ヴァーグタを見に行った時は、時代祭り風に、フサール以前の時代の装束も含めて色々な衣装の人々がパレードしていましたので、コスチューム物がお好きなかたにはオススメ!

ちなみに競馬の騎手の人たちもフサールの格好をしています。 でも、騎手の人たちの衣装は『フサール風に見える』ように作られた簡略版みたい。 きっと本物のフサールの衣装は豪華だから重たくって、馬に負担がかかっちゃうんだろうナ~(^^ゞ

 

その他の『ネムゼティ・ヴァーグタ』のお楽しみ

『ネムゼティ・ヴァーグタ』の会場では、競馬部門の他に主にあと2つのお楽しみがあります。

一つは屋台。 お祭りですのでお祭りには付き物の屋台がたくさん出ます。 脂っこくて肉肉したモノが多いかな、ハンガリーらしく・・・(^^ゞ ワインやパーリンカ(ハンガリーの蒸留酒、アルコール度数高し!)もあるし、甘いものの屋台もありますョ♪

二つ目は、ハンガリー各地の名物一覧。 ヴァーグタの騎手たちはハンガリー国内各地の代表です。 それと同時に、ハンガリーの各地区がそれぞれの自慢を持ってきた見本市みたいなコーナーがあります。 ワタシが見た時は、全然ヤル気のなさそうなブースもあったけれど、ハンガリーの色々な地方のものを見て廻ることができるので、面白いんじゃないかな?

・・・と、『ネムゼティ・ヴァーグタ』とは以上のようなお祭りです。
興味が湧いてきたかたは、是非来年の『ネムゼティ・ヴァーグタ』へ!!!

 

数年前はヴァーグタって5月頃にやってたのよね。
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いつの間にか9月開催になって数年経つので、
たぶん次回も9月半ば頃なんじゃないかなぁ・・・???


「ゲイシャ」・・・かなぁ・・・????


ゲイシャ?

先週の金曜日はオスタイ キランドゥラーシュセンテンドレ(ブダペストからドナウ川を北上して行ったところにある街で、ブダペストからそれほど遠くなく日本人にも人気の観光地)へ行きました。

センテンドレには『マジパン博物館』という博物館があります。

日本では『マジパン』って、それほど人気のあるお菓子じゃないと思うんですが、ハンガリーの人たちはマジパンが大好きです。 ワタシの個人的な意見で言わせてもらうと、ハンガリーのスーパーや売店などでもよく売っているマジパンがチョコレートコーティングされているお菓子、そういうマジパンは意外と美味しいです。 ワタシ自身、ハンガリーへ来る前は「マジパンなんて美味しいモノではない!」と思っていたクチなので、興味がある人はちょっと試してみるがヨロシイ。 マジパンの印象が変わるかもしれません。 一方、お花だとか動物だとかの形をかたどった見た目のキレイなマジパンは、見るものであって食べる物ではない(←マズイ!・・・の婉曲的な表現(^^ゞ)ですね。 思うに、『食べるためのマジパン』と『見るためのマジパン』は別物として考えたほうがイイと思うヮ。

センテンドレの『マジパン博物館』で見るコトができるのは『見るためのマジパン』のほうです。
(博物館で『見るためのマジパン』を目で堪能した後は、『食べるためのマジパン』がワンサカ売っているショップを通り抜けて外へ出る造りになっている。 商売上手。)

大小さまざまの精密につくられた飾りマジパンの作品がたくさんたくさんある中で、ワタシが個人的に気になったのはオリエンタルテイストな作品を集めた展示ケース。 (上写真↑)

額縁に天女のような女性が描かれている、コレは普通の絵ではなく、マジパンで作られたモノです。 (だから食べようと思えば食べられる。)
この作品のタイトルは『Gésa(発音は「ゲーシャ」)』!

コレ、『芸者』らしいですよ。 全然違うと思うケド!?

「これが『ゲイシャ』だなんて、何だかなぁ・・・」とか思っていると、
一緒にいた先生の一人が無邪気に言った。
「ほらalmakkii、『ゲイシャ』もあるわよ。 ワタシが持ってあげるから写真撮ったら?」
そこで、ご親切な先生の協力の下、『ゲイシャ』と記念撮影をさせられたしたシャインくんの写真はコチラ(↓)
マジパン芸者
あぁ・・・何だか全然嬉しくない。

アジア圏ではどうか知らないけど、西欧圏の人たちって何故だか『ゲイシャ』が大好きみたいなんだけど、何か妙チクリンな誤解があるような気がしてならない・・・。 まぁ、そういうワタシだって本物の芸者さんと会ったコトなんてないし、そんなに良くしらないケドさぁ・・・。 違うよね???

 

「ゲイシャって可哀相なんだよね。親に売られた貧しい農村の娘たちなんだ。」
・・・というようなコトを知ったかぶりで言うタイプはさらに困ったちゃんだと思う。
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「そりゃ一体、いつの時代の話ですか!?」・・・という・・・。


ヘルマン・ホフマンと一緒にエコノミークラス症候群対策する。

ヘルマン・ホフマン
『ヘルマン・ホフマン』と勝手に命名された、ルフトハンザのCGキャラクター (↑)

何回もルフトハンザの安全CGアニメを見せられているうちに、最初は「不気味」だと思っていたCGキャラを、今ではそれなりに気に入ってきて名前までつけてみたりしているワタシです。見慣れてくると、それほど怖くないョ、ヘルマン!!

長距離フライトの成田~フランクフルト間は2階建ての大きな飛行機で、エコノミークラスでも各シートに個別のモニターがついています。(ちなみに、フランクフルト~ブダペスト間は2時間以下の短距離フライトで、飛行機は小さく、個別モニターもありません。) 基本的には寝つきが良くて、何処でも眠れるのがとりえのワタシなんですが、飛行機ではグッスリ眠るということができません。それに本もあまり読む気になれない。だから、長時間に及ぶフライトの間、個別モニターで好きに映画などを観るのがフライト中の楽しみだったりします。過去にはフライト中に、計4本の映画を観たという自己記録もあり。(ただし、4本のうちの1本はボーッとしていて何を観たのか全然思い出せないんですが。)

そんなわけで、フライト中の時間のつぶし方は『映画鑑賞』が基本のワタシですが、時々、観たいと思うような映画(ドラマ等も含む)に恵まれないフライトがあるんですよね~。今月の成田~フランクフルト間のフライトもそれで、残念ながら観たいものが乏しかった…。
だから、退屈しのぎに個別モニターをいじくりまわして何か面白いものが無いかと探していたら、見つけちゃったのよ。安全対策用CGアニメとは別のヘルマン・ホフマン主演のショートアニメを!!

ヘルマン・ホフマンが主演しているくらいなので やはりルフトハンザのオリジナルCGアニメなんですが、飛行機の中にふさわしく、『エコノミークラス症候群にならないための、狭い座席に座ったままで簡単に出来るエクササイズ』のアニメ。記憶が定かではないんですが、『スカイビクス』とか、そんな感じの名前だったと思います。

ヘルマン・ホフマン2
ヘルマンと一緒に『ホラー映画向けな少女』もエクササイズ (↑)

ワタシもヘルマンと一緒にやってみましたよ、エクササイズを…。(退屈だったし…)

座ったまま踵を上げ下げしたり、背中を伸ばしたり、首を左右にねじったり…といった感じで、エコノミークラスのミニマムな座席でもお隣のかたに迷惑をかけずに出来るよう、上手いコト考案されたエクササイズでしたョ!! さすがに航空会社が考えただけのことはあるかも♪ 

見渡してみた感じでは、ワタシ以外にヘルマンと体操をしている乗客は見当たりませんでしたが、ルフトハンザの『スカイビクス(?)』、イイと思います。ルフトハンザに乗るかたには是非オススメです~♪

一緒に体操しているうちに、アナタもヘルマンを好きになってくるかもしれない…♪
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