11回目

 

名札

ワタシのフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)での毎年9月のお仕事の一つ。(↑)

自分の日本語クラスの新規の生徒(←ほとんど9年生)たちに、名前を書いた名札を作ってプレゼント☆

片面は「フルネーム(ハンガリー語・カタカナ)」で、もう一方の面は「筆ペンで書いた愛称(カタカナ)」、それに和柄のキレイな折り紙をあしらって出来上がり。

まぁ、ちょっと手間はかかるんですけど、それほどお金をかけずに出来るし、もらった生徒たちは例外なく喜んでくれる。 必須科目でもないワタシの授業を選んでくれた生徒たちには、ちょうど良いプレゼントかな…と思って作っています。

新学期の9月は忙しいのに さらにこんなの作ってると、余計に忙しくなるじゃん!!(>_<)
…とか思うんですけど、
生徒喜ぶし、止める理由もないし…で、初年度から毎年。

考えてみるとワタシ、今年の6月でフニャ高10年目シーズンをクリアしたので、この名札を作るのってもう11回目だわ…。 

今まで何個作ってきたか、いまさら数える気はナイけれど、ずいぶん作ったよなぁ。 最近はだいぶ作る手順が手際よくなってきた気がしていたけれど、それもそのはず、11回目だもんねぇ~~。(^ ^;;

 

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長音はムズカシイ

 

石畳

長音の発音は意外とムズカシイ。

まず「長音って何だ?」という人もいるかもしれないので説明しておくと、たとえば単語の中に「おとうさん」とか 「おかあさん」など、音をのばすところがある、それが「長音」。

『おじいさん、おばあさん(←長音がある)』と『おさん、おさん(←長音がない)』では、長音の部分の発音を間違えると違う人を指すので注意。

ワタシの生徒たちのなかにも、「高校」のことを「ここ」と発音しちゃう子が多いので、たとえうるさがられても
 『「ここ」じゃなくって「こうこう」!!』
…と注意する。(^ ^;;

長音の発音間違いは、意外と自分では気づきにくいみたいで、直してやらないとずっと直らない…ような気がする。(←当社比)

 

かく言うワタシも、ハンガリー語の長音の発音で苦戦を強いられることがしばしば。(>_<)
ごく最近も、こんなことがありました。

今年からフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)に勤め始めた先生、その名は「アリス」 その人、顔がカワイイ上に、名前もカワイイのでアル。(^ ^)

英語だと「アリス」は「Alice」。 発音する時は 最初のA音にアクセントがつくので、「アーリス」って感じだと思う。(たぶん)

でもハンガリー人の「アリス」の綴りは「Alíz」で、発音は「アリーズ」なんですねぇ~。(←つまり「リ」が長音になって軽くアクセントがつき、「ス」ではなく「ズ」と発音する。)

ある時、ある同僚に
「さっきまでココに誰がいた?」と聞かれたので、
ワタシ、「『アーリズ』がいたよ。」と答えました。

「アリス」の「ス」が ハンガリーでは「ズ」になるのは知ってたので、そこのトコはちゃんと発音したつもり。
でも、全~然通じない!!!!(>_<)

「アーリズ・アーリズ・アーリズ・・・」と、10回以上言い直しをさせられ、ようやくハンガリーの「アリス」は「アーリズ」ではなく「アリーズ」と、「ア」ではなく、「リ」が長音になることが判明したのでした。

でもさ、
ワタシの発音が悪かったのは認めるケド、10回も言い直しさせる前に気づいてくれよ!!!

正直、そう思ってしまったワタクシなのであった…。(;。;)

 

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在りし日の…

GLOBUS工場跡

なかなか立派な建物(↑)でしょう?
こういう大きなレンガ造りの建物って、今では新しく建てられることはあまりナイんじゃないでしょうか。

でも 良~く見ると、窓ガラスが割れていたりして、ちょっとうらぶれた感じです。(^ ^;;

ココ(↑)、GLOBUSっていう缶詰メーカーの工場の跡地なんだって。
(GLOBUSは今でもある会社。でも工場は移転してしまったらしい。)

工場棟(↑)の手前にあった、事務所棟の入り口には 在りし日のGLOBUSの受付跡が…。(↓)
受付

約100年前は、こんな感じ(↓)だった…という。
100年前
敷地手前側の大きい通りは今もあるけど、周辺の風景は今とは全然違うなぁ…。

ガラスの映りこみで あまりキレイに撮れませんでしたが、こんな絵(↓)も飾って会ったよ。
雪の日のGlobus
雪の日のGLOBUS工場、在りし日の姿。
きっと絵にしたくなるほど美しかったんでしょうね。(^ ^)

 

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今年度初の慈善活動

 

+1サンド

9月1日に新学年度が始まってから、早くも2ヶ月目半ばにさしかかっています。

10月10日(火)、
フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)で 今年度初の慈善活動が行われました。

「どのような慈善活動か」というと、
『いつもの(自分用の)サンドイッチを もう一つ余分に持ってきて、恵まれない人に寄付しよう!!』…という活動。
(昨年度は、ほぼ月に一回の頻度で行われていました。)

今年度初の活動日のせいか、フニャ高玄関に設置されたテーブルには早朝から食べ物の山が…。(↑)

コレ(↓)が、自分用のサンドイッチを余分に持ってきて 寄付しているタイプ。
サンドイッチ

でも、サンドイッチでなく、お菓子などでも良いのです。(↓)
お菓子
実をいうと、いつもワタシが寄付するのはこのタイプ。(↑)
だって、「サンドイッチなんて 誰かの口に入るころに腐っていたりしたらどうする!?」…とか、思ってしまうもんで…。(^ ^;;

果物などもOKです。(↓)
果物

 

たくさん集まった食べ物は、3時間目の後の休み時間に 女子が何人かで袋詰めしていました。(↓)
袋詰め

この活動、来月もまたあるんだろうなぁ~~。
クッキー(←腐らないから)、買っておかなくっちゃ。(^ ^;;

 

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ファンニの次に、ドーリが来た!

栞作成中

ハンガリーの高校は、基本的に9年生から12年生までの4年制。

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の場合、各学年が4クラスずつあって、そのうちの1クラスだけは卒業するまでに5年かかるカリキュラムで13年生まであります。 だから、4クラス × 4学年 + 13年生が1クラス = 17クラスが フニャ高の総クラス数です。

ところで今のフニャ高の高学年のクラスには、「ファンニ(Fanni)」って名前の女子が多いんです。 あるクラスでは、ファンニさんが3人もいたりする。 ハンガリーでは苗字ではなく 名前のほうで呼ぶことが普通なので、同じクラスにファンニが3人もいると ちょっとヤヤコシイ。(^ ^;;

ちなみに「ファンニ(Fanni)」って名前、オバサン以上の年齢の女性では出会ったことがありません。 だから、現在20歳前後の女の子が産まれた頃、ハンガリーで流行っていた名前なんだろうと思います。

さてワタシの日本語クラスの場合、「ファンニさん」は過去に2人ほどいて、二人ともフニャ高の最終学年に在籍中。残念ながら二人とも日本語クラスにはもう来ていません。(>_<)

だから日本語クラスにはもう「ファンニさん」は一人も居なくなってしまったのですが、ファンニさんの次には「ドーリさん(←ドーリ(Dóri)は愛称。正式名はドーラ (Dóra)」がキタ模様。

昨年の新入り(←現在10年生)に「ドーリさん」が1人いたんですが、今年の新入り(9年生)には「ドーリさん」が2人。 決して多いとは言えない日本語クラスの中に、「ドーリさん」が3人もいる状態です。(^ ^;;

たぶん15年前くらいのハンガリーでは、女の子に「ドーラ (Dóra)」と名づけるのが流行っていたのね。

 

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