『オスタイ キランドゥラーシュ』は日本語で何だろう?


センテンドレ ヘーヴ

今日はフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の『オスタイ キランドゥラーシュ』の日です。

もうだいぶん遠い昔々のワタシの小学校の時には毎年、春は『遠足』(比較的近場に学校から歩いて行った)、秋には『バス旅行』(バスでちょっと遠いところまで日帰りで行った)があったと記憶しております。 ワタシが育った頃はまだ日本も子供が大勢いて、ワタシが通っていた小学校は『マンモス校』とか言われるタイプのかなり大きい学校だったのね。 当然、一学年当たりのクラス数も多かった。 一学年が6クラス~8クラスぐらいあったのよ。 今じゃ信じられないだろうけど?
そんなのが、1学年ごとに同じところを目指して一斉に出かけていくわけで、バス旅行ならクラスごとにバス一台で、8台のバスがゾ~ロゾロ・・・。 今になって思うと、アレは本当に怖ろしい行事だったんだな・・・と思いマス。 (自分がその時の先生じゃなくって良かった(^^ゞ )

ハンガリーの学校にも、日本の学校と同様に旅行の日がありまして、それが冒頭に書いた『オスタイ キランドゥラーシュ』。 『オスタイ(osztály)』というのはこの場合『クラス』のことを意味します。 つまりワタシの小学校時代のように学年全体で旅行するんじゃなくて、各々のクラス単位で旅行に行きます。 だから『オスタイ キランドゥラーシュ』を日本語にすると『クラス旅行』でしょうかね? (・・・とすると、ワタシの小学校時代の旅行は『学年旅行だね。)

旅行へ行くのはクラス単位で ですが、行き先もクラスごとに全然違うんです。 たぶんホームルームの話し合いかなんかで、生徒たちが自分たちで行き先を決めているらしい。(モチロン担任の先生の『ご意向』が大きく影響されていると思うが!?)
だから、地方の町まで遠出するクラスもあれば、ブダペスト市内のどこかへ行くだけのクラスもあるし、山でトレッキングしてくるようなクラスもあったりする。
することも色々で、名所旧跡をしっかり廻ってくるクラスもあるし、プールに行って遊んでくるとか、サイクリングとか、なかには一泊(または二泊)旅行のクラスもあるんですよね。 (例年、出発日は全校一斉に9月の何週目かの金曜日なので、二泊三日旅行までは学校の時間表に影響なく行ってくるコトが可能。)

それから、交通手段もワタシの小学校時代のようなチャーターされた観光バスなんかではなく、公共交通機関で一般のお客さんと一緒で行きます。 予約席とか、もちろん団体専用車両とかじゃないのね。 だから乗り物に乗るときはだいたい皆でまとまって乗るけれど、何人かが遠くのほうに座っていたりとか、フニャ高生の団体の中に知らないお婆ちゃまが一人座っていたりとか、そういうこともあり得ます。

それから、行き先も複数のクラスが同じ町へ行くことになる場合もありうるので、行き帰りも観光の行程などもクラスごとに別々なんだけど、時々街の中で他クラスに出くわすことはあります。
それから、この時期に『オスタイ キランドゥラーシュ』があるのはフニャ高に限ったことではないので、行き先で「全然知らない集団だけど、たぶんアレもオスタイ キランドゥラーシュだろうな・・・」という雰囲気の団体さんに出会うことも多い。

ブダペストの街の中でも、時々、20~30人くらいの小学生、高校生ぐらいの集団がゾロゾロと歩いているのを見かけるコトがあります。 たぶんそういうのはオスタイ キランドゥラーシュですョ、観光客の皆さん!! 美術館や博物館でそういう集団と出くわしてしまった場合はタイミングが悪かったと思って、時間に余裕がある場合はチョットの間待ってみてください。
『うるさい子供たち』はすぐに立ち去るはずですから(^^ゞ

『オスタイ キランドゥラーシュ』は学校外の活動とはいえ れっきとした学校行事ですので、全員参加が基本です。 しかし実際にはこのクラス旅行を欠席する生徒もけっこう多いです。 たぶん「クラスで旅行なんて、かったるくってやってられっかよ。ケッ!」・・・みたいな生徒もいると思います。(^^ゞ
でも、中には美術館などの入館料や、泊りの場合は宿泊代などがかかるため、『親が金を出さない』・・・ということも。 そういうコト、ワタシの学校時代はあまり考えられなかった気がするけど、日本でも今はそういうコトってあるのかなぁ・・・???

 
ワタシは9年生のあるクラスと『センテンドレ』へ行く予定。
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ワタシは担任でも副担任でもないので、
交通費・その他諸々、『自腹』なんだョ~(T_T)


教科書騒動(?)

職員室

先週の何曜日だったか(まだ先週のコトなのに思い出せないぃ~~(^^ゞ)、テレビのニュース(もちろんハンガリーのテレビですョ)で、「高校の教科書に『ちょっとした問題』が発見された」・・・という放送がありました。

親や親戚も読んでくれているため内容は品行方正!を心がけている我がブログとしては、少々書きにくいコトなんでございますが、その『問題』というのはですね、ある出版社の高校10年生の国語(というか、文学?)の教科書の表紙の一部に、男性の性器の形を思わせるような図案が含まれている・・・というものでして。 ニュースの画面にはその教科書の表紙が映し出され、でも教科書表紙にある『問題の部分』にはモザイク処理がされておりました。 (ま、そんなヤバイ図案ならモザイクなしでテレビで放送できませんわな~、でもソレがかえって何やら思わせぶりな・・・)

・・・と、ココまではその日ハンガリーでニュースを見た人なら、日本人でも誰でも知るコトができる情報です。 ココから先↓が、このブログならではのレアな話になってまいります。(^_^)

ハンガリーの高校の国語の教科書を見る機会って、普通、日本人にはあまり無いと思うんですが、ワタシはハンガリーの普通の高校にお勤めしているので、実を言うと懸案の国語教科書に見覚えがあったわけ。 つまり、ワタシが勤めている高校(仮の名はフニャ高)もその教科書を使っているんですよね。 あ、もちろんワタシがじゃなく、国語の先生がね。 フニャ高の職員室は大部屋に教職員が机を並べた雑居状態なので、国語の先生たちの机の上に置いてある教科書もふだんから何気なく目に入ってくるわけです。 だから、テレビで一部モザイク処理された教科書を見たとき、ピンときちゃったヮ! だってソレ、今年新しく出来たような本じゃなくて、もう何年も前からフニャ高で使われてる教科書ですから。

「しかし、はて・・・? あの表紙にそんな物騒なブツが写っていただろうか??? 今すぐ出勤して(ワタシが見たのは朝のニュースだった)確かめてみなくっちゃ~!! (←野次馬根性丸出し)」

そして出勤して実物を確かめてみたんですがね、何と言うかな~、「確かにそのように見ようと思って見ればそういうモノに見えないことはないけど???」・・・という感じ。 壁にある薄い染みとかが人の顔のように見えるとか、そういう事ってあるじゃない? せいぜいそんな感じで、そんなあからさまに、ましてや意図的にそんな図案を使ったという印象ではなかったです。 意地悪な言い方をするならば「普通ならそんなのに気づきもしないのに、そういう風に見たい人には そういうふうに見えてくる…」みたいな感じですよ。 何か、騒ぎ立てるほうがアホらしい。

フニャ高の職員室の反応もワタシの考えとほぼ同じで、ある国語の先生は「もう何年もこの教科書を使っていて、生徒も今まで誰一人そんなことを言ったことがないし気づいてもいなかった! わざわざニュースで放送したりするから逆に皆が注目するようになって、馬鹿馬鹿しい!」・・・という感じでした。

これが日本で起こったことなら、ひょっとすると教科書の出版社は謝罪の上、回収、新しい本と取替え・・・とかいうことになるかもしれない!?と思ったりもしますが、少なくとも今のところフニャ高では回収騒ぎにはなっていません。 ま、来年から表紙のデザイン変わるかもしれないけど、今までのはそのままになるんじゃないかな~?

事件現場(?)は意外とクールだった・・・というお話でした。

 

(本日の画像として、問題の教科書の写真を撮って載せることも考えましたケド、ウチは品行方正なブログですし…? ・・・ってか、載せてもあまりに拍子抜けでつまらないと思うので止めました。 そこで本日の画像(↑)は、昨年度の卒業生が卒業のときに担任の先生に贈ったお花の写真でした。カワイイでしょ?)
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(地味だけど、ワタシにとってはそれなりに可愛いサボー・サボルチ↑)


みんなが仕事にならなかった日

ドナウ川クルーズ中のシャインくん

8月30日のことでした。それは金曜日で、週明けの月曜日は始業式で生徒たちが登校してくる日だったので、つまりは新学期が始まる前の最後の準備日に当たっていたわけです。

ところが、朝から学校のコンピュータのネットワークがダウン。
インターネットは使えず、学校のパソコンで使えるはずの職員用共有フォルダも使えないし、プリンタもダメ。

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)では、インターネットがものすごく遅くなったりするのはしょっちゅうで、一時的に使えなくなったりすることも、まぁ…結構あるんですけれども、校内のLANが全体的にダメになることは滅多にないんですけどね~。そんな滅多にないことが、わざわざ新学期前の準備の最終日に起こってしまったわけ。 しかも復旧には時間がかかり、元通りになるのは月曜日(9月2日)の朝だ…と。

ワタシの場合はパソコンにログインすることは出来たので、一台のパソコンで独立してLANに関係なく出来る作業(WordとExel)をしたんですが、なかにはパソコンにログインすることも出来ない先生もいて、そういう人の場合は全くのお手上げ。 ワタシもWordとExelで作業をしたものの、プリンターが使えないのであとはプリントアウトだけというところまでで作業ストップ。

いまどきの職場ってパソコンとネットがないと、全然仕事にならないもんですねぇ~。しみじみ実感。

本当なら新学期準備で名簿の印刷とか、仕事はいっぱいあったはずなのに、みんな仕事にならないのでどんどん帰って行っちゃう人続出! かく言うワタシも、予定していた作業がほとんど出来なくて、予想していたよりもだいぶ早く帰宅してしまいました(~_~;)

思っていたより早く帰れたので、予定外だったけどドナウ川クルーズに行っちゃった♪ クルーズって言ってもBKVの船だけど。 …ということで、次回はドナウ川の船旅報告の予定です。

 

だから今日の上の写真(↑)は、ドナウ川でお船に乗っているシャインくんでした♡
このバナーの写真(↓)はブダペストの登山鉄道とシャインくんだョ♪

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授業初日・・・

始業式
(↑ 写真は9月2日の始業式の風景デス。)

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)では、9月2日は始業式で、その翌日の3日から通常通りの授業が始まりました。 たぶん大学だと履修登録やら何やらがあって、新学期が始まってすぐには授業が始まらないんじゃないかと思うんですが、フニャ高の場合は始業式の翌日からいきなりフル回転!って感じです。 (ま、そもそもフニャ高は高校ですから、大学と比べても意味がないですが。)

フニャ高の日本語クラスは正規科目ではなく課外活動扱いの授業なので、時間表を組む時にはまず正規科目の授業の時間をひととおり埋めてから、日本語クラスのような課外の授業時間を日本語の履修希望者のいるクラスの空いている時間にはめ込んでいく感じになります。『空いている時間』と言っても、実際には正規科目と正規科目の間に『空いた時間』なんてものはない(作らない)ので、実際に日本語クラスに充てられる時間っていうのは、正規科目の時間の、か、、になるわけ。
フニャ高では、たいていの場合、正規科目の授業が1時間目から始まるような時間表になっているんですが、たま~に2時間目から授業開始の曜日が混ざっているクラスがあるので、課外の日本語クラスが正規科目の前(1時間目)に組み込まれる可能性はあるんです。

可能性はあるんですが、実際には正規科目が全部終わった後に組み込まれることが多くて、そのため日本語の授業は毎日午後…というのが例年のパターンでした。まぁ、以前には1時間目に授業していた年もあったんですけど、ここ数年は午後の7・8時間目の授業でほぼ定着していた感じだったので、何となく自分には1時間目の授業は充てられっこないような気さえしていたんですが…今年は火曜日の1時間目が入ってしまったですよ。(@_@;)

今年の授業初日・9月3日は火曜日でした。

ちなみに、フニャ高授業の1時間目は7時30分から開始の45分間です。

ついでに言うと、火曜日のクラスは昨年まで教えていた馴染みの生徒たちのグループではなく、フニャ高にお入学してホ~ヤホヤのまだ湯気がたっているような新・9年生のグループの授業です。

それゆえに、始業式の翌日、ワタシは7時10分には出勤して、まだ見ぬ生徒たちとの初対面に備えたのでした。(これでも結構マジメなワタクシですんで、7時半ギリギリに駆け込むとか、ましてや遅刻するなんていうことはしないのョ。えぇ、しませんとも!)

午後授業に慣れきってしまった身としては、正直言って「初日っから1時間目で始まるなんて不運だぁ…(T_T)」とか思わないでもありませんでしたけれど、生徒のほうにしてみると、希望溢れる高校生活最初の授業が日本語だなんてね~。ワタシとの1時間目が彼らにとって、ちょうど良い準備体操になったことを祈るばかりデス。(^^ゞ

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いよいよ新学期!

始業式

今年は9月1日が日曜日のため一日遅れですが、本日9月2日、いよいよ新学期の始まりです。ハンガリーの学校の場合9月が学年度の始まりでもあるので、夏休み明けですが日本で言うと4月みたいなもの。今日から新しい1年の始まりです。

上の写真(↑)は、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の去年の始業式のときのもの。フニャ高には室内で全校生徒が集えるようなスペースがありませんので、例年、始業式は校舎の入り口前のココ(↑)、つまり野外で行われます。ワタシが知る限りの過去六回、幸運にも今まで始業式が雨天に見舞われたことはないですが、今回はどうでしょう…??? (晴れてくれ! 頼む!!)

上の写真を見ると、日本の学校の朝礼の時とかと違って、フニャ校生たちは結構好き勝手に適当~に立っているように見えますが、これでも一応、彼ら、クラスごとに並んで立っているんですョ。(緩やか~~に秩序が保たれている状態。)

フニャ高の始業式は新学期初日の朝7時45分から始まるのが慣わしで、新入生(新9年生)たちもその始業式から参加。年度開始にあたり、新入生のために別枠で入学式というようなものは行なわれません。(新9年生のための行事というものは色々とあって、「晴れて君もコレで本当のフニャ高生!!」と認められる儀式があるのは約2ヵ月後の10月末。それまで新入生は見習いの身…。)
「えぇ~? 入学式がないの? 何でないの!?」と思われるかもしれませんが、ワタシも何故ないのか知らないので、「無いものは無い!!」と答えるしか…(^_^;;

でも、聞いた話では、小学校には入学式みたいなものがあるらしいですョ。新学期を前にした8月の終わり辺りに、新1年生が親に連れられて小学校に行く日があるらしいです。それはひょっとすると日本の入学式に似ているのかもしれない…ケド、見たことないので分かりません。

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