ワタシ、『ハンガリーの天気予報は全~然当てにならないっ』とか、思っていたりします。それでもやはり日々のお天気は気になるので、朝の出勤準備の支度時間にはテレビのニュースをつけておいて、天気予報をチェックするのね。(^ ^;;
で、ワタシが天気予報チェックをしているニュース番組では、5人(?)ほどの気象予報士さんが日替わりで登場してくるんですが、写真(↑)(↓)の男性はそのうちの一人。
長身でなかなか男前な感じの気象予報士さんである。
御名前は「アーダム」さんとおっしゃる。
この人の口癖というか、天気予報のコーナーの最後の締めの言葉として必ず言うのが、
„Felhőtlen időtöltést kívánok!”…というセリフ。
Felhőtlenという言葉の意味は、「雲ひとつない」という意味で、
„Felhőtlen időtöltést kívánok!”とは、
「雲ひとつない一日をお過ごしください。」ということです。
つまり英語の „Have a nice day!” と同じ意味合いの決まり文句ですな。
„Have a nice day!” に相当するハンガリー語の表現は他にもあって、むしろその他の表現のほう聞くことが多いです。 「雲ひとつない…」の言い方を使うのは、ワタシの知る限りでは男前気象予報士のアーダム氏ただ一人。
それほど一般的な表現ではないのかもしれないけど、気象予報士さんのセリフだから お天気に関係のある単語を使って…ということで、あえてキメゼリフとして使っているのかもしれません。
でもさ、
「今日は一日ジメジメした雨でしょう」とか言ってた直後に
「雲ひとつない一日をお過ごしください。」と爽やかな笑顔で締められてもなぁ…。(^ ^;;
そんなわけで、ワタシから「ほら吹きアーダム」というニックネームをつけられてしまった不幸な気象予報士さんなのであ~る。(^ ^;;