上も下も分からない(-“-)


 

フニャ高職員室

我ら日本人は、漢字・ひらがな・カタカナの三種の文字を操る民族。
ラテン由来のアルファベットも普通に使うことを考えると、日本人は四種の文字を操ると言ってもいいかも。

ハンガリーで使われている文字は、基本はABC…のアルファベットなので 文字はほぼ英語で使われているものと同じです。 英語のアルファベットに加えて、Á, É, Í, Ö, Ő, Ú, Ü, Ű などがあり、 cs, ly, zs などといった 二文字が別々ではなく一つの音を持つ文字とされているものなどがあります。 でも、ABCを知っていれば 文字そのものは 日本人にとって それほど目新しいものではナイ。

このような、数が限られている文字を使うハンガリー人にとって、日本人が使っている日本の文字は未知の世界☆
文字として認識できていないとでも言うのか、上下逆さまになっていようが、裏表が逆の鏡文字になっていようが、ひっくり返って横向きだろうが……全~然、全く!!分からないみたいです。

…というわけで、上の写真。(↑)

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の職員室では夏休みの間に、床の張替え・窓の取替え、さらに壁の塗り替え作業が行なわれたんですが、

夏休み後に出勤してみたら 「学」の字が逆さまに(@△@;)!!!
(↓)
逆さま学

この「学」、数年前(たぶん6年くらい前だった)にブダペスト在住だった書道家の先生が、帰国する前に一回だけフニャ高へ来て 書道のワークショップをしてくださった時、その記念に学校に贈ってくださったものなのよ!

れっきとした書家の作品なんだから、売ったらお金になるくらいの作品だというのに、上下逆さまにするなんて~~!!!(>_<)

 

この時の書家の先生は、
日本へ帰国後の今も仲良くお付き合いしてくれています。(#^.^#)
実は このブログも時々読んでくれているのだが……
人気ブログランキング・ハリネズミ
作品が逆さまに飾られたとか、セコイ額に入れられていることとか…
申し訳ないと思ってます。
だから怒らないでぇ~!!! m(_ _)m

 

 


スペリングの正しさって…。


ルイボス ティー

職場の給湯室に置いてあった 誰かのルイボス・ティー(↑)

「Rooibos Teeって書いてある。 「Tea」じゃなくて、「Tee」

たぶんこのお茶のパッケージはドイツ語だと思うんですが、どうでしょう? ドイツ語かどうかはともかく、お茶のことを「Tee」と綴るのが正しい言語があるってことよね。

英語ではお茶のことを「Tea」と綴り「ティー」と発音する。
ハンガリー語では、同じく「Tea」と綴りますが、発音は「テア」です。

クリスティナという女性の名前、英語のスペリングでは「Christina」と綴りますが、ハンガリー語では「Krisztina」と綴ります。 発音は…厳密には違いがあるかもしれませんが、ほぼ同じです。 でも、綴りはだいぶ違うよね?

ワタシは一般的な日本人として まず始めに勉強した外国語は英語でした。 だから最初は「Christina(クリスティナ)」とか「Christmas(クリスマス)」とか「Christopher(クリストファー)」とかいう綴りかたが正しいと習ったわけで、最初の「ク」の発音部分を「K」の字で綴ってしまうのは間違いだったわけです。 でもハンガリー語での綴りは「K」だョ!?

言語が違えば 綴りも違う…というわけで、どちらが正しいとか、どちらが良いとか悪いとか言うつもりはありません。 違うトコロあるけれど、両方とも正しい。 それでOK (^_^)b

 

個人的には ハンガリー語の綴りのほうが
アルファベットの発音に忠実な気がしますが…。
例えば、「Tea」の発音とか?
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TEA の読み方は テア のほうが素直な気がする。
TEA を ティー と読ませるほうが イレギュラーなんじゃない?