「卒業式」のことを、ハンガリーでは「バッラガーシュ(ballagás)」と言います。
「バッラガーシュ(ballagás)」という名詞は、元は「バッラグ(ballag)」という動詞からきているらしく、「バッラグ(ballag)」の意味は「ゆっくりと行く(歩く)」。
だから、学校ごとに違うトコロはあるでしょうが、卒業生たちが校舎の中や、学校のゆかりの場所を「歩く」のは、基本、ハンガリーのすべての高校でやっていることなんだと思います。
さて、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の場合。
卒業4クラスが、職員室を行進しているところをお見送りするのは、ワタシの任務。
(職員室での行進の様子が分かる写真はコチラの記事に)
その任務を完了したら、基本、ワタシはどこにいてもイイ。(←卒業生の行進を邪魔したりするようなコトをしちゃいけないのは無論であるが。(^ ^;;)
卒業生が職員室を行進していった後 まだしばらく校舎内の行進が続くので、ワタシは勝手にそれを追いかけ(て写真を撮る)のでありました。
下級生たちがお見送りしている教室の中も。
卒業生たちは皆 花束を抱えていて嵩張るので、2クラスがすれ違う時は、廊下がいっぱいいっぱいな感じに…。(^ ^;;
図書の先生と一緒に 図書室でも全クラスをお見送りしてみました。
なぜか今年は 図書室は見送りの人手が少なかったので、ワタシもいて良かったんじゃない? イイことしたわ。(^ ^;;
校舎の中を一巡り行進した卒業生たちは、校舎裏手側から外へ。(↓)
そこで、11年生(←卒業生の1つ下の学年。来年度の卒業生になる予定の生徒たち)から、色とりどりの風船を受け取ります。(↓)
11年生から風船を受け取ったら、また再び列になり、行進はさらに野外へと続くのであります。