フニャ高のもう一つの『サンタの日』


サンタグッズ

12月6日、今日は『サンタクロースの日(Mikulás nap)』~~♪♪♪♪

前回は、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の生徒&職員のためにある『サンタの日』についてご紹介しました。 今回は、フニャ高のもう一つの『サンタの日』について(^^)

 

■ホントの子どもたちのための『サンタの日』

フニャ高では、フニャ高生徒がサンタクロースに扮して学校中を回ってくるのとは別に、毎年もう一つの『サンタの日』が行なわれます。 それは、サンタクロースの存在を本当に信じている世代、つまり小さい子供たちのための『サンタの日』です。

『小さい子供たち』は、フニャ高の職員(先生やその他のスタッフ)の子どもたちや孫たち。(フニャ高の職員には、さすがに「ひ孫」のいる人はいないので~(^^ゞ )  授業も終わって、フニャ高の生徒もみんな帰ってしまった後の夜(夜っていっても夕方5時頃から始まるんだけど。でも夕方5時って夜中と同じくらいにとっぷり夜が更けているんだけど(^^ゞ)いつもとちょっと違うお父さんやお母さん、またはお祖父ちゃん、お祖母ちゃんの顔になったフニャ高職員に連れられて、本物の子どもたちがやって来ます。

 

■サンタさんを待ちながら

小さい子供は待つことが出来ない生き物☆

サンタさんが登場するまでの間 子どもたちが退屈しないよう、
ぬりえ(↓)などの遊び道具や
サンタの日 ぬりえ

美味しいモノ(↓)などが準備されています。
サンタの日 おやつ

 

そして、『子どものためのサンタの日』を手伝うために学校に残ったフニャ高生徒の主導の下、ゲームをしたりして サンタさんが到着するのを待ちます。
サンタの日 ボランティア

サンタの日 ゲーム中
サンタさん、まだかな~~???

 

■サンタさん登場!

チリンチリ~ン♪ という鈴の音色とともにサンタさんはやって来ます。

チラリ(↓)
サンタ1

サンタさん、登場~☆ (↓)
サンタ2

キレイどころ・・・いえ、お付の者たち(トナカイやクランプス)をを従えて(^^ゞ (↓)
サンタ3

お待ちかねだった子どもたちにご挨拶♪ (↓)
サンタ4

どっこいしょ。『サンタの日』のサンタさんは忙しいので疲れてるの。 (↓)
サンタ5

 

 

■お手紙とプレゼント

サンタさんは子どもを一人一人呼んで、その子に宛てたお手紙を読み、プレゼントのお菓子(サロンツコール1個だけじゃなくて、もっと色々入ったサンタ袋のお菓子)を渡します。

さんた6

物怖じしないでサンタさんになついちゃう子どももいれば、落ち着かずに走り回っちゃう子もいたりして。 でも、泣いちゃうような子はあまりいないみたい。 ハンガリーの子どもは『サンタ慣れ』しているのかな?
サンタ7
…というのも、聞くところによると 子供たちは『お父さんの職場』から『お母さんの職場』と言った感じで『サンタの日』をハシゴしてたりするそうですので(^^ゞ もう学校に行っている子は学校でも『サンタの日』をやっているはずですしね~♪ (そして大量のチョコレートをかき集める…^m^;;)

でも、サンタさんには何回会ってもイイもんですよね~? (#^.^#)
職員子弟のためのサンタの日は 身内に子どもがいるスタッフが参加するものなのに、なぜかワタシも一人で参加しているという…(^^ゞ (でもさ、「来い!!」って言われるんだも~ん。)

 

職員子弟のための『サンタの日』で
サンタクロースになっているのは…フニャ高の校長先生デス~ヽ(^。^)ノ
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去年のサンタの日には、
偶然行ったショッピングモールでもサンタさんに遭遇しました(^_^)v
ものすごい巨体のサンタさん(たぶん身長2m級)で
ビックリしたぁ~~(^^ゞ

 

 


フニャ高のサンタの日(#^.^#)


ミクラーシュ

12月6日は『サンタクロースの日(Mikulás nap)』♪♪♪♪
サンタが お菓子をいっぱい持ってやって来る~d(≧∇≦)b

本当です!!!!

ウソじゃないってば<(`^´)>

 

■フニャ高のサンタの日

12月6日 サンタクロースの日、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)にミクラーシュ(←ハンガリーではサンタのことを『ミクラーシュ(Mikulás)』と言う)がやって来ます。
証拠写真だってあるもんね、ホラ(↑)ホラ(↓)

サンタクロース

写真を見れば分かると思うけど、『サンタの日』にフニャ高に来てくれるサンタクロースは若い!! それもそのはず、フニャ高の生徒が扮しているのですヽ(^。^)ノ

具体的にどのようにしてサンタ役を選んでいるのかは知らないけれど、毎年 男子生徒1名がサンタクロースになり、女子生徒2名が『クランプス(krampusz)』というサンタさんのお供に扮しての3人組で…という年が多いデス♪ (過去に一度、サンタ(男子)・クランプス(女子)・トナカイ(男子)という3人組の時もあったと記憶しておりますが…)

ワタシはフニャ高以外の学校の事は知りませんけれども、たぶん他の高校でも同じようなことをしているハズ!! 幼稚園や小学校ではモチロンのこと!!!! ハンガリー中の学校で、12月6日には『サンタの日』をしていると考えると…スゴイな、これは(^^ゞ

 

■サンタを皆が待っている。

12月6日、フニャ高のサンタさん一行は忙しい。 皆がサンタさんを待っているので、学校中の全クラスを訪れます。 取りこぼされるクラスがないように、時間表…というか スケジュールがしっかり組まれて、それに従ってクラスを回るんです。

クラスによってはスケジュール上、サンタさんたちが なかなか来てくれないクラスもあったり…(^^ゞ 昨年だったか、そんな後ろのほうに当たっていたクラスの女子が「ウチのクラスにはサンタさんが来てくれない(T_T)」と言って泣いていたとか…(○ _ ○;) なにも泣くことはないでしょう!?(^^ゞ」…と思ったけど、それだけ真剣にサンタが来るのを待ちわびているのよね?

サンタ移動中1
授業中で人がいない廊下を移動するサンタ一行。次のクラスへ向かう!
サンタ移動中2

サンタ移動中3

サンタさんは教室へ行くと、短い詩みたいなものを子供たちに復唱させたり、サンタのおじさんのために歌を歌っておくれ、子供たち!」…みたいなことを言って歌わせたりします。 フニャ高生はもう小さい子供たちではありませんが、サンタさんの言うことは素直に聞く。

そして、お利口さんにサンタさんの言う課題をこなすことが出来ると、皆がご褒美のサロンツコールをもらいます(#^.^#)

 

■職員室でも『子供たち』が待っている♪

サンタさんたちは、職員室の子供たち(教職員一同)のところにも来てくれます。 そして先生たちもサンタさんが言うとおりに歌を歌ったりして、サロンツコールをもらいます(#^.^#)

サンタ 職員室

先生たちも例外なく嬉しそう。 やっぱり赤い服に白いひげのサンタさんを前にすると、童心に帰るんでしょうか♪
かく言うワタシも、フニャ高の年中行事の中で一番好きなのはミクラーシュかもしれない。 たぶんミクラーシュが一番 楽しい~♪

今年も12月6日、今週の金曜日にサンタさんが来てくれる予定で、職員室の掲示板にはサンタさんから「サンタの日に会おうね~♪」というお手紙が…♡ (↓)
サンタさんからの手紙
しかし、残念ながら今年はワタシ、サンタの日に病院へ行くのでサンタに会えるかどうか分かりません(T_T) あぁ、本当に、心の底から残念でたまりませんっ!!!

 

さてさて、
いよいよ明日はサンタの日!!
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良い子のみんなは、今晩寝る前に
キレイに磨いたブーツを窓辺に置きましょう♪
明日の朝にはサンタさんのプレゼントが入っているかもョ~(^_^)v

 

 


明日から秋休み


フニャ高秋景色

ハンガリーの学校の新学年は9月に始まり、早いものでもうすぐ2ヶ月が経とうとしているところ。 明日から約1週間の秋休みです\(≧∇≦)/ 

ハンガリーの高校には秋休みがあります♪ たぶん小学校にもある。 でも、大学にも秋休みがあるのかどうかは分かりません。 自分の勤め先であるフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)のことにはだいぶ通じてきて、場合によっては新しく来た先生にワタシが教えてあげたりすることもあるようになってきたけれど、いまだに分かるのは自分に身近な範囲のことだけだなぁ・・・(>_<)

毎年秋休みは11月1日の万聖節の祝日をはさみ その前後、土日の週末と合せて一週間程度です。今年は10月26日から11月3日までの9日間で、一週間とちょっとの秋休み♪

ハンガリーへ来たばかりの時には、
「え~、秋休みなんてあるの~?」なんて思ったけれど、今のワタシは秋休みが待ち遠しい…(^^ゞ
新学年が9月始まりなので、バタバタと慌ただしい9月をやり過ごして、10月にもそれなりに行事があったりして…で、秋休みでやっとゆっくりできる♡という感じなの。 日本には秋休みはないけれど、新学年開始後1か月目にゴールデンウィークというものがあるじゃないですか。 コレは大切な骨休めのお休みですョ!!

秋休み中にやっておかなくちゃならないことはいくつかありますが、旅行などの予定はありません。 ウチに籠っているのも勿体ないので、泊りでなく行ける範囲でどこかへ出かけられたらいいなぁ…と思っているんですが?・・・どうなることやら・・・(^^ゞ

去年の秋休みの時は、お役所関係のことでアタフタしているうちにアッという間に終わっちゃったんだよなぁ…(-“-) 今年はそういう面倒なことナシで行きたいものデス。

 

 

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果たして宣言通りに更新できますかどうか…(^^ゞ

 

 


『オスタイ キランドゥラーシュ』は日本語で何だろう?


センテンドレ ヘーヴ

今日はフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の『オスタイ キランドゥラーシュ』の日です。

もうだいぶん遠い昔々のワタシの小学校の時には毎年、春は『遠足』(比較的近場に学校から歩いて行った)、秋には『バス旅行』(バスでちょっと遠いところまで日帰りで行った)があったと記憶しております。 ワタシが育った頃はまだ日本も子供が大勢いて、ワタシが通っていた小学校は『マンモス校』とか言われるタイプのかなり大きい学校だったのね。 当然、一学年当たりのクラス数も多かった。 一学年が6クラス~8クラスぐらいあったのよ。 今じゃ信じられないだろうけど?
そんなのが、1学年ごとに同じところを目指して一斉に出かけていくわけで、バス旅行ならクラスごとにバス一台で、8台のバスがゾ~ロゾロ・・・。 今になって思うと、アレは本当に怖ろしい行事だったんだな・・・と思いマス。 (自分がその時の先生じゃなくって良かった(^^ゞ )

ハンガリーの学校にも、日本の学校と同様に旅行の日がありまして、それが冒頭に書いた『オスタイ キランドゥラーシュ』。 『オスタイ(osztály)』というのはこの場合『クラス』のことを意味します。 つまりワタシの小学校時代のように学年全体で旅行するんじゃなくて、各々のクラス単位で旅行に行きます。 だから『オスタイ キランドゥラーシュ』を日本語にすると『クラス旅行』でしょうかね? (・・・とすると、ワタシの小学校時代の旅行は『学年旅行だね。)

旅行へ行くのはクラス単位で ですが、行き先もクラスごとに全然違うんです。 たぶんホームルームの話し合いかなんかで、生徒たちが自分たちで行き先を決めているらしい。(モチロン担任の先生の『ご意向』が大きく影響されていると思うが!?)
だから、地方の町まで遠出するクラスもあれば、ブダペスト市内のどこかへ行くだけのクラスもあるし、山でトレッキングしてくるようなクラスもあったりする。
することも色々で、名所旧跡をしっかり廻ってくるクラスもあるし、プールに行って遊んでくるとか、サイクリングとか、なかには一泊(または二泊)旅行のクラスもあるんですよね。 (例年、出発日は全校一斉に9月の何週目かの金曜日なので、二泊三日旅行までは学校の時間表に影響なく行ってくるコトが可能。)

それから、交通手段もワタシの小学校時代のようなチャーターされた観光バスなんかではなく、公共交通機関で一般のお客さんと一緒で行きます。 予約席とか、もちろん団体専用車両とかじゃないのね。 だから乗り物に乗るときはだいたい皆でまとまって乗るけれど、何人かが遠くのほうに座っていたりとか、フニャ高生の団体の中に知らないお婆ちゃまが一人座っていたりとか、そういうこともあり得ます。

それから、行き先も複数のクラスが同じ町へ行くことになる場合もありうるので、行き帰りも観光の行程などもクラスごとに別々なんだけど、時々街の中で他クラスに出くわすことはあります。
それから、この時期に『オスタイ キランドゥラーシュ』があるのはフニャ高に限ったことではないので、行き先で「全然知らない集団だけど、たぶんアレもオスタイ キランドゥラーシュだろうな・・・」という雰囲気の団体さんに出会うことも多い。

ブダペストの街の中でも、時々、20~30人くらいの小学生、高校生ぐらいの集団がゾロゾロと歩いているのを見かけるコトがあります。 たぶんそういうのはオスタイ キランドゥラーシュですョ、観光客の皆さん!! 美術館や博物館でそういう集団と出くわしてしまった場合はタイミングが悪かったと思って、時間に余裕がある場合はチョットの間待ってみてください。
『うるさい子供たち』はすぐに立ち去るはずですから(^^ゞ

『オスタイ キランドゥラーシュ』は学校外の活動とはいえ れっきとした学校行事ですので、全員参加が基本です。 しかし実際にはこのクラス旅行を欠席する生徒もけっこう多いです。 たぶん「クラスで旅行なんて、かったるくってやってられっかよ。ケッ!」・・・みたいな生徒もいると思います。(^^ゞ
でも、中には美術館などの入館料や、泊りの場合は宿泊代などがかかるため、『親が金を出さない』・・・ということも。 そういうコト、ワタシの学校時代はあまり考えられなかった気がするけど、日本でも今はそういうコトってあるのかなぁ・・・???

 
ワタシは9年生のあるクラスと『センテンドレ』へ行く予定。
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ワタシは担任でも副担任でもないので、
交通費・その他諸々、『自腹』なんだョ~(T_T)