10年B組、T.ヴィヴィエンのお母様へ

 

10月29日黄葉

ワタシはフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の職員室で、外線電話を受けるのが大嫌い。別に内線なら好きだというわけではナイが…。(前回の記事参照

秋休み明け早々の月曜日、お昼過ぎ頃の授業時間帯中、フニャ高の職員室にいたワタシ。 授業中なので、職員室にいたのはワタシの他は二人だけ。

職員室の電話が鳴った。

あとの二人は自分の席で座って仕事中だった一方、ワタシは電話のすぐ目の前で掲示物を読んでいたんですよ。 だからその時の立ち位置から考えて、ワタシが電話を受けるのが一番自然。 なので、イヤだけどワタシが電話に出たんです。

しかし運悪く、それは外線電話だった。(>_<)

それは10年B組の担任のK先生あての電話で、K先生は職員室には居なかったため、ちょっと待ってもらって時間表を確認。
「Kは今 授業中です。」とワタシ。
さらに続けて「あと5分ほどで授業が終わりますんで、10分後くらいに電話をかけなおしていただけませんか?」と、言いたかったが、ハンガリー語での受け答えゆえ、不覚にもワタシは遅れをとった。(>_<)

先方「あ、それでは言伝をお願いいたします。ワタクシ、10年B組のT・ヴィヴィエンの母ですが、娘は明日は登校するとK先生にお伝えください。あ、ウチの娘、今日はお腹の具合が悪くて学校をお休みさせていただいているんですけれども、お医者にかかりまして、もうだいぶ良くなりましたので、明日は登校いたします。と、K先生に。」

…とかナントカ、全部はよく聞き取れなかったんだけれども、だいたいこんなようなコトを言っていたんだろう…と思う。

しかし念のため、確認はしておかなくてはなるまいて。(-“-)
「ヴィヴィエンは~、明日~、学校に来る!……でしゅかぁ?」と、ワタシ。

日本語で書いてもあの時のニュアンスは完全には伝わらないであろう。
しかし、このひと言(言い回しとか発音とか色々)で、電話を受けたのが まっとうなハンガリーを話せる普通の先生ではないのは明らかになった。 たぶん先方(←10年B組 T・ヴィヴィエンの母)が内心「大丈夫かいな、コイツ?」…と気づいた時。

たぶんあと二言、三言言葉を交わしたであろうか…。ワタシが言ったのは「分っかりました。 オッケー!」…とか、ビジネスハンガリー語レベルとしては不合格だったと思うけども、先方が了解してくれれば それでイイ。 そしてようやく電話を切るコトができて、ドッと疲れが…。(^^ゞ

後ろで聞き耳を立てていたらしい同僚二人に、たどたどしいながらも必死の受け答えが愛らしかった(←オモロかったの同義語)と褒められ『そうやって聞いてるくらいなら、途中で電話を変わってくれれば良いのに!(-“-)』…と、思わないでもなかったのだった。

何はともあれ10年B組 T・ヴィヴィエンのお母様、
その後の休み時間にK先生に伝言、伝えておきましたので!!v(^_^)v ご安心を。

 

実を言うと、伝言する時には間違えてT・ユリアンナって言ってたワタシ。
K先生、「T・ユリアンナなんてウチにはいないけど?」と。
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ものすごく焦ったけど、K先生のほうが
「Tはヴィヴィアンて子がいる。でもヴィヴィアンは今日休んでるけど。」
「そう、それ! その子だ!!!!!」…と。(^^ゞ
伝言するのも そう単純ではなかったのダ…。(>_<)

せめて着信音を変えてくれれば…

2015-16始業式
(↑ 9月1日始業式の終了後。木々は蒼いし、服装が夏だ…(^^ゞ)

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)に勤めていて、ワタシが 「出来れば避けたい、可能ならば全面的に御免こうむりたい、だってソレが世のため人のためってモンだし!?」と思っている職務がアル。

それは『外線電話を受けること』…ダ。(-_-;)

ところが、フニャ高の職員室の電話ときたら、たいていの場合 かかってくるのは内線電話なのに、時々外線がかかってくることがアル。 それが困る。

内線電話なら かけてくる相手は学校内部の人なので、ワタシのハンガリー語能力に支障があるのが分かっているし、そもそも内線の場合は 職員室の誰かを探している電話なので、その誰かに取り次ぐか、いなければ「今いな~い。」と答えられればイイので、ま、何とかなるのよ。

でも外線電話の場合、こっちは相手が誰かわからないし、話の内容や言伝てしなくちゃならない内容が複雑だったりするし、また相手の方も学校の職員室に電話をかけて 受けた人間がハンガリー語に不自由な外人だとは予想していないので…大変なの。(T^T) (←対面しての会話なら、そういうことは起こらない。)

せめて着信音がが外線と内線とでは違うとか、そういう何かがあればイイと思うんだけど、同じなんだよね~。 外か内かは電話を受けてみて初めて分かる。

内線だと思って「は~い、モチモチィ~♪」とお気楽に受けてしまった後に、外線だと分かった時の恐怖!!

たいていの場合、外線電話は職員室の電話には着信せず、秘書さんのトコロか、受付のトコロの電話に着信するんだと思うんだけどね…。どうして いきなり職員室にかかってくる外線電話があるのかと不思議に思っていたら、最近になってその理由が判明しました。

近頃、会社に電話すると、機械が応答して、「要件Aのかたは1番、要件Bのかたは2番…を押してください」…っていうのがあるでしょ。フニャ高の電話もそれと同じなんだって。 つまりフニャ高の電話の機械音声受付が「…職員室へ御用の方は○×番、…」とか受け答えをしているので、外線電話の相手が(特定の先生に用事があるなどの理由で)○×番を押す、そうするとメイワクにも職員室に外線電話がかかってくる…ということらしい。

フニャ高の電話が機械音声受付みたいな 今風のハイテクだとは知らなかった。
そんなにハイテクなら、どうして職員室の電話の着信音を 外線・内線で別の音にする…くらいのコトが出来ないのか、今は それが不思議。(-“-)

 

日本語でだって職場に慣れてないときには
相手先の名前を聞き取るのだって大変じゃない~?
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それを不意打ちでやらされるのはツライ。
着信音を内・外線別にしてくれぇ~~!!