はにかんだ笑顔と(^^;;な笑顔

 

はにかんだ笑顔

フォークアート・フェスティバルにて。
美しい民族衣装の女の子が、カメラに はにかんだ笑顔を向けてくれました。(#^.^#)
ありがとう~♡

笑顔といえば、コイツラ(↓)の笑顔も印象的で…
ポシェット
カエル(?)のポシェット。

謎の爬虫類
謎の爬虫類の指人形。

ヤツラ、フェルト工芸の出店で、ちょっと異彩を放っていた。
なんともユーモラスなお顔。 コレを持ち歩いたら、とんでもなく目立ちそうだけど。

これは…、あえて言うなら「スケベな笑顔」かしら?
でも、けっこうイイ味出してると思う。(^^ゞ

 

フォークアート・フェスティバル、ワタシは久しぶりに行ったけど、
毎年行っている人もいるみたいです。
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それだけ楽しいってコトだと思う。(#^.^#)
来年は これを読んでいるあなたが是非!

 

地方色豊かなフォークアート・フェスティバル

 

ビハール郡伝統保存会

ハンガリーの建国記念日 8月20日前後の数日間で行なわれている『フォークアート・フェスティバル』。

ハンガリーの伝統手工芸の出店がたくさんなので、様々な手工芸品を見て お買い物もできる貴重な機会なんですが、出店している人たち(店番をしている人たち)は あまり商売っ気がなさそう(それほど売る熱意がなさそう)だったりする。(^^ゞ

どうやらこのフェスティバルの出展者は、どこかから工芸品を仕入れてきて売るという単独のショップ(業者さん)ではないらしいです。

では、どういう人たちが出展者なのかというと、上の写真(↑)のような人たち。
コレは BIHARI NÉPMŰVESZETI EGYESZÜLET.
日本語での正式な名前は知りませんけど、「ビハール郡(というハンガリーの一地方)伝統民族文化保存会」…みたいな感じか。

そういった地域ごとの保存会だか、組合だかごとに出店しているらしいので、店番をしている人も「商売人」じゃなかったりする。 だから そこで売っている工芸品を作ったご本人が店番だったりするわけだ。

商売することに慣れてらっしゃらないのも無理はない…。(^^ゞ

出展が地域ごとの組合(?)単位なので、ブダ王宮の敷地内にその地域ごとにスペースを持っています。 だから、刺繍なら刺繍! 鍛冶屋なら鍛冶屋!というふうにまとまっているのではなくて、ある地域の刺繍や鍛冶屋やなんやかやがまとまって出店していて、さらに他の場所へと進むとまた別の地域の刺繍や鍛冶屋やなんやかやが見られる…という仕組みです。

そのため出店の見せ方が地方色豊かで その地方の個性を押し出した展示になる。

コレ(↓)は、世界遺産でもあるホルトバージがある地方の牛飼いさんたちの衣装。
牛飼い

そして伝統工芸のフェスティバルで グヤーシュを煮込んでいたりする。(^_^)
グヤーシュ

こういう展示は、その地方(ハンガリーの東部)独特のもので、ハンガリーの西の地域とかではあり得ないの。

 

伝統手工芸を学ぶ専門高校のブースなどもあるのよ。(↓)
学校展示

学生

フォークアート・フェスティバルは、ハンガリーの地方色豊かな伝統民族文化を守る意味合いもあるようです。

 

とはいえ、ハンガリー国外からの参加もあり。
今年のメインゲスト国はスペインでした。
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日本もフォークアート・フェスティバルに出展して、
日本の匠の技を披露して欲しい~♪

 

マチョー刺繍のファッションショー

 

民俗音楽

今年のブダ王宮の フォークアート・フェスティバル。
野外の仮設ステージでは、ハンガリーの民族音楽(↑)や民族舞踊(↓)が次々と。

民族舞踊

民族舞踊と音楽

でも「こういうの」は、ハンガリーの野外フェスティバルでは「お約束」ですから。(^^ゞ

フォークアート・フェスティバルらしかったと思うステージは、
『マチョー刺繍のファッション・ショー』

ファッションショー1

ハンガリー人ファッションデザイナーの作品に、ハンガリーの伝統刺繍のひとつ、マチョー刺繍の名手が刺繍を施したドレス(←今 流行のコラボ作品ってヤツですな。)のファッション・ショーです。

ファッションショー2

ま、はっきり言いすぎだと思うケド、ファッション・ショーとしては大したことなかった。(^^ゞ

ファッションショー3

「ファッション・ショー」と言いつつ、服のデザインは大人しいもんだし、モデル達もフツーのキレイなお嬢さん(←ランウェイ・モデルのような キレのあるモデルじゃないという意味で。)だし…。(-“-)

仕方ないよね。ハンガリーだからねぇ~~~。(^^ゞ

ファッションショー4

でも、やっぱり刺繍は見事なの!!!(↓)
ファッションショー5

そして、一番喝采を浴びていたのは、このお婆ちゃん。(↓)
ファッションショー6

このお婆ちゃんが「マチョー刺繍の名手」です。
ファッションショー7

ファッション・ショーのドレスよりも、このお婆ちゃんの民族衣装のほうが素敵♡
ファッションショー8

ファッションショー9

ファッションショー10

デザイナーの人には悪いケド。(^^ゞ

後日追記(9月4日):
ブログを読んでくださったハンガリーの刺繍に詳しい方から教えていただいたところによると、この記事に載せてある写真の刺繍は ほとんどが「カロチャ刺繍」だそうです。
ブルーのドレスの裾にある刺繍はカロチャ刺繍、刺繍の名手のお婆ちゃんの衣装もカロチャとのこと。
一番最後の写真のオレンジ色のドレスのウエスト部分にある刺繍は「マチョー刺繍」のモチーフだそうで、おそらくこのファッション・ショーでは「カロチャ刺繍」と「マチョー刺繍」が混在していたのではないかと…。

刺繍のことを良く知らないくせに、プログラムに「マチョー」と書いてあったため、間違えてしまいました。ごめんなさい。m(_ _)m

教えてくださったWさん、どうもありがとうございました。(^_^)v

 

ハンガリー人、こういう「ユルイ」ファッション・ショーが
好きみたいなんだよねぇ~。
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ショッピングモールの仮設ステージとかでも
時々やってて、大人気なの…。
でも「ユルイ」んだ。(^^ゞ