高校で一番重要な試験

卒業式

ハンガリーの高校では、4月の終わりから5月の初頭辺りに卒業式を行い、卒業式が終わると すぐ次に来るのは高校卒業試験(筆記試験)。

この「高校卒業試験」っていうのは、規定の科目・科目数で合格点を取れないと高校卒業資格を取得できません。
例えば、フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)に入学して、4年間ちゃんと通ってフニャ高の試験も受けて及第点をとって単位を取得できれば、フニャ高を卒業することはできます。でも、卒業式後の高校卒業試験もクリアしなければ、フニャ高を卒業していても高校卒業資格はナイ…ということになってしまうの。

フニャ高を卒業した、またはほぼ確実に卒業見込みでないと、そもそも高校卒業試験の受験資格がないということになるので、もちろん高校に通う意味はあるんですが。

そして、大学進学をを希望する生徒は 高校卒業試験の結果を大学入試として使います。(←希望の大学・学部が指定する科目の高校卒業試験を受験して、その結果を添えて大学に申請する。)

ハンガリーの高校生にとって一番重要度の高い試験で、高校の先生たちは高校卒業試験を受けさせるために授業をしていると言っても過言ではないです。(←特に主要必須科目の先生たちを観察した印象から言って。)

 
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がんばれ、がんばれ!

卒業式の行進

今週 ハンガリーの高校でやっているのは、高校卒業試験(筆記)!

選択する科目により5月の後半ごろまで卒業試験の筆記試験はあるのですが、今週は卒業試験の必須科目が集中して行われるので圧倒的に受験生の数が多く、フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では 在校生の普通授業を休講にして、卒業試験を行います。

早いものでワタシもフニャ高を辞めて 2年目の学年末。今年の卒業試験を受けているはずの生徒たちの顔を思い浮かべて、「頑張れよ〜〜」と拳を握っております。
(⌒▽⌒)

 
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招待状が来ない…(´;ω;`)

卒業式

今日、フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では、晴れがましく卒業式が執り行われているでしょう…。

今年の卒業式で、ワタシがフニャ高に勤めていた時期の生徒はほとんど卒業してしまうことになります。だから今後、もしワタシがフニャ高を訪れる時があったとしても、知っている生徒はほとんど居ないということに…。
スゴク寂し〜い……(´;ω;`)

卒業式の前には「卒業式の招待状」を作ります。
フニャ高の現役の先生は、招待状を職員室で直接手渡しでもらうのですが、フニャ高の元・先生にも招待状は送られていて、フニャ高を辞めた先生も、卒業式には生徒を見送りに来てたりするんです。
(辞めた先生全員が来るわけじゃないですケド)

「ワタシもフニャ高辞めたら、招待状をもらえるのかな〜?」…と、けっこう憧れていたんですケド、ワタシのところには招待状が来ません。
ハンガリーを離れてしまったら、もうダメなの〜!?
(;∀;)

 
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ゾンビに会った日

おふざけ卒業式

ハンガリーの高校は、今が卒業式シーズン。

ワタシの元職場のフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では、卒業式の日の前日に「おふざけ卒業式」をするのが恒例でした。「おふざけ卒業式」では、卒業生たちがクラスごとにテーマを決めた扮装をして、卒業式本番の時と同様に校舎の中を練り歩いたりするんです。

卒業式が終わったら 次は卒業試験が待ち構えているので、卒業生にとっては、卒業前の最後のハメ外しって感じかな。
(^O^)

上写真(↑)は 2017年のおふざけ卒業式で、ゾンビに扮したクラス。

このおふざけ卒業式が終わった後 トイレに行ったら、ゾンビたちが人間に戻ろうと顔を洗ってるところだったりしたなぁ…。
懐かしいね。

 
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