一家で3人(ほぼ)同姓同名

子どもの日

ハンガリー人の名前の話題、再び!

ハンガリーでは、長男に父親の名前、そして長女には母親の名前をつけることが珍しくありません。

ほら、英語圏でも名前に「何とかジュニア」だとか「セカンド」「サード」とかいう人、いるじゃないですか。 そういう感じデス。

しかしハンガリーの場合、父親の名前の後に「ジュニア」に相当するハンガリー語をくっつけたりはしない。父親の名前、そのまんまです。

例えば、父親の名前が「ナジ・ペーテル(Nagy Péter)」だとすると、長男の名前も「ナジ・ペーテル(Nagy Péter)」。
それに加えて、伝統的なハンガリーの既婚女性の結婚後に改名するパターンから考えると、母親の名前は「ナジ・ペーテルネー(Nagy Péterné)」になるわけで。
参照過去記事はコチラ

そうすると、夫・妻・子の親子三人が、ほぼ同姓同名だという事態に。
(゚Д゚;)

また、父親の名前をそのまま息子につけるような家は、その前の代のお祖父ちゃんも「ナジ・ペーテル(Nagy Péter)」だったりするのよね。(^ ^;;

三世代同居のご家族だったら、お祖父さん・お祖母さんを含めて、一家に3人の「ナジ・ペーテル」と、2人の「ナジ・ペーテルネー」ですか!?

おいおいおい…ですよねぇ。(^ ^;;

 

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耐久性……

12月初頭

12月初頭に撮った、ある日のフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)廊下。(↑)

ハンガリーでは12月6日に『サンタクロースの日』があるので、12月に入ればもうクリスマスに向けた飾り付けが始まります。
…というわけで、フニャ高でも。
クリスマスのキラキライルミネーションもスイッチONです。(↓)
イルミネーション

昼間に撮った写真なのでわかりにくいですが…。(^ ^;;
イルミネーション2

このイルミネーション、コンセントの差込口が高い所にあるので、ずっとずっとずぅ~~~っっっと点けっぱなしなの。
校舎が無人の夜中も点いてるの。

どのくらい点けっぱなしかというと、
11月末に飾り付けをした時に イルミネーション点灯して、それ以来ずっとです。

この週末、2020年2月1日(土)の日暮れ時、週末で無人のフニャ高校舎の裏手を通りかかった時に撮った写真。(↓)
2月1日

分かりにくい写真でスマンことですが、イルミネーションが点灯している光が分かるでしょうか?(↓)
点灯中

点灯中2

2週間無人だった冬休み中も、こんな調子で点きっぱなしだったの。
1月も結局片付けられることがないまま過ぎ去って、もう2月なの。

もう2月になったことを考えると、かれこれ2か月間点けっぱなしだね~~。
さすがに電気代もバカにならないんじゃないかい?

てゆか、2か月間点けっぱで大丈夫なの?
イルミネーションの電球の耐久性だけは証明されたことになるが…。地球にやさしくないよね? ”(-”-)”

 

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フニャ高☆先週の給食 シーズン6-18(2020.01.27~01.31)

2020年1月27日給食

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の給食ファンの皆さま、ごきげんよう。(^_^)

当ブログ唯一の人気シリーズ、「フニャ高☆先週の給食」~!
ハンガリーの高校の給食を週一ペースでお届けしています。

先週は1月の最終週。
そして、フニャ高暦で言うと、後期日程の最初の週でした。(^ ^;;

すでにこのブログにも書いた通り、後期が始まるからといって フニャ高では始業式があるわけでもなく。 月~金曜日まで普通に授業日でした。 だから給食も普通にある週。

そゆわけで、先週の給食  2020年01月27日(月) ~ 01月31日(金)までの5日間分です。ドゾ!!

まず上写真(↑)は、01月27日(月)のフニャ高給食。

メニューは、
●タラゴン風味の七面鳥のラグースープ
●カッテージチーズのクリーム入りヌドゥリ、粉砂糖がけ(←甘いメインディッシュ)

 

次、01月28日(火)は、
2020年1月28日給食
●コンソメスープ
●黄色いエンドウ豆のフーゼレーク、ソーセージのレチョー添え
●リンゴ

 

次、01月29日(水)は、
2020年1月29日給食
●フルーツスープ(←ハンガリーの名物料理。フルーツを具にした甘いスープ)
●チーズを挟んだハムのフライとジャガイモ
●サラダ

 

次、01月30日(木)は、
2020年1月30日給食
●パスタ入りトマトのスープ(←ハンガリーのトマトスープには砂糖が入っててちょっと甘い。)
●肉入りターホニャ(←ターホニャとは米粒大くらいのパスタ)
●ビートのピクルス

 
 

次、01月31日(金)は、
2020年1月31日給食
●リンゴジュース
●白身魚のフライとメキシコ風ゴハン、タルタルソースがけ
●ミューズリーバー

 

 

先週の給食のメニュー(ハンガリー語)はコチラ(↓)
6-18メニュー

 

2019-2020年度第18週目の給食写真、お楽しみいただけましたか~?

 

金曜日のメインディッシュ、『白身魚のフラ~イ』!。(↓)
白身魚のフライ
『魚のフライ』、出た~!!
何だか、魚のフライはすごく久しぶりな気がする。 気のせい???

数か月前から、金曜日のフニャ高の給食には スープの代わりにジュースが出てくるようになってしまいました。(>_<)
ワタシは個人的にスープが好きなので、ジュースの日がイヤ!(;O;)

だからもう、金曜日は給食やめちゃうかなぁ~~…と思ったりもする。

でも近頃、『魚のフライ』は、その「ジュースの日」に出てくる確率が高いんだよね~。魚は食べたいんだよねぇ~~~。(^ ^;;
それから、金曜日はワタシの授業の始まりの時間が早いので、ウチへ帰って食べたりする時間が惜しい。だから学校でいつも通りに給食を食べたほうがラク。

…そんなこんなで、金曜日の給食をやめる決心がつかないのですョ。( ;∀;)

以上、フニャ高給食 一週間でした~♪ (^_^)/

 

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夫婦でほぼ同姓同名の実際

2020年1月19日ドナウ川

前回ブログで、「伝統的なハンガリーの習慣では、夫婦同姓どころか、夫婦はほぼ同姓同名だった!!」ということを書きました。(←コレが分からない人は過去記事から読んでね♡)

で、実際のところはどうなの?ってコトを今回は書いてみようかな…と。

まず、夫の姓名の後ろにネー(né)をくっつけた ほぼ夫と同姓同名を正式名としている女性が、今の世の中に存在しているのか!?

それはズバリ、存在しています。
しかも、けっこうな数の女性が 「ほぼ夫と同姓同名」です。
ワタシの職場、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)にも何人か居ますョ!

ただ実のところ、そういう女性は それなりにお年を召した方々だったりする。

ワタシの見たところ、今現在で60歳以上くらいになっている世代の女性たちが、「夫の姓名+ネー」の人たち。
50歳代以下世代の人たちになると、また違ったタイプの方法で、結婚後の姓名変更をしていらっしゃいます。

だから若い世代の女性には、夫とほぼ同姓同名の人は ほぼほぼ居ないです。
なんか、田舎の伝統を重んじる土地なんかだと、今もそれにプライドを持って 夫の姓名+ネーを名乗っている若い人がいるって聞いたことあるケドね~。だから、完全に『コレは昔のハナシ』とは言い切れないんだわ。(^ ^;;

で、職場に「夫の姓名+ネー」の人がいる場合、普段はその人のこと、「結婚前の姓名の名前のほう」で呼んでます。…というか、元の姓名の名前しか使ってない。

つまり旧姓が「コヴァーチ・アンナ」で、結婚後には「ナジ・ペーテルネー」になった同僚がいるとしたら、みんなその人のこと、結婚改名後も「アンナ」と呼んでいるわけ。当然のように。

ただ、職員の氏名リストが回覧されたりしたときとかに、みんなのアンナは 実は「ナジ・ペーテルネー」なので、リストにもそう書いてある。
すると、
「この『ナジ・ペーテルネー』って誰のこと!?」…という少々ややこしいコトになるわけです。

あとはフェイスブックで友達申請された時に、「誰や、オマエ???」…なんてこともあったね~。(^ ^;;

ポジティブに考えれば、同僚の一度も会ったことがナイ旦那さんのフルネームが分かるという利点もあるがな。
ま、ややこしいと思う時の方が多いよナ。(^ ^;;

 

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驚きのハンガリー、夫婦同姓同名!?

日暮れ時

なんか日本で最近、夫婦別姓についてとかが議論されているみたいなので、結婚後の女性の名前変更にまつわるハンガリーの驚きの伝統についてご紹介してみたいと思います。!(^^)!

まず初めに。
この記事に書くことは事実ですが、近頃ではあまり一般的ではありませんので、ま、「昔のハンガリーでは、そんなんだったんだ…。( ;∀;)」…とでも思っていただければ幸い。(^ ^;;
…昔っつっても、せいぜい30~40年前くらい前までのハンガリーでは それが普通だったと思われるのですが…。

日本では法律上、結婚すると夫婦どちらかの姓に統一し、一方は姓を変更しなくちゃならないことになってますよね。
一方のハンガリーの場合、結婚した時に名前が変わるのは女性のみ。男性は結婚後も姓名を変えることはありません。

驚いちゃうのは、伝統的なハンガリーの女性の結婚後の名前は、
夫の姓名にné(ネー)をくっつけただけ!!!
…だったんです。(゚Д゚;)

分かりやすく説明すると、
コヴァーチ(姓)・アンナ(名)(Kovács Anna) っていう名前の女性が、
ナジ(姓)・ペーテル(名)(Nagy Péter) という名前のと結婚したとします。

すると、結婚後のコヴァーチ・アンナさんの名前は、夫の姓名 ナジ・ペーテルの後にネー(né)をくっつけて、ナジ・ペーテルネー(Nagy Péterné)となる。

日本風に考えて言うなら、「ナジ・ペーテル夫人」って感じ?
でも、それが敬称とかいうのでなく、役場の公式書類なんかに書かれる正式名なの。
つまりパスポートとかに書かれる名前も「ナジ・ペーテル夫人」!

元の姓のコヴァーチはおろか、名前のアンナまで、消えちゃうんです。
ビックリだよね??(゚Д゚;)

厳密にはネー(né)がついているから、完全に夫と同姓同名ってわけじゃナイですけど、ほとんど同姓同名に近い。( ;∀;)
伝統的なハンガリーは、
「夫婦同姓なんて甘い。夫婦は同姓同名!」だったのです。
m( ゚Д゚)m

 

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