ブダペスト、クリスマスマーケット比べ


 

ヴルシュマーティ広場12月28日

この年末年始、珍しく日本から友だちが来ることになっていたため、
「こんな観光に向かない時季に来るからには、そんな時季にしか楽しめないトコロへ行こう!!」と思い、クリスマスマーケットに繰り出すことにしました。

その思惑はハズレではなかったです。 でも、クリスマスも終わった後の年末のクリスマスマーケットは、シーズンのピークを過ぎた消化試合みたいな雰囲気が漂っていた…かも~?(^^ゞ

 

まず初めに行ったのは ブダペストのクリスマスマーケットでは最大規模を誇る(はず)の「ヴルシュマーティ広場のクリスマスマーケット」

しかし、我々が訪れた12月28日は、広場中央に食べ物屋台(↓)が軒を連ねているだけで、その周囲にたくさんあった(はず)の クリスマスらし~いキラキラした出店は全て撤収した後でした。(>_<)
つまり、ブダペスト最大規模を誇るクリスマスマーケットのはずが、その規模をかなり縮小した後に訪れたわけで…。(-“-) 期待ハズレの感は否めなかった。
ヴルシュマーティ広場

 

しかしその後、「聖イシュトヴァーン大聖堂前のクリスマスマーケット」(↓)へハシゴして、そっちのほうはクリスマス前同様にキラキラがいっぱい残っていたので、結果オーライ♪♪♪v(^_^)v
聖イシュトヴァーン大聖堂

大聖堂のクリスマスマーケットには、子どものスケートリンクなんかもあるのョ。(↓)
スケートリンク

やっぱりクリスマスマーケットでは、食べ物屋台だけじゃなく、こういうカワイイモノなんかも見たいんですヮ♡ (↓)
指人形

大聖堂のクリスマスマーケット
当然といえば当然ながら、大聖堂前のマーケットのほうが ヴルシュマーティ広場のマーケットより賑わっていました。

 

そして、その後は『グレシャム宮殿のクリスマスマーケット』へ。

コレは、今は『フォーシーズンズ・ホテル』として営業しているグレシャム宮殿・・・の、ホテルのロビー(廊下?)で開かれているクリスマスマーケット。 だから建物の中なんです。グレシャム宮殿マーケット

クリスマスマーケットなのに、寒くないのだ!!\(≧∇≦)/
グレシャム宮殿マーケット2
でも、クリスマスマーケットに付き物の食べ物屋台は無し。

グレシャム宮殿マーケット3
高級ホテルの中のマーケットだからか、売っているモノも ちょっと高級志向な感じ。 だって、クリスマスマーケットなのに『ヘレンド』が出店だしてたりするのよ!! 良くも悪くもクリスマスマーケットらしくない。(^^ゞ
でも目の保養になりました。(#^.^#)

 

それでは以下は、ワタシの個人的な意見のまとめ。

クリスマスマーケットらしいマーケットの雰囲気を味わいたいなら、やっぱりクリスマスのに行った方がイイみたい。

・でもヴルシュマーティ広場で「仔豚の丸焼き」(↓)が見られたのは、クリスマスが過ぎていたからこそなので、クリスマス過ぎでもそれなりの楽しみ方はある
コブタの丸焼き

グレシャム宮殿のマーケットでは、期日も終わり近いのでディスカウントしている店もあった!! だからクリスマス後のほうが、イイ物を安く買えるチャンスがあるかも!?

・グレシャム宮殿のマーケットは、いわゆるクリスマスマーケットとは ちょっと雰囲気が違うので、グレシャム宮殿だけでクリスマスマーケットを満足してはいけない!!

聖イシュトヴァーン大聖堂とグレシャム宮殿は地理的に近いので、クリスマスマーケットを存分に楽しみたいなら、大聖堂前で寒さに凍えそうになったら グレシャム宮殿のマーケットに逃げ込んで 暖をとる…ということも出来るかも。

こんな感じでしょうか~。来年の参考になれば幸いデス。(^^ゞ

 

グレシャム宮殿のマーケットは、ワタシも今回 初めて行きました。
日頃の「フォーシーズンズ ホテル」は、
高級過ぎて、普段は気軽に入っていくのが気がひけるようなトコロなの。
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マーケットをやっている時は
いつもより少しは敷居が低くて入りやすいなぁ…と思いましたョ~。(^^ゞ

 

 


年末年始はヘーヴィーズへ行こう!


 

くさり橋とブダ王宮 夜景

この年末から年始にかけて、ハンガリーの温泉保養地の一つ、『ヘーヴィーズ(Hévíz)』へ行ってきました。

日程は12月30日から 1月1日までの 二泊三日。
一緒に行った友人が、1月1日の夜 ブダペストを発つ飛行機で日本へ帰らなくてはならなかったので、朝9時半のバスでヘーヴィーズを出発。

だから二泊したけど、最終日は ホテルで朝ごはんを食べてチェックアウトしてきただけです。 そのため、厳密には1月1日のヘーヴィーズの町の様子などはチェックして来なかったわけだけど、年末年始のヘーヴィーズを見てきたワタシの結論。

ハンガリー国内で、年末年始に どこかへ行きたかったら、ヘーヴィーズがオススメ!!

その理由は、
年末年始にも関わらず、ヘーヴィーズの町はちゃんと商売していて、湯治客も多くて 活気があったから~♪

ハンガリーで、年末から年始にかけての祝日は クリスマスの12月25日・26日と、新年の1月1日だけ。 だから、その三日間以外は 基本的にどこも営業日です。 でも、営業時間が短縮されていたりする日もあるし、そういうのって その場へ行ってみないと なかなか分からなかったりする。

また、ハンガリーの地方のほうへ行くと、冬は完璧にシーズンオフで『冬季休館』という施設もあったりする。(>_<)

だから、人口が密集しているブダペストならともかく、ハンガリーの地方へ年末年始に出かけるのは賭けだったりするのョ!!

実際、ヘーヴィーズのすぐそばにある バラトン湖沿いの町『ケストヘイ(keszthely)』は、町の規模としてはヘーヴィーズより大きいはずなんだけど、ヘーヴィーズへ行く途中に通過したケストヘイは地元住民しかいなくて活気の「か」の字もありませんでしたよ~。(^^ゞ

だから 年末の押し迫った時期に、あれだけの活気があって、観光客に「おいでおいで~(^_^)m」をしている町は少ないのではないかと思う。

そういうわけで、今後、ハンガリー国内で、年末年始にブダペスト以外の地方へ行くとしたら?…ということになったら、『ヘーヴィーズ(Hévíz)』が一押し!!…と思っている次第。(^_^)

 

ヘーヴィーズが一押し!と言いながら、写真は何故かブダペスト…(^^ゞ
(ヘーヴィーズで撮った写真等々はまた後々!!)
banner(6)
ブダペストの夜景を見たいなら、
日が短い年末年始はオススメだと思いますぅ~♡
(昼間の時間はすごく短いケド)

中央市場で買えるハンガリー土産


 

中央市場

久しぶりに中央市場(Nagy vásárcsarnok: Budapest, Vámház körút 1-3, 1093)(↑)へ行ってきました。

この市場は地元の人が食品の買出しをする場所でもあるけれど、観光客が多く訪れる観光スポットでもある。 …というわけで、観光客向けのお土産物もたくさん売っている市場です。

今回は、「中央市場でこんなのが買えるョ!」という紹介を兼ねて、典型的なハンガリー土産をご紹介。(^_^)v

やはり、ハンガリー土産の定番は「パプリカ(粉末)」(↓)
パプリカ
でも、日本ではパプリカを料理に使うことがほとんどないため、帰省する時に買って帰っても、「使わないからいらない。」…とか言われます。(>_<) (←ワタシの場合)
しかし、ワタシは普通にハンガリー人が食用のために買うような普通のパッケージのパプリカを買って帰るせいかもしれません。 中央市場で売ってるような可愛いパッケージなら喜ばれるかも。 いや!きっと喜んでもらえる!!!(^^ゞ 

あと、ハチミツ(↓)なんか、どうですか?
ハチミツ
「アカーツ(akác)」っていうのが アカシアのハチミツ。
「ヴェジェシュ(vegyes)」は 花の種類を問わず、何でも…ということ。
他にも、栗の花のハチミツとか、ナッツがぎっしり詰まったビンの蜂蜜とか、色々ありますョ♡

ジャム(↓)の種類も豊富です。
ジャム

ハチミツ、ジャム、ともに小さい瓶のものもあるので、美味しそうなのを何種類か選んだら楽しいと思う~♪

 

それから、ハンガリーで有名なモノといったら刺繍製品。(↓)
ハンガリー刺繍
刺繍のお店は、二階に軒を連ねています。
テーブルクロスとか けっこう高いけど、手間がかかることを考えたら あまり安いわけがないというか…。(^^ゞ

カラフルな絵付けの民芸品の数々。(↓)
ハンガリー人形

このテのお土産物は色々な種類があります。

塩入れ

小物入れ

 

フェルト製品もよくあります。(↓)
フェルト人形

 

イースターの時、ネコヤナギの枝に吊るして飾るイースターエッグ。(↓)
タマゴの木
本来は 本物のタマゴに絵付けをするけど、お土産物屋さんでは木製や陶器製の絵付けタマゴが年中売ってます♪

もちろん、「ブダペストへ行ってきました♪」って感じのモノも買えますョ。(↓)
マグネット

以上のようなお土産物は、中央市場以外の場所でも売っているし、市場だからといって それほど安いわけではないような気がします。(ま、それなりに観光地プライスというか…(^^ゞ でも、他より特別に高いってこともないでしょう、たぶん。)

中央市場

買い物するかどうかはともかく 市場の雰囲気は楽しいと思いますので、ブダペスト旅行の際は 是非 立ち寄ってみてみて~♪\(≧∇≦)/

 

中央市場はウチからちょっと遠いし、
土曜は早く閉まるし、日曜は休みなので
ワタシはめったに行くコトができません。
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オススメしておいて、何なんですけどぉ~~。(^^ゞ

 

 


ハンガリーでは「英語できます!」と言いなさい。


 

ドナウ川

日本人は「謙遜すること」が身に染み付いていますよね。

実は英語ペラペーラのくせに、
「いえいえ、私なんて 英語もろくに出来ませんので…。」
…とか言う(人がいる)。

だから日本人が相手の場合、本当の本当に絶望的に出来なくって「英語できません」と言っているのか、本当は出来るけど日本人としてのエチケットだから「英語できません」と言っているのか、判別するのはなかなか難しい。

日本人同士の場合は あまり出来るぶって見せるよりも、ちょっと謙遜している位のほうがちょうどイイのかもしれません。 でも、それがハンガリー人相手だった場合、「出来ない」なんて、言ってはいけない。(-“-) 

日本人が相手なら
「英語ダメ」なんてご謙遜(^_^)。ホントはできるくせに♡
…と思ってもらえても、
それがハンガリー人が相手の場合は、本当の本当に絶望的に出来ない!…と思われちゃいます。

どのくらい出来ないと思われるかというと、
「ハロー!」も分からないくらいに出来ない…と、思われる可能性がある。
だから、英語で自己紹介ができて、トイレの場所を聞いて、分かるくらいのことができるなら、自信をもって
「英語できます☆」と言いましょう。

日本人にとって、「英語できます」と自信をもって言える英語レベルって、かなり…相当、高いんだと思います。(←それこそネイティブ並でないと「出来る」とは言わないくらいに。)
一方、ワタシの見たところ、ハンガリー人が「英語できます」って言っている英語レベルは、それほど…たいしたことがなくっても、けっこう堂々と「英語はOK!」みたいに言っていたりする。

だから、ハンガリー人に「英語できません」なんて言ってしまうと、
どうしよう、この人、日本人でしょ。当然ハンガリー語もダメだよね。日本人が英語できなかったら、何語なら分かるわけ!? 知り合いに日本語の出来るヒト、居たかしら……???
…とか思われちゃって、相手もパニックに陥る可能性が大です。

だから、悪いことは言わない。「英語できます!」って言っとけ、ハンガリー人相手なら!!(^^ゞ

 

ワタシなど、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)では
日本語・英語・ハンガリー語と三ヶ国語が話せるヒト…ということになっています。
日本語以外は「かなり相当に不自由」ではあるけれど。
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謙遜して「できません」とか言うと、逆に厄介なので、
三ヶ国語OKってことで生きてます。(^^ゞ
イイのョ、それで!!!

 

 


年に三回☆美術館・博物館の無料開館♪


 

国立博物館

ハンガリーで祝日のため休みになる日は、1年の間に12日あります。 そのうちの多くは キリスト教の風習に由来する休みの日。(←たとえばクリスマスとか。)

純粋に(?)ハンガリーの国としての記念日に由来する祝日は、年に3回だけ。
 3月15日 (1848年の革命と自由戦争記念日)
 8月20日 (建国者聖イシュトヴァーンの日)
 10月23日 (1958年ハンガリー動乱の記念日・共和国宣言の日)

実は、これら3つの祝日は、カレンダーなどには 単に「ネムゼティ・ウンネプ(nemzeti ünnep)(←日本語にすると、「国民の記念日」って感じかな?)」と、三つとも同じ名前で書いてることもある。

それぞれ別々の祝日を同じ一つの名称で…とは なんていいかげんな…と思わないでもないが、この3つの祝日は ハンガリー国として重要な記念日であるということなのでしょう。

ところで、年に三回の この3つの祝日がステキなのは、美術館や博物館が無料開館されるというトコロです。(#^.^#)

全ての美術館・博物館を網羅して調べるわけにはいきませんでしたが、ブダペストの主だった所は かなりの確率で無料で開館しているよう。(ブダペスト以外でも)

今日は10月23日☆
ハンガリーでヒマにしている人がいたら、美術館へ行ってみると タダで入館できるかもしれませんョ~♪

 

かなりの確率で無料入館できるらしいことまでは調べたけど、
もし万が一出来なかったとしても、責任持ちませんので悪しからず。
お目当ての美術館へ行く前に、一応調べておくことをオススメします。(^^ゞ
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記事上の写真は、ブダペストにある国立博物館のエントランス。
国立博物館の周辺は、ハンガリー動乱の重要な舞台の一つでもあるので、
毎年式典も行なわれています。