少~し短縮

お見送り

ハンガリーの高校の卒業式は、お花で美しく飾り付けした校舎の中を、卒業生たちが一列になって行進して回るのが伝統スタイル。
在校生はそれぞれの持ち場で待ち構え、卒業生の行列が来たら 立ってお見送りします。(↑)

今年のフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の卒業式は ほぼ例年通りの手順で、無事に執り行われました。卒業生の行進も、伝統通り。

でも、今回はコロナ禍が起きて以降、初めての卒業式。
行進もほぼ例年通りではありましたが、ちょっとだけルート短縮されてました。

例年通りに17時に開始された卒業式の行進。
ワタシの持ち場は職員室(↓)です。
職員室
例年だと、行進が職員室に来るまでにけっこう時間かかるんですよ。
でも、今年はA組の行進が開始後すぐに来ちゃったので、かえって焦った~!!
(^ ^;;

きっと例年だと職員室まで来る前に回ってくるはずだった教室が、今回は省かれたんだと思います。

廊下

角

職員室で卒業4クラスをお見送りした後、ワタシは例年通りに行進の追っかけをして写真を撮ったんですが、職員室と同じ階のルートは例年通りで、階段を下りて1階。
例年は図書室の中も行進するんですが、今年は図書室内の行進はありませんでした。

階段

でも、多少の変更はあっても 学年が終わってしまう前に卒業式ができて良かったよ。( ;∀;)
今年の卒業生は、サラガヴァトー(←冬に行われる卒業学年の最大イベント)が中心になっちゃったからね~~。(´;ω;`)

 


ヨーロッパランキング

伝統と、ソーシャルディスタンスと。

伝統スタイル

日本の高校にあって、ハンガリーの高校にはナイもの。
ま、そういうのは実際色々ありますケドね~~。

例えば、ハンガリーの高校には「クラス替え」がありません。

日本の高校には、学年初めにクラス替えという、容赦のない人間シャッフルがあるでしょ。ハンガリーの高校にはソレがナイ。 だから基本、入学したら卒業するまでの4年間、同じ顔ぶれです。(← 落第、転校、転入などにより、数名の入れ替えはありえます)

先日行われたフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の卒業式卒業式の前半にある「行進」部分は、クラス別で、各々が片手に花束を抱え、もう片方の手は前を歩いている旧友の肩に置いて、一列になってしずしずと進む…のが、伝統の形。(↑)

でも、今年はコロナ禍が起こってから初めての卒業式(←昨年は卒業式が中止になった)で、「ソーシャルディスタンス」も考えなくてはならなくなりました。

…そんなわけで、前の人の肩に手を置かないでソーシャルディスタンスを守るスタイルの行進も。(↓)
ソーシャルディスタンス

今回の卒業式の行進は、伝統スタイルと、ソーシャルディスタント遵守スタイルとが混在してましたね~~。

伝統

ソーシャルディスタンス

コロナ禍だから ソーシャルディスタンスは守らなくちゃとは思うけど、やっぱり伝統スタイルのほうが、見ていても ジンとくるよな~~。
( ;∀;)

 


ヨーロッパランキング

その一言が言えなくて…

職員室

さて、6月も後半。
生徒らは既に夏休みに入りましたが、職員の今年度の勤務はまだ終わってません!
…とゆわけで、平日は毎日フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)に来て 何かやってるワタクシ。
( ;∀;)

6月前半まではそれほどでもなかったのですが、先週頃からブダペストは日中30℃超えの日が続いていて、ここんとこ毎日暑いです。
ホント、暑いよ~~。(;^ω^)

気のせいかもしれないけど、暑い日って、室内灯の明るささえも暑苦しく感じませんか???

夜は暗いんだから、仕方ないよね。電気必要!
でも、日中は明るいんだから、電気点けなくてもダイジョブだよね!?
多少室内が薄暗くなっちゃうかもしれないけどサ!!

…と、ワタシはココロから思うんですが、フニャ高の職員共用のPC室(←窓は北向き)は朝から午後まで室内灯が点いてます。
暑いのに……。

西日の差す職員室で電気が点いている時には、
「電気消してもイイ?」と一言いってから、サッサと電気を消しちゃうワタシ。
ヾ(  ̄▽)ゞ

でも共用PC室では、その一言がどうも言いづらくて…。( ;∀;)

窓が北向きだから、室内がちょっと暗いのは確かなんだよね。だから電気点けないと見えないって人もいるかもしれないからさぁ。 やっぱ遠慮する。

でも暑苦しいよ~~。
電気消したいよぉ~~~。
(´;ω;`)

 


ヨーロッパランキング

トリプル・スープの給食

ジャガイモのフーゼレーク

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の給食ファンの皆さま、ごきげんよう。(^_^)

2020-2021年度のフニャ高☆先週の給食シリーズは、先週まででお終い。 15回目でエンディングを迎えました。
ご愛顧ありがとざんしたー!! m(__)m

さて、学年末の5月からの対面授業再開と同時に復活した給食ですが、ワタシが個人的に
「あ~、この感じ、給食っぽいなぁ!」と思ったのは、メインがフーゼレークの日でした。(↑)
(↑写真は 2021年5月31日のメイン、ジャガイモのフーゼレーク。)

フーゼレーク』とは、野菜を煮込んだシチューのこと。
ハンガリーの給食のメニューとしては超ポピュラーで、フニャ高では週に1回か2回はフーゼレークなんじゃないかな???

『フーゼレーク』は野菜モノの料理なので、給食では「ソーセージ」とか「ハムっぽいモノ」とか、上写真(↑)のような『プルクルト』など、お肉モノが添えられます。

プルクルト』というのは、お肉を煮込んだシチューのコト。

給食ファンの方はご存知の通り、フニャ高の給食は「スープ&メインディッシュ」の組み合わせで供されます。

2021年5月31日(月)の場合はこう。(↓)
2021年5月31日給食
・卸パスタ入りスープ
・ジャガイモのフーゼレーク、豚肉のプルクルト添え

スープはスープ、フーゼレークとプルクルトはシチュー。シチューはワタシの解釈では「汁もの」です。

ゆえに、メインディッシュがプルクルト添えのフーゼレークの日は、個人的に「トリプル・スープの日」と呼んでいました。

フーゼレークの日は、給食食べた時はお腹いっぱいになるけど、水分多いせいか腹保ちはあまり良くなくってね。 だからパンも一緒に食べるようにしたりしてね~。
(^ ^;;

パン

 


ヨーロッパランキング

夏だった

2021年6月17日校庭

2021年6月17日(木)、お昼過ぎのフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)校庭。(↑)

陽射しの強さが地面に濃い影を落とし、この日は日中の気温もグングン上がって、たぶん30℃超えだったと思う。
ふと気づくと画面右手側のプラタナスの葉っぱもフルサイズに伸びきって、緑の濃さも…すっかり夏ですね。( ̄▽ ̄)

フニャ高前の広場のマーチャーシュ王の像も、今年はほぼ完全に手前のマロニエの大木の向こう側に隠れてます。(↓)
2021年6月17日

今年は5月のお天気がわりとぐずついて、ちょっと湿っぽかったりしたせいか、6月半ばまで「暑~~い!”(-“”-)”」って感じの日が無かったんですよね~。 簡単に言ってしまうと、ここへ来るまで夏日が無かった。

だから何となく今まで春の続きの初夏のような気がしてたんだけれども、もう夏が来てたみたい。(^ ^;;


ヨーロッパランキング