卒業式前のおふざけ

おふざけ卒業式

2024年の4月も今日でおしまい。
今年ももう三分の一が過ぎたのね。光陰矢の如し!

4月の終わりは、ハンガリーの高校では卒業シーズンなので、当ブログではフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)で卒業式の準備色々を思い出しています。

フニャ高では卒業式の前日に、授業のない「学生の日」という行事があって、その行事の中で「おふざけ卒業式」をします。

おふざけ卒業式では、卒業生たちが卒業式の時と同じようにクラスごとに列になって校内を行進したりするのですが、その時にバカバカしい仮装をするのが習わし。クラスで揃いの仮装にしたり、クラスで決めたテーマに合わせて思い思いの仮装をしたり。

翌日の卒業式本番では揃いのスーツでピシッと決めてやる行進を、奇妙な仮装でやるところが面白いのです。

フニャ高では、日本の学校であるような卒業式のリハーサルなんて無いのですが、あんなのでもおふざけ卒業式が卒業式のリハになっている…かもしれない。
(;▽;)

 
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クラス写真(大)

階段

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)では、年度初めに全校の各クラスごとにクラス写真を撮ります。
そして卒業式が近づく4月後半になると、卒業学年各クラスの年度初めに撮ったクラス写真をプリントしたスクリーンを校舎の階段中央に飾り付けるのも恒例です。

卒業生のクラス写真(大)は、卒業式の前の4月半ば頃に飾り付けられ、卒業式、そして続く高校卒業試験の2次面接試験が終わる6月末まで、ずっとそこにあります。

今年も今ごろはもうフニャ高の階段にはクラス写真が飾り付けられているだろうと思います。で、今年卒業するのは、ワタシがフニャ高での最後の学年に新入生だった子たちなんですよね〜。

ワタシのフニャ高最後の年は、学年の半分以上の授業がコロナのためにリモート授業でした。その学年の新入生たちとは、コロナ以前にはよくしていた生徒たちとのお出かけも1度も出来なかったので、正直、色々と残念な思い出も多いです。

あの頃の新入生が、もう卒業か〜〜。
大人になってるんだろうなぁ〜〜〜〜。
^_^

 
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卒業式が近づいて

写真パネル

気がつけば4月ももう終わり近く。早いもんですねぇ…。
(゚∀゚)

ハンガリーの高校の年間カレンダーで言うと、4月の終わりは卒業シーズン。
5月初旬にある高校卒業試験(筆記)の前に 高校では卒業式が行われるため、4月後半は卒業式を前にした準備等が色々とあって、なんとなくあわただしい時期です。

ハンガリーの高校に行くと、校舎の廊下に隙間なくずらりと掛かっている大きい写真パネルの数々を見ることになります。この写真パネルは、歴代の卒業生たちの顔写真がクラスごとにパネル化されたものです。

最近のものは、大きな1枚の紙にキレイに紙焼きされたのが額縁に入っているのですが、40〜50年くらい昔のだと、卒業生一人ひとりのポートレイトをパネルに貼り付けて、名前も上手に手書きされてたりしていて手作り感がある。時代の流れを感じさせてくれるんですよね〜。

卒業式が近づく4月後半にもなるとフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)の職員室に、今年の卒業クラスの真新しいパネルが届いて(↑)、先生たちのミニ品評会が起こったります。

卒業式の時にはもう廊下の壁に貼り出されていることになるので、パネルが職員室にあるのは今だけの光景なの。

 
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クラス替えが無い世界

教室

4月。
日本は年度初めで、学校も今週から始まったところが多かったことでしょう。

今日のニュースによると、滋賀県の中学校で異例の「クラス分けやり直し」をしたんだそうです。どういうことかと言うと、人間関係に問題がある生徒同士が同じクラスになってしまっていたため、クラス分けをやり直しして、新たに新学期を開始した…ということらしい。

この件は、クラス分けのやり直しで今後が上手くいくならイイんじゃないか…と思うのですが、こういう事態はハンガリーの高校では起こり得ないとも思うのです。

だってハンガリーの高校には、クラス替えが無いから〜〜。
入学してから卒業するまでの4年間、基本同じメンツで、担任の先生も同じ人だから〜〜〜。

ハンガリーの小学校のことは あまり良く知らないけど、たぶん小学校もクラス替えが無いと思う。なぜなら、ワタシの生徒の中に出身小学校が一緒でクラスも一緒だったため、フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)での5年間(←その子たちはフニャ高に5年通うクラスだったから)と合わせて13年間同じクラスだったという子たちが居たから。

フニャ高の場合、1学年に4クラスあるけど、クラスごとに特色があって科目ごとの授業数が違ったりもするので、クラス替えで人間シャッフルするわけにはいかないですし。

そんなわけで、ハンガリーの高校では、新学期にクラス替えでリセット…というのはありません。

 
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入学式なんてナイ!

新学期

4月、入学式のシーズンです。
最近のニュースでみたのですが、どこかの学校で、先生方の準備等の負担を減らすために新学期の始業式と入学式を別日に行うことにしたそうです。

そういえばワタシが学生の頃も、始業式は午前中(朝から)にあって、同じ日の午後に入学式だったな…。

ワタシが勤めていたハンガリーにある学校では 新学期は4月ではなく、9月始まり。だからハンガリーでは学年の始まりの始業式があるのも9月1日です。

でも、入学式は9月1日にはありません。
ってゆーか、そもそも入学式というモノが無かったりする。

ワタシが勤めていたフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)の場合、9月1日の朝の始業式の時に、新入生のクラスの担任の先生が 新入生の名前を一人ずつ読み上げていって、呼ばれた順に新入生は自分のクラスの列に並んでいきます。

入学式(っぽいモノ)、以上!
その流れで、あとは上級生といっしょの始業式開始です。

父兄の参列とかはありません。でも、始業式は校舎前の野外で行われるので、校門の外から父兄らしき人々がが見ていることはありますけども。

なんかワタシは フニャ高式に慣れちゃったので、始業式と入学式なんて別日でイイじゃん。なんなら入学式なんて、無くても特に問題ない。…とか、思ってしまうようになりました。
(^_^;)

 
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