イシュレール(Isler)

 

イシュレール
コチラ(↑)は、『イシュレール(Isler)』という ハンガリーでは大変ポピュラーなお菓子の一つ。

ケーキ屋さんへ行けば たいていの店で売っているし、フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)の売店でも売っていたりする。 さらに たま~にですが、フニャ高の給食の食後のデザートにつくこともあります。(上写真のイシュレールは、フニャ高の売店で買ったモノです。)

イシュレールは チョコレートで表面がコーティングされています(↑)ケド、
実は上側だけです。(↓) (^ ^;;
イシュレールの裏

製法は、間にジャムを挟んだ2枚のクッキーに 上から溶かしたチョコレートを流しかけて作っていると思われます。

イシュレール 断面

正直に言うと ワタシ、
「このイシュレール、美味しい♡」…と思ったことが、
実は一度もなかったりします。

いや、別に不味くはナイですよ!!
フツーに美味しいお菓子だと思う。でも、とりたてて美味しいモノでもないような気が…。(^ ^;;

それにもかかわらずイシュレールをで見かけると、時々 買ってしまうことがあるんですよね~~。 なぜかしら???

 

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捨てられない……

 

幸せにくきゅうグミ

フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)職員室のワタシの机に
『ちっちゃな幸せにくきゅうグミ』の空き袋。(↑)

冬休み後の最初の授業の時に景品として生徒に食べさせたり、自分でも食べたりして、袋の中味がなくなってから もう1ヶ月以上経ちますが、ワタシ、この空き袋が捨てるに捨てられない。(^^ゞ

だって、日本のお菓子のパッケージってカワイイんですもの~♡(#^.^#)♡

後姿までカワイイぞ。(↓)
グミ、後姿

日本のパッケージデザインって、秀逸なモノ、多いですよね。
それから、食べきれない時でも大丈夫なように 小袋包装のものも多いし、ジップロックになっているものも多い。 心遣いが細やかだヮ♡

ハンガリーのお菓子のパッケージと大違い。

ハンガリーの刺繍とかは ハンガリー国外でも有名だし、ハンガリー製のものにデザインのカワイイものが存在しないわけではナイ。 でも、お菓子のパッケージデザインで、「これぞ!」と思うモノって思いつかな~い。

包装がやけに弱々しかったり、サイズがピッタリ過ぎたりして、「封を切ってしまった後、コレ、どう保存しておいたらイイの!?」みたいなのも多いですし。 (←この辺、デザインがどうこうという以前の問題。(-“-) パッケージは最終的にはゴミになるだけのモノだから、袋は工場から小売店へ運んで売るときまで保てばイイという考えなのか!?)

『幸せにくきゅうグミ』のように、ラブリー過ぎて捨てられないのも困りモノですけど、ハンガリーのお菓子メーカーにも 日本のパッケージデザインのスバラシサを少しは見習ってもらいたい気がする…。

 

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どら焼の味がする「スマイル・パラチンタ」(^_^)


 

スマイル・パラチンタ パッケージ
近頃ブダペストのスーパーで、よく見かけるようになってきたお菓子「スマイル・パラチンタ(smile palacsinta)」(↑)

封を開けると、中味はこんな感じ。(↓)
スマイル・パラチンタ
ニコニコマークの焼印がちょっとカワイイ。(#^.^#)

この見た目、日本人なら「どら焼に似ている!」と思うんじゃないですか?
でも、似ているのは見た目だけじゃなくって、コレ、味も どら焼なんです♪

ホントです。
「スマイル・パラチンタ」は どら焼の味!!

中味は餡子ではなく、チョコクリーム入りか ジャム入りですけどね。(^^ゞ
(ハンガリーに餡子はない。)

スマイル・パラチンタに餡子入りがあったら、まさに どら焼そのものだと思うなぁ…。

パッケージの裏側に このような図(↓)が書いてあったりする。
元気モリモリ
「スマイル・パラチンタと牛乳で、元気モリモリ!!」?

確かに どら焼と牛乳は けっこう美味しい組み合わせだと思います。 元気モリモリになるかどうかは分からないケド。(^^ゞ

 

スマイル・パラチンタとの最初に知ったのは、日本人の知人からの紹介。
「ハンガリーで『どら焼』が売ってるのョ~♪」…って。 ホントだった。(^_^)
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最近、ワタシの身近なスーパーでも見かけるようになったので、
どら焼が恋しくなったらコレ買って食べることにします。

 

 


美味しい♡雪ダルマ by Cake Shop


 

雪ダルマのお菓子

日本と違ってハンガリーは雑なので、「お持ち帰り」にしたら

紙袋にポイッと入れて渡され、

それをさらに カバンの中に入れて 持ち帰ったら…

目玉が取れてしまっていた雪ダルマちゃん。(>△<)
昨日の記事参照

目をつける

でも、目玉を元の位置に当てて押さえたら くっついた!!
\(≧∇≦)/
やっぱり両目が揃っていたほうがカワイイのです♡

雪ダルマ

でも、すぐに食べちゃった~。(^^ゞ

見た目カワイイので、味はそれほど期待していなかった(←味と 見た目は両立しないという偏見)んですが、意外と美味しかったデス♪(^_^)v

外側の白い雪の部分はホワイトチョコレート。 中味は「コークスゴヨー(kókuszgolyó)」みたいな感じ。

コークスゴヨー(kókuszgolyó)
ビスケットを砕いた粉とマーガリンやココアなどの材料を混ぜ、お団子状に形を作り、ココナッツをまぶして出来上がり~のお菓子。 火を使わないで作れるので、子どもでも作れるョ♪ ケーキ屋さんでも よく売ってます。

この雪ダルマは、「Cake Shop」というケーキ屋さんで買いました。
(ハンガリー語ではケーキ屋さんのことをツクラースダ(Cukrászda)という。 だから「Cake Shop」という名前のCukrászdaで買った『雪ダルマ型のお菓子』ということになります。)

ブログに載せるつもりがなかったので お店での写真は撮らなかったんですが、場所は地図(↓)のココ!!

Cake Shop Budapest
Budapest, József Attila utca 12.

地下鉄の乗換駅の「デアーク・フェレンツ駅」から すぐ近くだし、『聖イシュトヴァーン大聖堂』からも近いです。 観光の途中にチラッと寄るのに ちょうど良いロケーションかも♪

買ってすぐ その場で、お店の中の立ちテーブルで食べることも出来ます。(だからサービス料は払う必要ナイ方式。)
ゆったりと座ってお茶する事はできないけれど、歩き疲れた観光途中にちょっとだけ甘いモノ補給♡…にオススメのお店です♪

 

オススメしておいて何だけど、
ワタシは雪ダルマを買ったときに初めて行っただけなのだ。
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でも、普通のケーキも美味しそうだったし、
奥の立ちテーブルのほうには女の子がいっぱいだったので
たぶんオススメしても大丈夫な 美味しいお店だと思いま~す。(^^ゞ

 

 


シュークリームなのか微妙…な、「ケープヴィシェルーファーンク」


 

ケーキの包み

ハンガリーのケーキ屋さんは「お持ち帰り」だと、紙皿にケーキを並べて、それを包装紙で包んでくれるだけです。 つまり、このように。(↑)
この盛り上がった包み紙(↑)の中にケーキが入っているわけ。

お持ち帰り注意…というか、注意して持たないと おウチに帰るまでの間にケーキが潰れちゃう。(>_<)

日本だと「絶対にケーキが崩れることなどないように」しっかりガードした箱に入れてくださるものだけどね~。(^^ゞ
でも、ハンガリー式に慣れてくると、日本のケーキ屋さんの包装が『過剰包装』のように思えてきたりして。(←あくまでも「ちょっとくらい型崩れしても、腹に入れてしまえば同じ」とか考えるワタシの場合。)

ケーキの場合は それでも紙皿に乗せて「上下が分かるようにして」包んでくれるけれど、焼き菓子とか、小さめのお菓子などの場合は、ただ袋に入れてくれるだけ
その結果……(↓)
目が取れた(>_<)
あぁ、カワイイ雪だるまちゃんの目が取れてしまったっっ!!!
うぅ~ん、それでもお腹に入ってしまえば同じなんだけどさぁ……(>_<)

 

ところで、1枚目の写真の盛り上がった包装紙の中に鎮座していたのは、このケーキたち。(↓)
ケープヴィシェルーファーンク1
ドドドーン!!
右側のシュークリーム、クリームの盛り方がタダゴトじゃない!!
ココのお店のケーキは全体的に大きめなんですが、大きめなはずの左側のケーキが小さく見える。(^^ゞ

ホラ!
ケープヴィシェルーファーンク2

ホラホラ!!!
ケープヴィシェルーファーンク3
(後ろのほうに生活感が滲み出てますが、目をつぶってちょうだい!)

この「シュークリーム」(?)は、「ケープヴィシェルーファーンク(képviselőfánk)」という名前。

「ケープヴィシェルー(képviselő)」とは、「代表」を意味する言葉。 例えば高校では、生徒会長のことを そう言ったりする。(ディアークケープヴィシェルー(diákképviselő)、「学生の代表」という意味で。)
そして、日本では「ドーナッツ」にあたるもののことを、ハンガリーでは「ファーンク(fánk)」って言います。 (だから『ミスタードーナツ』がハンガリーに来たら、『ドーナツ屋』じゃなくて『ファーンク屋』になるのね?)

写真のお店のケープヴィシェルーファーンクは、特にクリームがモリモリ盛ってあって大きいんですが、他のお店の場合でも やっぱりクリームはモリモリで大きいです。 ハンガリーで見るシュークリームはこんな感じ。 日本風に小ぶりなシュークリームは、こちらでは見たコトがありません。

果たして「ケープヴィシェルーファーンク(képviselőfánk)」を「シュークリーム」と呼べるのかどうか…迷うところデス。(^^ゞ

 

学生の頃にバイトしてたケーキ屋さんでは、
シュークリームじゃなくって、シュー・ア・ラ・クレームって
小ジャレた名前で言っていたなぁ…。
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ワタシの遠い遠い記憶も呼び覚ますケープヴィシェルーファーンク(^^ゞ
お味は 日本のシュークリームのほうが美味しいと思うな、ワタシは!!