『ケルトヴァーロシュ(Kertváros)』って???


9月27日並木道

前回に引き続いて今回も一枚目の写真(↑)は、9月27日の並木道デス。(でもコレは一応昨日アップした写真とは別のショットですョ♪)
この並木道はウチのすぐそば。 車両は並木道の端っこのほうまでしか入れないようになっていて、周囲には集合住宅もあり、日頃からそれなりに人通りもある・・・近隣住民の憩いの場みたいなトコロです。(車がないので子供が自由に走り回ったりもできるし。) だからふだんから人の気配が全然ないということは滅多に無い場所なんですが、上の写真(↑)を撮った9月27日の夕方はいつもより少し人の姿が多かったです。 (写真ではそれほど人が多いようには見えないかもしれませんけど、並木道の奥のほうはもっと人が多かったんです~。)

人が多かった理由、それは、翌日9月28日(土)、29日(日)には、この並木道で『Kertvárosi Vigasságok』というお祭りがあったから。 (↓)
kertvarosi vigassagok

日本人が観光でブダペストを訪れた場合に行くような、ブダペストの中心部辺りのことを「ベルヴァーロシュ(belváros)」と呼ぶコトがあるんですが、「ケルトヴァーロシュ(Kertváros)」とはベルヴァーロシュに対する言葉で、「行政区画としてはれっきとしたブダペストの中にあるけれども、ベルヴァーロシュの外側に位置するブダペスト内の区の総称」です。 要するに都会からちょっと外れたトコロってことだ。

さて、この「ケルトヴァーロシュ(Kertváros)」を日本語ではなんと言うのか!?
「東京郊外」というと山手線の外側を指す説や、多摩などの23区外を指す説があったりするみたいだし、Tokyoはメガロポリスなので神奈川・埼玉辺りも大きいくくりでは『郊外』と言えそうな気もするので、「ケルトヴァーロシュ」を『ブダペスト郊外』と呼ぶのが適切なのかどうか迷うところです。 『ブダペスト郊外』っていうと、なんとなく『ブダペストの外』みたいな感じもするでしょ? どうかな???

以前、ウチの近くへ ブダ・マダム(←ブダの高級住宅街にお住まいの日本人駐在員の奥様がたのことを、個人的にこう呼ばせていただいている)に、
「あら、ココはもうブダペストじゃないでしょう~?(つまり市外ってコト)
・・・とマジメに(モチロン悪気があるわけでもなく)言われたことがあるんだよなぁ・・・(^^ゞ まだブダペストの中なんですケド~?

「ケルト(Kert)」というのは「庭」で、「ヴァーロシュ(város)」は「街、町」のことなので、直訳すると『庭町』? それとも『街の庭園』とか? どちらにしても意味が分かりにくいよね。 コレなら『ブダペスト郊外』のほうがマシな気がする・・・。

何はともあれ、「ケルトヴァーロシュ(Kertváros)」と言われているブダペストの中心部から外れた我が家の近所の並木道で、先週末、お祭り(Kertvárosi Vigasságok)があったんですョ。・・・ということなんです(^^ゞ

 

だから、上の写真の翌日、お祭りの日当日はこんなふう(↓)に賑わっていたんデスョ~(^_^)v
賑わう並木道
『いつもの並木道』とはちょっと違うでございましょう~??

 

「ケルトヴァーロシュ」みたいな固有名詞って、
ブログでどう扱ったものか、いつも迷います(-“-)
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「ケルトヴァーロシュ(Kertváros)」の日本語訳、
ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。m(_ _)m

ハンガリー建国記念日、国のお誕生日ケーキ

2012年誕生日ケーキ

ハンガリーの人たちは甘いものが大好き!…というわけで(?)、ハンガリーの建国記念日(8月20日)には『今年の国のケーキ』なるもの(コンテストにより選ばれたケーキ)がお披露目されます。

上の写真は昨年、2012年のハンガリー国のお誕生日ケーキがケーキ屋さんで売られているところ。応募されたケーキの中から、毎年建国記念日に栄えあるハンガリー国お誕生日ケーキに選ばれたケーキのレシピは公表され、その後、一般の菓子店などもそのレシピに従って『ハンガリー国のお誕生日ケーキ』を作って売ってイイらしいです♪ でも、同じレシピを元に作っているはずなのに、お店によってだいぶ味が違うモノになるんだとか…。不思議だねぇ。

今年のお誕生日ケーキも、数日前に発表されたみたい。
コチラ↓のリンク先に写真が載っていましたョ♪
Hír24   “Idén ez lesz az ország tortája”
昨今のヘルシーブームを反映してか、国のお誕生日ケーキコンテストには『お砂糖抜き部門』が昨年から増設されたらしく、リンク先の上の方の写真は『お砂糖抜き部門』の優勝作らしいデス。下の方の写真のチョコレートのかかったケーキが今年の『ハンガリー国のお誕生日ケーキ』か……ワタシもそのうちに試してみなくてはなりますまい♪♪♪

ワタシが知る限りの歴代の『ハンガリー国のお誕生日ケーキ』は、
2012年↑、上の写真にあるリンゴとマーク(黒いケシの実)のケーキ

2011年↓
2011年ハンガリーお誕生日ケーキ
アプリコットで有名な、ケチケメートのアプリコットのケーキ

2010年↓
2010年ハンガリー誕生日ケーキ
まるごとのプルーン団子が入っているケーキ…でした。

ワタシは2010年のプルーン団子のケーキが好き♡
これらのケーキ、受賞年を過ぎても売っているケーキ屋さんがチラホラあるみたいですので、もし見かけたら、過去の受賞作も含めて試してみてはいかがでしょうか~~♪♪

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建国記念日、それは夏休みの終わりを意味するのだ。

2010年8月20日 くさり橋
(ちょっと昔の写真↑ 2010年8月20日のくさり橋。 建国記念日で歩行者天国になっていた。)

ハンガリーの祝日には、建国記念日のようなハンガリーの国の記念日の祝日と、クリスマスのようなキリスト教由来の祝日とがあります。
もうすぐハンガリーの建国記念日です。

ハンガリーの建国記念日は8月20日。建国記念日の別名は、『聖イシュトヴァーンの日(Szent István ünnepe)』といいます。『聖イシュトヴァーン』とは、ハンガリーの初代国王で西暦1000年12月25日(1001年1月1日という説もあり)にエステルゴムで戴冠し、ハンガリー王国が建国されました。

…と、ここまではマジメなハンガリーについてのトリビアでした。
そして、以下に続くのはワタシのぼやきデス~ (^^;;

ワタシ、建国記念日の8月20日には、いつも何というかなぁ~~淋し~いぃような、物哀し~いぃような気分になってしまうんです。その理由はハッキリしていて、建国記念日が夏休みの終わりでもあるから (T_T)
8月20日は祝日なので、その日までは休みなんですよね。そして例年21日か、遅くても23日には学年度開始の職員会議があって、9月1日の新学期開始を前に、今学年の勤務が始まるんです。これを悲しまずにいられましょうか!?

ここ数年間のワタシの8月は、20日を過ぎるともう仕事が始まるため、遅くとも8月18日までにはハンガリーへ行くのが恒例デス。20日の建国記念日は 国中でお祭りやっててスーパーなどの食料品店もお休み。それゆえ食品などの買い出しは19日のうちに済ませておくのが必須! そうすると、19日、または20日にハンガリーへ戻るのは色々と不都合が多いんですよ。その頃は、日本のお盆とも重なるので道路も空港も混んでるんですけどね~。暑い最中なのにね~~。 でも選択の余地がないのだ。

…というわけで、今年は8月15日にフランクフルト経由でブダペストへ行く予定です。

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