リスト・フェレンツ空港プライス


 

リスト・フェレンツ空港

ハンガリーの空の玄関口、リスト・フェレンツ空港。

こちらの空港で売っているモノは、市価の3~4倍くらいお高いと聞いています。(>_<)  何年前だったか忘れたけど、ブダペストの街中では100Ft.(フォリント)くらいで買えるペットボトルの水が、空港では400Ft.で売っていた…のを見たような気がするので、本当にそのくらいに「リスト・フェレンツ空港ぼったくりプライス」がまかり通っているのかもしれない。
(今年は未確認なので確信はないが…。)

だからワタシは空港のショップで飲食・買い物など、したことはナ~イ!<(`^´)>
買い物する気がないので、あまりショップに近づくこともナイ
(↑「客かと思ったら、冷やかしかョ!?(怒)」…とか、ショップの人に思われるのが怖くて近寄れない。(^^ゞ)

今回、ブダペストで飛行機が遅延のため、出発ゲートがなかなか表示されなくて手持ち無沙汰になった。…ので、ハンガリー土産をたくさん扱っていそうなショップに近づいてみました。(↓)
フンガリクム

店先の目立つところにUNICUMの陳列棚が。

ウニクム

UNICUM(ウニクム)というのは、色々な身体に良いハーブ類が色々と入っていて健康に良い…と言われているハンガリーの有名なお酒の一つ。 ワタシのイメージでは「ハンガリー版養命酒」って感じ。 でも、養命酒を飲んだことがないので、味が似ているかどうかは知りません。(^^
丸っこい形のボトルが特徴的で ちょっと可愛いので、世界的にどのくらい有名かは知らないケド、「ハンガリーっぽい」ことは間違いないから、ハンガリー土産にイイかもしれないデス。

UNICUMのボトルは、写真(↑)の右隅に並んでいるようなサイズか、それよりもちょっと大きめのサイズが多いんですが、空港ショップでは カゴに入っているような小瓶のUNICUMがありました。

ミニサイズUNICUM…お土産にイイかもしれない…♡

でも、お値段1,590Ft.
この値段は、ブダペストのスーパーでは右の普通サイズの瓶のUNICUMを買うことが出来る価格だと思います。

空港プライス、凄すぎる…!! (>_<)
市価の3~4倍って本当かもしれない。

 

小瓶のウニクムの値段に仰天してしまって、
その他の商品の値段はチェックしませんでした。
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今になって思うと、空港へ行くのは年に一度なんだから、
ちゃんと市場調査してくるべきだった!!

イチゴを待ちわびて


ハンガリーのイチゴ

ワタシが今、待ちわびているものはイチゴ♡
八百屋さんにイチゴが出回るようになるのを首を長~くして待っております。 そろそろ出てくる頃だと思うんだけどなぁ…♪

実際には、八百屋にもスーパーにも もうしばらく前から すでにイチゴは出回っていて、ときどきは安売りをしていたりもするんですが、ソレはワタシが待ちわびているイチゴじゃないの。

ワタシが待っているイチゴは Magyar Eperハンガリーの国内産のイチゴです。

少なくともブダペストのワタシの活動範囲内で 今までのところ売っているイチゴは、スペイン産かギリシア産。 そして、スペイン産・ギリシア産のイチゴのほうが形が整っていてキレイ、しかも値段はお安めだし、ハンガリー産よりも市場に出回っている期間が長いんですが、固くてあまり美味しくないんです。

それに比べると、地元ハンガリー産のイチゴは、瑞々しくて柔らかくて甘い!! (#^.^#)

地元産だというのに、スペイン・ギリシア産よりも ちょっとお値段高めなんだけど、それでもなお、コノ吝嗇なワタクシが「高いけどハンガリー産イチゴを買おう!」と思わせるだけの 味の差があるんですよ。 ホント~です。(^_^)

疑り深いヒトは、「ハンガリー産イチゴ」と「スペイン産(またはギリシア産)イチゴ」の両方を買って食べ比べてみれば宜しい。 どちらか一方だけを買うならば、悪いことは言わないから「ハンガリー産イチゴ」にして!! 本当に美味しいんだから~~♡♡♡

 

実を言うと、ワタシはケチが災いし、いつもスペイン産などを買っていて、
「ハンガリーのイチゴって美味しくな~い(-“-)」と思っていた。
国産イチゴが美味しいのダ!ということを知ったのは去年!!
あぁ、損した。何年間も……(T^T)
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ハンガリー産イチゴは、大きくて形があまり揃っていません。
それに柔らかいから傷みやすいのかも。でも美味しい♡
早く出て来いMagyar Eper!!!

 

 


中央市場(Nagy Vásárcsarnok)


中央市場 外観

ドナウ川に架かる『自由橋』、その自由橋のペスト側のたもと近くにある『中央市場(Nagy Vásárcsarnok/ナジ ヴァーシャールチャルノク)』は、地元の人が通う生鮮食料品市場であると同時に、観光客も多く訪れる観光スポットでもあります。 レンガ造りの建物の外観もなかなか立派です。(↑)

先週末の土曜日、すご~く久~~しぶりに中央市場へ行ってきました。(たぶん5年ぶりくらい? )

 

■市場(Vásárcsarnok/ヴァーシャールチャルノク)

実は、ブダペストには『市場(Vásárcsarnok/ヴァーシャールチャルノク)』がたくさんあります。

ワタシ自身は 買い物は手近なスーパーで済ませてしまうコトが多いのですが、ハンガリー人はけっこう週1くらいで市場へ通って買い物をしていたりもする人(家族)も多いらしい。 どこでやっているのか知らないけど、週末午前中だけの青空市みたいなのもあるみたいで、「ハンガリーでは市場文化が現役なんだなぁ…」と思います。 

市場(Vásárcsarnok/ヴァーシャールチャルノク)は庶民の胃袋なので、世界中のどこから来たどこの誰でもそこへ行って買い物をすることはできる…とはいえ、ほとんどの市場では基本的にお客は地元の人!というところが多いんじゃないかと思います。 そういう市場は観光客も行って買い物することができるけど、とくに観光客向けに品揃えをしたり、観光客にサービスするためにわざわざ英語や日本語を習ったりはしていない。たぶん(^^ゞ

一方、市場の客層の中に地元民のみならず観光客も想定している(と思われる)のが、上記の『中央市場(Nagy Vásárcsarnok)』

『Nagy Vásárcsarnok(ナジ ヴァーシャールチャルノク)』というのは通称で、直訳すると『大きい市場』 または『Központi Vásárcsarnok(クスポンティ ヴァーシャールチャルノク)』(←直訳は『中央の市場』なので、和名の『中央市場』の語源はこれかな?・・・と)と言ったり、『Vámház körúti Vásárcsarnok(ヴァームハーズ クルーティ ヴァーシャールチャルノク)』(←コレは正面入り口が面している通りの名前および住所に由来する名前)と言ったりするようです。

中央市場 ドライフルーツ

 

 

■庶民の胃袋

中央市場は地上2階、地下1階。
地上階 建物中央は2階天井までの吹き抜けになっていて、2階フロアはその周辺など、部分的です。(ロフト式って感じか?)

中央市場

中央市場メインの地上1階は、
野菜や果物、そして肉製品のお店がズラリ。 フォアグラの缶詰が売っている店や、チーズや香辛料の店等々。

中央市場 野菜

 

中央市場 果物

魚屋さんは地下にあります。
海なし国のハンガリーらしく、品揃えは『鯉』と『なまず』がメインで、水槽にギュウギュウになっていたり・・・(^^ゞ
地下階にはピクルス屋さん、スーパー、アジア系食材の店も。

2階へ行くと、
ハンガリー刺繍や革製品のお店など、食べ物以外のお土産物を探すコトができます。 (『Hungary』とか 『 Budapest』とか書いてある、いかにも「ハンガリーへ行ってきました!」って感じのお土産物もあるョ!!)
また、2階の一角には軽食スタンドが並んでいるので、腹ごしらえはコチラで。 ハンガリーワインのスタンドもあるので、トカイの貴腐ワインを試しに飲んでみることも可能♪ ハンガリー料理レストランでの『ちゃんとしたハンガリー料理』よりも、もうすこし気軽にスナックっぽいものとか、家庭料理っぽい食べ物を楽しめます。

中央市場 フードスタンド

 

 

■観光客もウェルカム!!

中央市場は観光客が多いです。 だから明らかに地元民ではなく、観光客をターゲットにした品揃えのお店も多い。

たとえばお土産用のカロチャ刺繍模様のプリントされた袋に入ったパプリカの店(↓)
中央市場 パプリカ
ウチの実家なんかはパプリカなんて買って帰っても、「こんなにあっても使い切らないから要らない!」…とか言われちゃうけど、やっぱりパプリカはハンガリー土産の定番!!ですから(^^ゞ

 

ハンガリー料理を作るのに便利な調味料のチューブなど。
スパイスの入ったオイルがキレイ♪(↓)
ハンガリーみやげ

カワイイ顔のピクルス(↓)
中央市場 ピクルス

どう見ても子供なのに髭が生えている人形(↓)
ハンガリー男
若い少年は別として、こういう民族衣装姿の大人のハンガリー男には髭は必須アイテムですから!?
コレは売り物じゃなくて飾りだと思うけど、売り物の人形もあります。

旅行中では肉・野菜は買うコトができないかもしれませんが、ビタミン補給のためにちょっと果物を買ってみてもイイかも♪
・・・と、中央市場は観光客にも楽しめる市場です。

●中央市場(Nagy Vásárcsarnok)
 住所:1093 Budapest, Vámház körút 1-3.

 営業時間  月曜   06:00 – 17:00
       火~金曜 06:00 – 18:00
       土曜   06:00 – 15:00
       日曜   定休

 

市場へ行くのは楽しいんですが、滅多に行くコトがありません。
普通の買い物はだいたいスーパーで済ませてしまう(^^ゞ
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勤め人には市場が開いている時間の自由がないのよ。
哀し~い…(;_;)

 

 


NEMZETI DOHÁNYBOLT(タバコ屋)


タバコ屋店先

(前回の記事の続きです。昨日の記事はコチラ

今現在のハンガリーであっちにもこっちにも見られる『NEMZETI DOHÁNYBOLT⑱』の看板が世に出てきて、その看板を掲げている店以外ではタバコを売ってはいけない!!…ということになったのは、聞いてみたところによると2013年の8月1日からだそうです。 (今年の8月1日、ワタシは日本に帰省中でしたので、実際どんなふうだったのかは分かりません。)

 

■タバコが買える唯一の場所

現在のハンガリーでタバコを買うことができるのは、NEMZETI DOHÁNYBOLTの看板のあるお店だけです。 看板のない店がタバコを売るのは、違法ってことですね。

ワタシ自身は喫煙者じゃないので、タバコを買う必要もなく、買おうと思うこともなかったので、あまりよく気にした事はなかったのですが、以前のハンガリーでは食料品が主体のスーパーのレジの辺りでタバコを売っていました。 買い物のついでにちょっとタバコも買うコトができる・・・って感じ。 それから、道端で物売りをしている人が結構多いんですが、そういった物売りの人の中に、タバコを売っている人を見かけることもあったので、ひょっとすると以前はタバコの販売には規制が全然なかったのかなぁ…???

NEMZETI DOHÁNYBOLTが出来る前の法律がどうだったのかは分かりませんが、今はタバコが欲しいと思ったら、買い物のついでではなく、看板のある店に入っていかなくては買うことが出来なくなったわけですので、少なくとも喫煙者でない人がちょっとした気分でフラリとタバコを買ってしまった・・・というような機会は失われたわけですね。

 

■店の中が見えなくて怪しい

ところで、上の写真のNEMZETI DOHÁNYBOLT(タバコ屋)はウチから最寄駅へ行く途中の道にある店なんですが、ドアや窓が曇りガラスみたいになっていて店の中が外から見えないようになっています。 NEMZETI DOHÁNYBOLTの看板のある店は、他のもみなこのように店の中が見えないようになっているんですよね。 だから『タバコ屋』なんだからタバコを売っていることは間違いないだろうけど、それ以外にも何か売っているのか、または何が売っているのかが分からないんですよね。
妙に閉鎖的で、なんとなく怪しい雰囲気なの…(^^ゞ

ハンガリー語の分からない人にはNEMZETI DOHÁNYBOLTがタバコ屋だとは分からないだろうと思うんです。 喫煙者の旅行者などは、「道端にはタバコを吸っているヤツが溢れかえっているのに、ハンガリーではいったいどこでタバコが買えるんだ!?」…と思うのではないか…と。 でも、そういう場合はハンガリーへ来たついでに禁煙に挑戦してみたら?…と思いますが?

 

■18歳未満立ち入り禁止

NEMZETI DOHÁNYBOLTには、18歳未満の子供は立ち入り禁止だということです。
(ハンガリーでは成人年齢は18歳)

その『18歳未満立ち入り禁止』の規制が、実際にどのくらい厳格に守られているのかは分かりません。 (身分証を見せないと入店もできないとか??) でも、法律上では『子供は中に入ることも禁止されている』と聞いています。

しかし、ベビーカーの母親が歩きタバコを吸っているハンガリーの現状から考えると、赤ちゃん連れや、小さい子供連れの大人がタバコ屋に行くこともあるだろうと思うんですよね。 そういう場合、子どもは店の外で待たせておくのか!?、それはそれで問題なんじゃないか!?…とも思うんですが。

そんな事を思っていたら、先日こんなジョークを見かけました。

NEMZETI DOHÁNYBOLTの看板のある店先の塀に、赤ちゃんが吊るされている写真。 吊るされた赤ちゃんが、「パパ、タバコ屋に入っていっちゃったの…(>_<)」と言っている。
…というもの(^^ゞ
(「赤ちゃんが吊るされている」というのは誇張した表現ではなく、お包みに包まれて身動きがとれない乳飲み子が、お包みごとタバコ屋の塀に磔状態で吊るされていたんですョ~(>_<) )

タバコ屋を18歳未満立ち入り禁止にするのは悪くないアイデアだと思うけれども、あまり厳格だと、そういう赤ちゃんのジョークみたいなことが本当にあるかもしれないよね~(*_*)

 

あいかわらず未成年者も喫煙しているように見受けられます(-“-)
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『18歳未満立ち入り禁止』の規制は守られていない
…ということなんでしょうか…。


それは「タバコ屋」です(^^ゞ


タバコ屋店先

今年、2013年の8月以降にハンガリーへ旅行にいらした方々には、ハンガリー滞在中に必ず目についたであろうと思われるのがコチラの看板(↑) 逆に、今年の8月よりも前にハンガリーを訪れた方々の目には触れることがなかったであろう、この3ヶ月ちょっとの間にバイキンのように増殖した看板デス(^^ゞ

看板のアップ(↓)
タバコ屋看板1

こういう看板(↓)
タバコ屋看板2
この○の中に18とあるトコロがポイント!

このNEMZETI DOHÁNYBOLTと書かれた看板の店、ハンガリー国内どこへ行っても、そうとうなド田舎へ行ったとしても集落に1軒はあるんだろうな~と思う。
「わずか3ヶ月でこれだけ店舗を増やすなんて、どういうチェーン店!?」…と思われるかもしれませんが、コレ、チェーン店というわけではなくて『タバコ屋』の看板なんです。 だから、8月以前にタバコ屋で商売していたトコロの多くは、8月以降にはこの看板を掲げるようになった…というわけ。

 

■ハンガリーの喫煙マナーは悪い!

ハンガリーへ来たら分かると思うんですが、ハンガリーという国は野郎どものみならず、うら若い娘たちでも、時にはベビーカーを押している母親さえもが平然と歩きタバコをスパスパ吸っているような煙草マナーの悪い国でして・・・。 具体的なパーセンテージは知らないけれど、ハンガリー国民の喫煙率はかなり・・・相当高いでしょうね。

 

■大人だけではない

そして、本当はこんな事はココに書きたくもないけれど、高校生のヤツらも皆タバコを吸っているんですよ。 ま、100%じゃないでしょうけどね、でもま、それに近いくらいにね。 ウソだと思うなら、ワタシみたいにハンガリーの普通の高校に6年も勤めてみれば分かるわョ、本当に。
ちなみにハンガリーで喫煙が許されるのは18歳以上で、18歳未満の高校生がタバコを吸うのは違法です。

 

■規制は厳しくなる傾向にあるが…

一方、ハンガリーという国は貧乏ながらも一応 文化的な先進国を目指しているらしいので、自国のタバコ事情は宜しからぬモノでこれを何とかするべし!・・・と、レストランを全面禁煙にしてみたり、公共の建物も全面禁煙にしてみたり・・・などの条例策を打ち出してきてはいるのです。
例えばフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)も公立高校ですので校舎は公共の建物。 だから現在はたとえオトナの先生たちといえども学校の構内ではタバコを吸うことはご法度。 でも喫煙者の先生たちは学校の塀の外へ行って一服してるから、構内喫煙禁止が個人的な禁煙につながるかどうかは全くの別問題(^^ゞ  歩きタバコの人は相変わらず多いし、喫煙が禁止されているはずのバス停周辺などは事実上の無法状態だし。

国民のタバコ事情に対処するためか、または若年齢層の喫煙を食い止めるためか、新たに導入された法律により8月からNEMZETI DOHÁNYBOLTが雨後のタケノコのように国内に大展開されているという現状。 そのNEMZETI DOHÁNYBOLTとはどういったタバコ屋なのか!?

記事が長くなってきたので、それについては次回!!

 

ワタシは喫煙者ではありませんし、
正直、喫煙者に対して好意的であるとは申せません。
今回の記事にはコトバの端々に刺々しさが表れていたのではないか…と(~_~;)
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ただ、ハンガリー人はあまりに喫煙者が多いので、
タバコを吸うというだけでいちいち人を嫌ってはいられない
…という現状もあったりする(^^ゞ