「なう」の今


 

英雄広場

「なう」っていう表現、最近は すっかり見かけなくなりましたね?

たとえば上の写真(↑)みたいな画像をフェイスブックとか Twitterにアップして、
「英雄広場、なう」…とかいうやつ。

「なう」が流行っていたのは1年半くらい前だったでしょうか???  美味しそうなラーメンの写真とともに、「○○○ラーメン(有名ラーメン店の名前)、なう」とかいうのを見ると、スゴ~ク羨ましかったおぼえが…(^^ゞ

ネット上で「なう」を見かけるようになった当初は、「この『なう』ってのは何だ?」って感じで、使い方がよく分かりませんでした。 まわりに質問できるような人も居ないし…。 しばらく「なう」が使われている場面をネット上などで見ていて、何となく使い方が想像つくようになってくるまでには けっこう時間がかかった気がします。

そして、ようやく「なう」の用法を習得して 自分でもちょっと使ってみたりするようになった頃には、すでにブームは去っていた。(T^T)

でもこれは、単純にワタシが流行にいつも乗り遅れるタイプだから…というだけじゃないと思うの。 日本からこんなに遠い異国に住んでいるからなのよ!!

海外生活がちょっと長くなってくると、「なう」みたいな流行語に疎くなるのはもちろんのこと、日本で新たに起こってくる「常識」には どんどん疎くなってきていると感じます。 「時の人」の名前を聞いても、「誰?」「その人、何してる人?」って感じ。
もし日本に住んでいて、日本のテレビや新聞を日常的に見ているような環境なら、世間の話題の中心にあるようなコトは自然と目に入ってくるんでしょうけどね…。

今はインターネットがあるので、その気になれば日本にいるのと同じに情報を集めることができるはず。 でも、インターネットでの情報集めって、どうしても偏るんですよね。 インターネット上には ありとあらゆる方面の情報があって、自分から手を伸ばせば簡単に手に入れることもできるんだけど、実際にチェックする(できる)サイトは そのうちのほんのわずか。 (家に100の引き出しがあっても、実際に使っている引き出しは2~3個…といった感じかなぁ?)

インターネットが普及する前は、海外で暮らすということは 極端に言えば「日本から断絶された環境に身を置く」ということだったと思います。 今はインターネットのおかげで、それほど断絶された感じはしません。 でも、ワタシみたいなボンヤリ者は、けっこう簡単に「浦島太郎さん」になっちゃうんですよね…。(^^ゞ

 

海外で日本語を教えるという立場でいると、
「日本のコトは何でも知っている人!!」みたいに思われてしまう面があって。(-“-)
だから本当は、もっと真剣に日本の情報収集に努めるべきなんでしょうが、
それがなかなか…。(^^ゞ
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海外在住でも日本のテレビを観ているお宅では
こんなことはないのかしら……???