中央市場(Nagy Vásárcsarnok)


中央市場 外観

ドナウ川に架かる『自由橋』、その自由橋のペスト側のたもと近くにある『中央市場(Nagy Vásárcsarnok/ナジ ヴァーシャールチャルノク)』は、地元の人が通う生鮮食料品市場であると同時に、観光客も多く訪れる観光スポットでもあります。 レンガ造りの建物の外観もなかなか立派です。(↑)

先週末の土曜日、すご~く久~~しぶりに中央市場へ行ってきました。(たぶん5年ぶりくらい? )

 

■市場(Vásárcsarnok/ヴァーシャールチャルノク)

実は、ブダペストには『市場(Vásárcsarnok/ヴァーシャールチャルノク)』がたくさんあります。

ワタシ自身は 買い物は手近なスーパーで済ませてしまうコトが多いのですが、ハンガリー人はけっこう週1くらいで市場へ通って買い物をしていたりもする人(家族)も多いらしい。 どこでやっているのか知らないけど、週末午前中だけの青空市みたいなのもあるみたいで、「ハンガリーでは市場文化が現役なんだなぁ…」と思います。 

市場(Vásárcsarnok/ヴァーシャールチャルノク)は庶民の胃袋なので、世界中のどこから来たどこの誰でもそこへ行って買い物をすることはできる…とはいえ、ほとんどの市場では基本的にお客は地元の人!というところが多いんじゃないかと思います。 そういう市場は観光客も行って買い物することができるけど、とくに観光客向けに品揃えをしたり、観光客にサービスするためにわざわざ英語や日本語を習ったりはしていない。たぶん(^^ゞ

一方、市場の客層の中に地元民のみならず観光客も想定している(と思われる)のが、上記の『中央市場(Nagy Vásárcsarnok)』

『Nagy Vásárcsarnok(ナジ ヴァーシャールチャルノク)』というのは通称で、直訳すると『大きい市場』 または『Központi Vásárcsarnok(クスポンティ ヴァーシャールチャルノク)』(←直訳は『中央の市場』なので、和名の『中央市場』の語源はこれかな?・・・と)と言ったり、『Vámház körúti Vásárcsarnok(ヴァームハーズ クルーティ ヴァーシャールチャルノク)』(←コレは正面入り口が面している通りの名前および住所に由来する名前)と言ったりするようです。

中央市場 ドライフルーツ

 

 

■庶民の胃袋

中央市場は地上2階、地下1階。
地上階 建物中央は2階天井までの吹き抜けになっていて、2階フロアはその周辺など、部分的です。(ロフト式って感じか?)

中央市場

中央市場メインの地上1階は、
野菜や果物、そして肉製品のお店がズラリ。 フォアグラの缶詰が売っている店や、チーズや香辛料の店等々。

中央市場 野菜

 

中央市場 果物

魚屋さんは地下にあります。
海なし国のハンガリーらしく、品揃えは『鯉』と『なまず』がメインで、水槽にギュウギュウになっていたり・・・(^^ゞ
地下階にはピクルス屋さん、スーパー、アジア系食材の店も。

2階へ行くと、
ハンガリー刺繍や革製品のお店など、食べ物以外のお土産物を探すコトができます。 (『Hungary』とか 『 Budapest』とか書いてある、いかにも「ハンガリーへ行ってきました!」って感じのお土産物もあるョ!!)
また、2階の一角には軽食スタンドが並んでいるので、腹ごしらえはコチラで。 ハンガリーワインのスタンドもあるので、トカイの貴腐ワインを試しに飲んでみることも可能♪ ハンガリー料理レストランでの『ちゃんとしたハンガリー料理』よりも、もうすこし気軽にスナックっぽいものとか、家庭料理っぽい食べ物を楽しめます。

中央市場 フードスタンド

 

 

■観光客もウェルカム!!

中央市場は観光客が多いです。 だから明らかに地元民ではなく、観光客をターゲットにした品揃えのお店も多い。

たとえばお土産用のカロチャ刺繍模様のプリントされた袋に入ったパプリカの店(↓)
中央市場 パプリカ
ウチの実家なんかはパプリカなんて買って帰っても、「こんなにあっても使い切らないから要らない!」…とか言われちゃうけど、やっぱりパプリカはハンガリー土産の定番!!ですから(^^ゞ

 

ハンガリー料理を作るのに便利な調味料のチューブなど。
スパイスの入ったオイルがキレイ♪(↓)
ハンガリーみやげ

カワイイ顔のピクルス(↓)
中央市場 ピクルス

どう見ても子供なのに髭が生えている人形(↓)
ハンガリー男
若い少年は別として、こういう民族衣装姿の大人のハンガリー男には髭は必須アイテムですから!?
コレは売り物じゃなくて飾りだと思うけど、売り物の人形もあります。

旅行中では肉・野菜は買うコトができないかもしれませんが、ビタミン補給のためにちょっと果物を買ってみてもイイかも♪
・・・と、中央市場は観光客にも楽しめる市場です。

●中央市場(Nagy Vásárcsarnok)
 住所:1093 Budapest, Vámház körút 1-3.

 営業時間  月曜   06:00 – 17:00
       火~金曜 06:00 – 18:00
       土曜   06:00 – 15:00
       日曜   定休

 

市場へ行くのは楽しいんですが、滅多に行くコトがありません。
普通の買い物はだいたいスーパーで済ませてしまう(^^ゞ
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勤め人には市場が開いている時間の自由がないのよ。
哀し~い…(;_;)

 

 


マルギット島、秋のお散歩♪


マルギット島 オブジェ
マルギット橋からマルギット島へ入るとすぐに見えるのはこのオブジェ(↑)

秋休み中、お天気の良い日に『マルギット島』へ行ってきました(^_^) マルギット島へ行くのは本当に久しぶり(何年かぶりだと思う)で、秋に行ったのは初めてかも~♪

 

■『マルギット島』とは?

『マルギット島』はブダペストを流れるドナウ川にある中州の島。 島の中にはプールや温泉ホテル、野外劇場などもありますので、それなりに大きい島です。 島全体が公園のようになっていて、樹木が多く、ブダペストの都会人たちの憩いの場・・・といった感じ。 マルギット島の周囲をジョギングしている人がたくさん居ます。

貸自転車や、こんな乗り物もあり(↓)
レンタカー

 

■『マルギット島』へのアクセス

マルギット島へは、ドナウ川に架かる『マルギット橋』か『アールパード橋』のいずれからでも橋から直接歩いて渡っていくコトができます。 正面入り口(?)はやはり『マルギット橋』側の入り口かなぁ。 トラム(4番、6番)の停留所が『マルギット橋』の途中にあるので、そこでトラムを降りれば絶対に迷うことなし!!デス♪

なるべく歩きたくない場合は、ブダペスト西駅から26番のバスに乗って行くテもあり。26番のバスはマルギット島に乗り入れて縦断するようにルートが走っているので、歩かなくてもマルギット島へ行ってくるコトができます。

 

■でもやっぱりオススメはマルギット島歩き

悪天候の時には敢えておススメはしませんが、やはり時間がとれれば『マルギット島』はゆったりお散歩に最適の場所だと思います。 島の中をバスが走っているとはいえ、基本的に一般の車が走り回っているのはドナウ川の向こう側…というわけで、のんびりできます(#^.^#)

今回、秋のマルギット島へ行ってみたら、紅葉真っ盛り。
楓に似た葉っぱの木があったり…(↓)
紅葉

変わった形の実がなっていたり…(↓)
トゲトゲの実

カシューナッツの実(らしい)が落ちていたり…(↓)
カシューナッツ?
このウニみたいなのの中にナッツが入っているらしいデス。

コレはどこだったっけ? 『野外劇場』のところだったかな(^^ゞ (↓)
野外劇場?

コレも何だか分からない古めかしい建物。 教会かな? (↓)
古めかしい・・・

写真はありませんが、島の名前の由来でもある『聖マルギットの修道院跡(廃墟)』もあります。
…と、ゆったり歩きならではの発見があって、マルギット島、楽しめると思いますョ~♡

 

たくさん木が生えているというだけで良いなら…
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マルギット島までわざわざ出かけなくても、
我が家の周りでも十分にその資格があると思うのョ。
でも、マルギット島にはウチの周囲にはない「ゆったり感」あるんだよねぇ。