今回は、異文化的な話題で。!(^^)!
上写真(↑)に スプーンが3本。
このテのスプーンを ワタシに分類させると、2種類のスプーンに分けられる。
つまり、
右のスプーンは「大きいスプーン」(←スープやカレーを食べるのに使う)。
そして真ん中と左のスプーンは「小さいスプーン」(←その他 なんでも)。
しかし、ヨーロッパ系の人たちに分類させると、これら3本は、すべて別々のタイプに分けられるのです。
すなわち ワタシが「どっちも同じでしょ?」と思う小さいほうのスプーン2本、(↓)
これらは全く全然別のスプーンで、
右側の「小さいほうの大きいスプーン」は『ティー・スプーン』、
左側の「小さいほうの小さいスプーン」は『コーヒー・スプーン』であって、
「どっちも同じでしょ?」というのは言語道断らしいのであった。(^^;
もう5年以上前のハナシですが、ワタシ、ブダペストの語学学校に 週2回の夜間コースに通って、ハンガリー語の勉強をしていたんです。
先生はハンガリー人。生徒はワタシを含めて多国籍。
でも、比率としてはヨーロッパ系勢の生徒が多かったです。
ある日の授業中、詳細は忘れたけど、「ティー・スプーン」「コーヒー・スプーン」が話題になって。
グループに一人いたアメリカ人(女性)が、
「ティー・スプーンとか、コーヒー・スプーンとか、どっちだって同じでしょ?」
…と、口を滑らせた。
すると、日ごろは優しげなイギリス人(女性)が、
「違うわよ!!!(←「ちっが~わよ!!」って感じの強い口調で)」吐き捨てるように言った。
そしてヨーロッパ系生徒は コチラのほうに同調。
それに答えてアメリカ人(女性)、
「ご~め~んねぇ!! ガサツなアメリカ人で!!!」
語学学校のこと、もうだいぶ忘れちゃったけど、この時のエピソードは忘れられない……ガサツな日本人のワタクシなのであった。(^^;