8月20日、建国記念日のイベント

2010年8月20日 建国記念日

8月20日はハンガリーの建国記念日(聖イシュトヴァーンの日)です。

建国記念日には毎年色々な行事が行われます。たぶん行事の中でも有名なのは、建国記念日の夜にあるドナウ川の花火。今年も8月20日の夜9時から、恒例の花火がドナウ川で予定されています。20日にブダペストにご滞在の方は是非♪

建国記念日恒例のイベントの一つで、今回ご紹介するのは、『ブダ王宮』で開催される『Mesterségek ünnepe(メシュテーシェーゲク ウンネペ)』です。

『Mesterségek ünnepe』というのは、日本語にすると『工芸祭り』とかいった感じになるでしょうかね~。『ブダ王宮』に大勢の手工芸作家や販売業者が集まり、上の一枚目の写真↑ の手前に写っているようなテントの出店を出す、たぶんハンガリー最大の手工芸品祭りです。ハンガリー国外から参加している手工芸作家さんもいます。出店が出ているのは前庭だけとかではなく、『ブダ王宮』の敷地のありとあらゆるところがイベント会場になっている感じなので、見て回るだけでも運動になると思います。

集まっているのは業者さんだけでなく手工芸作家さん自身も来ているので、作っている作業を見れたりもします♪
こんな感じで↓
2010年8月20日工芸祭り(レース)

鍛冶屋さんとかも↓
2010年8月20日工芸祭り (鍛冶屋)

お客さんにも体験でやらせてくれるトコロ(機織りとか)もありましたョ♪♪♪

それから、こういう人たち↓ にも会えるかも♪
2010年8月20日 工芸祭り 

2010年8月20日 工芸祭り

このような感じで、ただ見に行くだけでも楽しい催しですが、『Mesterségek ünnepe』では多種多様な手工芸品を買うコトもできます。(…というか、それがイベント本来の目的か?)

2010年8月20日工芸祭り 人形
カワイイお人形みたいな小さいモノ↑

2010年8月20日工芸祭り フェルト帽
フェルトの帽子↑ などの、フェルト製品。

2010年8月20日工芸祭り 椅子
キレイな彩色を施した木工製品↑、 革製品とか 民族楽器などのブースもあったなぁ…。
出店のお食事処もあるし、仮設ステージではダンスや音楽も楽しめます。『ブダ王宮』の敷地内が丸ごとイベント会場!
さらに夜には、王宮からドナウ川の花火見物↓もイイと思います♪ (混んでるケド)
2010年8月20日工芸祭り 花火

今年(2013年)の『Mesterségek ünnepe』は、
 ・8月17日(土)~8月20日(火・建国記念日)の4日間
 ・時間は、午前10時~午後11時まで。
  (8月20日のみ、午前10時から午後9時まで)
 ・入場料 大人2,000フォリント
  詳しくは http://mestersegekunnepe.hu/
(8月20日のオープン時間が夜9時までで、花火の開始時間と一緒なのね。
 今年は王宮からは花火が見られないんでしょうかね~~???)

8月20日にブダペスト滞在中で、手工芸が好きな人にはお勧めのイベントです♪
今年がダメでも、たぶん来年もやってますョ!

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初めてハンガリーへ行く時、どんな服を持っていくか悩んだ時のヒント

BP空港チェックインカウンター

ワタシは旅行に行くとき、荷物のパッキングをするのが苦手です。
「こんなモノ、持ってこなければ良かった」…とか、逆に
「アレを持って来れば良かった」…とか、後悔することも多いです。

ワタシの場合、時間がなくて急いで荷造りした…とかいうわけではなく、
悩んで悩んで悩みぬいた末にやっと荷造りしてもそんな感じなので、
荷物のパッキングは苦手…というよりキライです(>_<)
パッキングが手際よく出来る方法とか、
誰か教えてくれないかな~~と、いつも思います。

こんなワタシですので、旅行荷物のパッキングの方法について
他人様にアドバイスできるような事は何一つありません…が、
ハンガリーの気候についてでしたら経験上の知識も多少ありますので
今回はハンガリーの気候についてまとめてみます。
旅行前のお洋服選びのヒントとしてお役に立てば幸いです。

 

ハンガリーって、だいたいどこら辺にあるの?

ヨーロッパ地域(広大なロシアの部分を除く)の地図を見ると、ハンガリーはヨーロッパのほぼ真ん中辺り、周囲の国境線はすべて隣国と接しています。(つまりハンガリーに海は無い。)国土面積はだいたい日本の九州と四国の面積を合わせたくらいの広さ。地図では分かりにくいですが、ハンガリーの国土は日本よりもずいぶん小さいんです。その大部分はなだらかな丘陵地帯。ハンガリー最高峰の『ケーケシュ山』でも標高は1014メートルしかありません。
海を含めると東西にも南北にも広い日本に比べると面積が少なく、標高の高い山岳地域もないのがハンガリー。首都ブダペスト(ハンガリーの東西ではほぼ中央、南北ではちょっと北寄りの部分に位置します)の緯度は、だいたい北緯47度辺りです。日本で北緯47度というと、北海道の最北端…の日本海海上辺りに当たるようです。つまりヨーロッパの中ではけっこう南にあるけれど、日本と比較すると結構な北国…ということになります。

 

ハンガリーに四季はあるの!?

ハンガリーにも四季の変化があります。かなり大雑把にいうと、一年を3ヶ月ごとに4つに別けて、3~5月が春、6~8月が夏、9~11月が秋、12~2月が冬…という感じでしょうか。春といっても3月はまだけっこう寒いですし、秋といっても11月になればもう寒かったりしますけれど、日本で四季の移り変わりを感じるのと、それほど大きな違いはないように思います。
日本の梅雨や台風みたいな雨季のシーズンはありませんが、雨が降らないわけではありません。冬には雪が降ります。でも、日本の豪雪地帯のように何メートルも雪が降り積もるようなことはないです。とはいえ、冬は寒いだけでなく日照時間がかなり短くなるので、敢えて冬に旅をする目的(たとえばクリスマスマーケットとか)があるわけでないなら、観光には春から秋までがおススメです♪

 

その他の特色

日本が夏の今、ハンガリーでも同じように夏です。ハンガリーでも夏の暑い日は35℃を超える時もありますので、避暑に最適…とお勧め出来ないのが残念デス(^^;;  でも、蒸し暑さは日本ほど厳しくないのと、暑い日でも夜は20度代に気温が下がるので、熱帯夜が続く東京などに比べれば過ごし易い…かもしれません。
最近の日本は残暑も厳しく9月まで残暑が長引く傾向にありますが、ハンガリーではそれほど残暑が続くことは少ない気がします。それよりも要注意なのは、ある日突然寒くなる…つまりある時を境目に急に秋になってしまった…という事がある点。ちょっと大げさだけど、夏タンクトップ一枚で過ごした翌日に急に冷え込んで、ちょっと厚手のジャケットを着なくちゃならないような時があったりします。そのような急激な気候の変化がある時もあるので、季節の変わり目にハンガリーへ行く場合は気を付けてください。
晩秋から真冬にかけては日が短いのですが、明るいはずの昼間でも薄暗い曇り空の日が続くことが多いです。また、冬は雪が降るし、外の気温はマイナスを下回る寒さになりますが、建物の中はガンガンに暖房していて暑かったりしますので、一枚だけ暖かい服を着るよりも、重ね着で調節できるようにした方が良いでしょう。

 

天気予報?

ハンガリーのテレビでも、ニュースの時間の終わり辺りに天気予報のコーナーがありますが、ワタシ、ハンガリーの天気予報をあまり信用していません。予報がほとんど外れてばかり…と言うと語弊がありますが、雨の予報が実際には一日後になったり前になったり、そういう事がしょっちゅうあるんですよね~。
自分でハンガリーの天気予報を信用しないと言いながら、インターネットの天気予報サイトを紹介するのも矛盾していますが、ハンガリーの天気予報サイトをご紹介します。
 ハンガリーの天気予報サイト『Időkép Hirdetés』
このお天気サイトのリンク先では、ブダペストのこの先3週間分の天気と最高/最低気温をチェックすることができます。(ピクトグラムと数字なのでハンガリー語が分からなくても大丈夫♪ ハンガリーでは日本と同じく温度は摂氏なので分かりやすいですョ。) このお天気サイトでは「明日は何を着ようかな?」という翌日の気候に合わせた服装のモデルさんの写真も載っています。(実はそれを面白がって見ているワタシ。)
当たるも八卦当たらぬも八卦の天気予報ですが、旅行前の準備の時には少しは参考になるんじゃないでしょうか~。

 

最後にむりやり日本国内旅行にあてはめてみる

ここまで色々書いてきましたが、最終的にはハンガリーへご旅行の際には
「夏でも夜は冷える可能性がありますし、冬は室内外の気温差が激しいので、重ね着など、体温調節がしやすい服装をご準備ください」
…という何処かで見たことがあるような結論に達してしまいます。スミマセン。
ワタシ個人の意見ですが、ハンガリーへ旅行する時の服装の準備は、日本の国内旅行にあてはめるなら、北海道へ旅行するつもりで準備をすれば、それほど外さないのではないかな~?…と思います。

 

それでは、Jó utazást kívánok!(←「良い旅を!」という意味のハンガリー語)

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