2014年4月30日、嵐が止んで 晴れ間も見え始めていた午後4時過ぎ頃のフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)周辺、停電。
(ハンガリーの高校の卒業式について説明した過去記事はコチラ)
(この記事につながる停電前の4月30日についての前回記事はコチラ)
1時間後には卒業式(バッラガーシュ)が始まるっていうのに、停電。(-“-)
とりあえず昼間なので、停電しても一寸先が闇…ということはナイ。 例年フニャ高のバッラガーシュは、午後5時に開始して だいたい7時頃には終了。 まだ暗くならないうちなので、「照明」の意味での電力はなくても大丈夫。
でも、バッラガーシュでは 卒業生が校内を行進するときに流れる音楽が必要。
それから、式典ではマイクも使います。
音響装置に電力は必須。
電気が要るんだ、卒業式(バッラガーシュ)には!!!!
…それなのに、停電。(T_T)
電力復旧しないまま、5時を経過してしまい、どうなることかと思っていたら、予定より約15分遅れて、5時15分ごろ、バッラガーシュ(卒業式)の最初の部分、卒業生が列を組んでの校内めぐりが始まりました。
もちろん、音楽なしで。(>_<)
通常は、バッラガーシュ(卒業式)定番の歌がスピーカーから流れていて、卒業生たちは歩きながら 一緒にそれを ちょっと口ずさむ感じで学校内を歩き回るんですが、
今年はBGMなしで卒業生たちが自分らで歌っていました。(証拠写真↑)
ちょっと面白おかしい歌詞の歌で、たぶん卒業式の定番曲ではなかったけど、BGMなしなんだから、良しとしましょう。(^^ゞ
この記事にある写真(↑)(↓)はもちろん、過去記事(1・2・3・4)にアップした校内めぐり中の写真は、停電のせいでBGMなしで行われたものだったんです。
ま、「明るさ(照明)」の面では じゅうぶんな明るさがありますけどね。 でも実は音楽がナイ。(-“-)
そんな中、外では
校庭での式典の開始を待っている父兄たち…せめて音楽が流れていれば、「今、校舎の中を歩いているところだ」って分かったでしょうけど、音楽なしで 外からは校舎の中が全くうかがい知れない状態で、待たされていたんだなぁ…。(^^ゞ
(また続きます)
バッラガーシュの日、校舎の中に入れるのは
フニャ高の生徒・職員の他は、カメラマンなど限られた人だけです。
間違えて校舎に父兄が入ってきちゃったりすると、
すみやかに外へ追い出されちゃう。
父兄を含めて余裕で入っていられるようなスペース、
校庭以外にはありませんから。(^^ゞ