きよしこの夜の特別メニュー

 

クリスマスツリー

12月24日、クリスマス・イブの日のことをハンガリー語ではSzenteste(セントエシュテ)という。 szent(セント)が「神聖な」、este(エシュテ)は「夜」なので、Szentesteは文字通り「聖夜」、きよしこの夜~♪…です。

お肉が大好き♡お肉が命♡のハンガリー人の皆さんですが、クリスマス・イブにはお肉ではなく、魚を食べます。それが伝統。

いつもはお肉ばっかり食べている人でも、クリスマス・イブの日の晩餐には『ハラースレー(←「漁師の汁」という意味の「魚のスープ」)』(↓)を食べる。
ハラースレー

そして、メインディッシュには『魚のフライ』(↓)
コイのフライ
付け合わせは紫タマネギ入りのじゃがいもサラダで。(^^)

ハンガリーで魚というと「コイ」か「ナマズ」です。(写真にある魚の切り身はコイ)

さらにデザートには、ハンガリーの「クリスマス・ケーキ」にあたる「ベイグリ」(↓)で しめる。
マーコシュ・ベイグリ

ハンガリーの伝統的な肉抜きのクリスマス・イブのディナーは こんな感じ。(*^-^*)

クリスマス・イブに魚を食べる理由は、魚のウロコをお金に見立てて、「お金に困りませんように」とか「お金持ちになれますように」といった意味合いなんだそうです。

イブに肉を食べず 魚を食べるのには、もっと何か宗教的な意味があるのかと想像していたけど、意外と現実的な願い事系の理由だった。(^^; しかし、そういう理由と知ったら、お金に困りたくないワタシは 来年もクリスマス・イブには肉断ちして魚を食べよう…とか思ってしまうのであった。(^-^;;

 

日本ではイブにチキン…というか、鶏モモを食べるよね?
それには何か理由があるの???
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