レゲーニィフォゴー・スープ、その意味は?


 

レゲーニィフォゴー・スープ
コチラ(↑)は、11月17日のフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)給食に出てきた『レゲーニィフォゴー レヴェシュ(legényfogó leves)』
(レヴェシュ(leves)は ハンガリー語で「スープ」のことデス。)

写真では何が入っているか全然分からなくてスミマセンですが、鶏肉やキノコ、野菜が色々入っていて、生クリームなども使われている美味しいスープです。

このスープのネーミングが なかなか興味深いの。(^ー^)

ハンガリー語の「レゲーニィ(legény)」とは、「若い男性」 つまり「若者」のコト。 特に独身の若者」を意味することもあったりする。

「フォゴー(fogó)」というと、普通は「ペンチ(工具の挟むヤツ)」のことを指すんだけれども、この場合は「フォグ(fog)」という動詞(意味は「掴む、捕まえる」)を名詞化した形で、日本語で考えて「捕まえるもの、道具や人。キャッチャー」などを意味しています。

ここまで説明すれば 勘のいい人にはもう判ったと思うけど、『レゲーニィフォゴー レヴェシュ(legényfogó leves)』の名前の由来は、
若い嫁入り前の娘がいる家に 独身の若者(legény)がお客に来る。 そんな時、この美味しいスープを娘に作らせて若者のハートを虜にし、娘と結婚したくなるようにしてしまえ!!…という意味のスープなのです。

「男のハートは胃袋とつながっている」…とか何とか、言いますもんね。(^^ゞ

 

『レゲーニィフォゴー レヴェシュ(legényfogó leves)』を日本語にするには
何ていうのが良いんだろう~?
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「婿さん捉まえスープ」? 「婿取りスープ」?「男心掴み取りスープ」???
…どれもイマイチしっくりこない…(^^ゞ