ある日、ある同僚に、
「どうしても外せない用事があるので、(授業時間の)最初の10分間、自分の代わりに教室へ行って、生徒が騒がないようにしておいて!!」
…と、頼まれました。
フニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)って、休み時間には生徒を全員廊下に出して、教室にはカギを閉めてしまうんです。
だから、授業時間が始まっても先生が来ないと、生徒たちは教室の中に入ることができないんですね。 で、先生が来るのを待ちながら、廊下で騒ぎ始めたりするわけだ。(←当然でしょ?)(^^ゞ そうすると、すでに授業をしている教室では「外がウルサイ!!(怒)」…ってことになるし、色々とマズイんです。
それで、先生が休んだ時などは 代理の先生が行って、生徒たちを教室に入れて、静かにさせておかなくちゃならないわけ。
「代理」の時ってね、生徒たちを教室に入れたら あとは特にすることナイのよ。
「A先生は少し遅れます。来るまで静かにしててください」…とか言って、あとは勝手に自分の仕事をしていてもイイ。…というか、それでイイ。(^^ゞ
で先日、「10分間」という約束で、ある教室へ行きました。(結局、10分間ではなく、20分間くらい「代理」をしていたんだが。)
ワタシ自身は その間、生徒たちには静かにしていてもらって、自分は本でも読んでいるか…と しっかり本も持参していたんですが、
「せっかく来たんだから、(日本語の)授業して~♪」…とか言う生徒がいまして。
そのクラスの中でワタシが知っている生徒は 日本語クラスに来ている子が一人だけで、あとはワタシの知らない子ばかりだったんだけど。
日本語クラスに来ている子に
「日本語で何を勉強したか みんなに見せてあげなよ。ひらがな書いてみ!!」と言ったら、その子、本当に書いた。(↓)
ワタシが 無理やり書かせたわけではありません。
思わぬところで 非・日本語学習者のクラスメイトたちに、日本語を勉強中の子が学習の成果を披露する機会となったのでした。v(^_^)v
この子の場合、ちゃんと覚えて書けるようになってたから、
嫌がらずに けっこう喜んで書いてくれてたみたい。
やっぱり、ひらがな覚えられない子は
「書け!」って命令しても、書かないですよ…。(-“-)