今日は4月1日。 エイプリル・フールなので、
「食生活の健康志向の影響で、ハンガリーの学校給食に『マーコシュ・テースタ(↑)』などの甘いメインディッシュは 今後一切出されないことに決定された。」
…とかいう、大ボラを吹こうかと思ったんですが…、やめました。
だって、あまりにも信憑性がないから…。(-“-)
ハンガリーの学校給食から 甘いメインディッシュがなくなるなんてコト、あるわけがないもん。
『粉砂糖をふりかけた甘いパスタ』なんて、日本人にとっては その存在そのものがエイプリル・フールのジョークのようだろうけれども、ハンガリー人はそれがマジで大大大大大大好きなんです。
数年前のこと、給食に「甘いメインディッシュは出なくなる」とか、「毎週 魚が出るようになる」とか、そういうデマが飛んだことはあったんですよね~。 …というか、子供たちの健康のために、健康的な食事を!!…ということで、実際に そのような話し合いはあったらしいんだ。デマじゃなくってね。 結局うやむやになったんですけどね、モチロン。
そういう「話し合い」が行なわれていた当時、ハンガリーではフェイスブックに「スポンジケーキのチョコソースがけを救え!!」っていうページが立ち上げられて、多くの『いいね!』が集まったんです。
つまり、ヴァリエーション豊かな甘いメインディッシュの数々は、ハンガリー人の精神的支柱!…かどうかは分からんケド、昨今の健康志向ブームなどというチョコザイなモノなんかで絶やしてはならない大切な伝統。 ハンガリー人は給食の甘いメインディッシュを こよなく愛しているんです!!!
ワタシは愛してないけど。(-“-)
ちなみに『スポンジケーキのチョコソースがけ』ってのはコレ(↓)ですよ。
シンプルなスポンジの切り落としに、チョコ風味のソースがかかっているだけ。デザートじゃなくて、メインディッシュです。
こんなの、給食から消え去っても別にイイじゃんね?
(全然健康に良さそうでないし…)
「スポンジケーキのチョコソースがけを救え!」フェイスブックページには、
同僚から「いいね!」のリクエストもあった。
その同僚自身はフニャ高で給食食べてないのに。
食べないのになぜ守る必要が? ソレって、子供時代の郷愁???