廊下の見張り番

冬霧

1月半ば、一年で最も寒い頃ですね。
日本で大学入学共通テストが行われるこの時期、ハンガリーでは高校入試の全国共通テストが行われます。

ハンガリーの高校入試の全国共通テストは、国語(ハンガリー語)と数学の2科目だけで、テスト時間も45分間ですから、2科目あっても土曜日の午前中までで終わります。
その点、5月にある高校卒業試験とは大変さが全然違う。

それでも試験慣れしていない8年生たちにとっては、緊張モノでしょうけど。^^;

受験会場になるフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)で、ワタシは廊下の見張り役担当でした。

廊下の見張りって、特に何もすることナイんですよ。
休憩時間のとき、トイレの場所とか案内するくらいかな??? テスト受けに来て、対処が必要になるような大騒ぎをする子どもも居ないですし…。

特に退屈なのは、試験が行われている間も「何かの事態に備えて」ずっと廊下の持ち場に控えていなくちゃならないところ。ちなみにワタシには「何かの事態」は起きたことありませんでした。

つまり朝、受験生が校舎に入ってくる前から、国語・数学の試験が行われて、受験生が帰って居なくなるまで、約3〜4時間の間、することもナイのにずっと廊下に居なくちゃならない。

仕事自体は全く難しくないけど、楽しくない。そしてちょっと寒い。
それが廊下の見張り番でした。
(^_^;)

 
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