外線電話の恐怖(ToT)


犬

日本語で話す場合はともかく 不自由な外国語で会話する時には、ジェスチャーや表情でのコミュニケーションが効かない電話で会話するのは難しい。 だからフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)職員室で内線電話はOKでも、話す相手と内容の予想がつかない外線電話に出るのはイヤだ…(>_<)……というのが前回までのハナシ。(前回記事へのリンクはコチラ)

 

今年10月の初め頃だったと思うんですが、ワタシ、お昼過ぎ頃の時間に職員室の電話が鳴ったので出たんですね。 そうしたらソレ、外線電話だった
『あぁぁぁぁ、失敗した!!! 電話に出るんじゃなかった(ToT)』…と思っても後の祭りよ。
電話の相手はコッチがハンガリー語の不自由な外人だとは気付かずに普通に喋ってくる。

それでも、ま、電話をかけてきたのはP先生あてだということくらいは分かったので、P先生がその場にいれば「Pさん、電話だよ(^_^)」…で済んだんですが、運の悪いコトにその日はP先生、もう家へ帰ってしまった後だった。

しかしその場では、P先生がその日帰っていくところを見たような気がするな~ってくらいで、確信はなかったので、
「P先生はココ(職員室)にはいません。 たぶん今日はもう帰ったと思いマス。」と答えた。
内心、『だから今日のところはもう諦めてくれ!!』…と思いつつ(^^ゞ

しかし、電話の相手は諦めてくれる気配がなかった(>_<)

しょーがないので、 「時間表を確かめてくるので、ちょっと待ってください。」って言って、時間表を見に行った。
その日、P先生の時間表は3時間目までしかなかったので、やっぱり帰ってしまった後なのはほぼ確実。

「すみませんが、今日は授業が3時間目で終わっているので、P先生はもう帰りました。」
『だからもう諦めろ。頼む!!』(←ワタシの内心の叫び)

それでも相手はまだあきらめてくれない気配…。

「あのぉ~、急ぎですか?」とワタシ。
(「急ぎだ!」って言われても、だからどうするという当てもナイけど、一応聞いてみた。時間稼ぎ。)
「えっ、何!?」
(ワタシの発音がよろしくないので分からなかったらしい。すまんのう(^^ゞ)
「え~~、とっても急ぎでしょぉ~か~?」
たぶんこの辺で、向こうもワタシが粘っても埒があかない相手だと分かったんだと思うのね。 ワタシの話し方から、電話にでたのがフニャ高のハンガリー語が良く話せない日本人だと気が付いたかもしれない。

 

結局、向こうが折れて、
「P先生に、『(人の名前)の件』で、明日の10時頃にまた連絡する、と伝えておいてくれ。」
「かしこまりましたでござる。」

内心『勝ったd(≧∇≦)b』…と思った瞬間だった。 いや、本当は全然勝ってないけど…(^^ゞ

でもさ、伝言をあずかったということは、この一件をP先生にメモで残しておかないといけないわけで。 当然P先生への伝言はハンガリー語で書かないといけないわけで…(>_<)

スペルに自信のない単語を辞書で確かめながらメモを書き、さらにその場にいた他の先生に
「今、コレコレこういう電話があったんだけど、このメモでPに伝わると思う?」
…と添削を受け(-“-)、P先生の机にメモを残しておいたのであった…。

だから外線電話はイヤなんだ~!!! (ToT)

 

日本語でだったら、
「Pと連絡をとり、折り返しお電話させます。お電話番号をいただけますか?」
…とでも言って、対応するところだったであろう。
…んが!
ワタシ、P先生の電話番号なんて知らないし。
P先生に連絡とって、電話してもらうまでの果てしない道のりを考えると、
そんなコトは面倒くさくて 言うことが出来ても言えなかった…(^^ゞ
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流暢に言う自信はないので、
言ってたとしたら理解してもらうのに苦労したと思うし?