今年、2013年の8月以降にハンガリーへ旅行にいらした方々には、ハンガリー滞在中に必ず目についたであろうと思われるのがコチラの看板(↑) 逆に、今年の8月よりも前にハンガリーを訪れた方々の目には触れることがなかったであろう、この3ヶ月ちょっとの間にバイキンのように増殖した看板デス(^^ゞ
こういう看板(↓)
この○の中に18とあるトコロがポイント!
このNEMZETI DOHÁNYBOLTと書かれた看板の店、ハンガリー国内どこへ行っても、そうとうなド田舎へ行ったとしても集落に1軒はあるんだろうな~と思う。
「わずか3ヶ月でこれだけ店舗を増やすなんて、どういうチェーン店!?」…と思われるかもしれませんが、コレ、チェーン店というわけではなくて『タバコ屋』の看板なんです。 だから、8月以前にタバコ屋で商売していたトコロの多くは、8月以降にはこの看板を掲げるようになった…というわけ。
■ハンガリーの喫煙マナーは悪い!
ハンガリーへ来たら分かると思うんですが、ハンガリーという国は野郎どものみならず、うら若い娘たちでも、時にはベビーカーを押している母親さえもが平然と歩きタバコをスパスパ吸っているような煙草マナーの悪い国でして・・・。 具体的なパーセンテージは知らないけれど、ハンガリー国民の喫煙率はかなり・・・相当高いでしょうね。
■大人だけではない
そして、本当はこんな事はココに書きたくもないけれど、高校生のヤツらも皆タバコを吸っているんですよ。 ま、100%じゃないでしょうけどね、でもま、それに近いくらいにね。 ウソだと思うなら、ワタシみたいにハンガリーの普通の高校に6年も勤めてみれば分かるわョ、本当に。
ちなみにハンガリーで喫煙が許されるのは18歳以上で、18歳未満の高校生がタバコを吸うのは違法です。
■規制は厳しくなる傾向にあるが…
一方、ハンガリーという国は貧乏ながらも一応 文化的な先進国を目指しているらしいので、自国のタバコ事情は宜しからぬモノでこれを何とかするべし!・・・と、レストランを全面禁煙にしてみたり、公共の建物も全面禁煙にしてみたり・・・などの条例策を打ち出してきてはいるのです。
例えばフニャ高(←ワタシの勤め先の高校の仮の校名)も公立高校ですので校舎は公共の建物。 だから現在はたとえオトナの先生たちといえども学校の構内ではタバコを吸うことはご法度。 でも喫煙者の先生たちは学校の塀の外へ行って一服してるから、構内喫煙禁止が個人的な禁煙につながるかどうかは全くの別問題(^^ゞ 歩きタバコの人は相変わらず多いし、喫煙が禁止されているはずのバス停周辺などは事実上の無法状態だし。
国民のタバコ事情に対処するためか、または若年齢層の喫煙を食い止めるためか、新たに導入された法律により8月からNEMZETI DOHÁNYBOLTが雨後のタケノコのように国内に大展開されているという現状。 そのNEMZETI DOHÁNYBOLTとはどういったタバコ屋なのか!?
記事が長くなってきたので、それについては次回!!
ワタシは喫煙者ではありませんし、
正直、喫煙者に対して好意的であるとは申せません。
今回の記事にはコトバの端々に刺々しさが表れていたのではないか…と(~_~;)
ただ、ハンガリー人はあまりに喫煙者が多いので、
タバコを吸うというだけでいちいち人を嫌ってはいられない
…という現状もあったりする(^^ゞ